災害救助法、町田古墳群で一般質問

季節の風景

おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。途中でゴミ出しをしているお母さんと偶然出会い、「いま、おまさんの本を毎日読んでるでね。また、書いてくんない」と声をかけていただきました。朝から気分よく動けそうです。外は曇り空ですが、雨が落ちてくる感じではありません。

昨日は一般質問最終日でした。栗田議員から始まって私まで6議員が質問に立ちました。今議会では市長が公約だという副市長4人制などをとりあげて、中川市長の公約の中身、1年間を振り返っての市政の在り方を問う追及が多かったですが、昨日も栗田議員が「あなたは優秀な政治家だと思うが市長には適さない」とのべ、市長選では中川市長を応援した宮越議員(元市長)が応援したのは間違いだったとし、関係者に陳謝し、市長には退陣を求めるというところまで発展しました。発端は中川氏と宮越議員の選挙協定にあるようですが、意見の不一致があるなら双方でじっくり協議するのが基本です。そのことをまず、しっかりやってほしいものです。どうあれ、副市長4人制をめぐる議論は次の3月議会で終わりにしましょう。市民の暮らしを守ることが最重要課題ですから。

私の一般質問は、豪雪時の災害救助法関連と吉川区町田古墳群についてでした。

これまでも、2021年1月の豪雪時、災害救助法対象となる除雪費支援の一部がいまだに認められていないことを問題にしてきましたが、11月の県議会でもそのことについてのやりとりがあったことから、まず、当市との関わりの中で、どういう状況になっているのか訊きました。

市長答弁は極めて重要な内容なので丁寧にお知らせします。市長は、「要援護世帯等3,579世帯の救助を実施し、約2億7,000万円の救助費用の全額を負担金として県から受領している。令和3年5月に、救助を行った全ての世帯に係る資料を、県を通じて国に提出したが、国からは、現場の写真が添付されていないことや、住宅側面等の除雪の必要性について確認を求められたため、本年1月に対象世帯に近接する観測地点の積雪量データや、住宅側面の除雪の必要性を説明する資料を県を通じて国に提出した。その後、救助法適用の可否について、県と国が継続的に協議を重ね、7月に入り、疑義がある1,186世帯を対象に、11月の国の精算監査に向けて、追加資料を提出するよう依頼があった。これを受け、市では、資料を作成するとともに、先月7日から10日まで行われた精算監査に同席し、国に対し、県とともに除雪の必要性を訴えてきた。現在、精算監査の結果を踏まえ、国の指示に基づき、200世帯余りについて、再度追加資料の提出等を求められ、対応しているところであり、引き続き、県と情報を共有し、連携を図りながら、国の理解を得られるよう取り組んでいきたい」とのべたのです。国が雪の災害救助にあたり、現地の苦境を理解しようとせず、自分たちが作った基準で救助対象となるかどうかを厳密にチェックする姿勢が浮き彫りになる答弁でした。今後は日本共産党の県議会議員、国会議員、野党共闘議員と連携して追及していきます。

町田古墳群については、発見に至る経過、発見の意義、今後の取組について訊きました。発言にあたっては、町田古墳群や丸山古墳へ行き、見たこと、感じたことも交え、できるだけ自分の言葉で語るようにしました。素人は、専門的なことを学んでいくことも重要ですが、歴史文化はみんなのものです。みんながわかるようにという姿勢で質問を繰り広げました。

早川教育長は、「頸北歴史研究会や有識者によると、町田古墳群は今から約 1,750 年前から 1,520 年前にかけての古墳時代前期から中期の古墳群と考えられる。また、そのうちの 1 基は前方後円墳である可能性が高く、市内では清里区の菅原古墳に次ぐ 2 例目であり、県内でも 9例目となる発見であると指摘されている。この発見は、頸北地域にも大和政権とつながりを持ち、古墳群を造営する集団がいたことを示しており、当市の歴史に新しい一ページを加える成果であると考えている」「昨年 12 月に古墳群の正確な位置について測量調査を行い、この調査結果を基に、令和 4 年 2 月には文化財保護法に基づく遺跡登録の手続を行い、その保護措置を講じた」「今後の課題としては、現在登録されている古墳群周辺に未発見の古墳が存在する可能性があることから、それらの把握に努めることが重要と考えている。教育委員会としては、課題の解明に向け、県の指導をいただきながら、同研究会とも連携し未発見の古墳の把握とその保護に万全を期してまいりたい」と答えました。

私の一般質問については再質問も振り返りながら、活動レポートで大要をお知らせしたいと思います。

きょうは、これから、党会議です。

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