« 柿崎、吉川、大島区の山間部をまわりました | メイン | 現に「除雪を行うことができないでいる世帯」を救助対象にすべきだ »

清里区青柳などの豪雪状況を視察

 昨日は日本共産党の豪雪災害対策本部で清里区へ行ってきました。視察地としてここを選んだ理由は、28日段階で市内観測点中最高積雪を記録している(4㍍17㌢)こと、18豪雪の際、市内で一番早く県の重機貸出を利用して集落内除雪をやった町内会(東戸野)があることです。

 青柳へ行って感じたのは冷え冷えしていることでした。雪はサラサラでまさにパウダースノー、ズボンにも簡単にくっつきます。ただ、午後から青空がでたこともあって、雪はしただまってきていました。積雪量の観測点がある旧青柳分校を訪れたのは市議になってから3回目です。一階が雪ですっぽりと埋まっていて、屋根雪がいつもよりも重く感じられました。

aoyanagi120130.JPG

bunnkou120130.JPG

 一昨日から竹島県議などを通じて県防災局との間で議論を続けています。それは、災害救助法の適用に伴う除排雪の対象世帯を狭めかねない事態が進行しているからです。県から市町村にどういう働きかけがあったのかわかりませんか、例えば、上越市内では、「今回は自らの資力労力によって除雪を行うことのできない要援護世帯の生活確保に係るもののみが対象」(頸城区総合事務所など)という文書が町内会長にファックス送信されています。しかし、「資力及び労力」があるかないかの判断は、日本共産党国会議員団の問い合わせに対する厚生労働省の見解、「危険が生じているのに除排雪できない状況そのものが『自らの資力及び労力によっては除雪を行うことができない』ということであり、救助の対象となる」で明白です。住宅の倒壊などによって重大な事故が起きないうちに、この豪雪下、「現に除雪を行うことができないでいる世帯」すべてを救助すべきです。

 日本共産党県委員会は、この問題で、きょう、県当局に対して要望書を提出することにしています。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hose1.jp/mt/mt-tb.cgi/3229

コメント (2)

ドンカズ:

 県貸与の重機使用弾力的運用に尽力を。
 昨日の青柳巡見ご苦労様でした。ブログの内容の通り、県貸与の重機、要援護世帯のみの対応とか、当町内では4世帯のみの対応です。
 しかし現実は多くの世帯で雪の遣り場等の対応に苦労して居ます。基本的な県の対応を理解しつつも現場の運用は町内会長等の運用権を認めてもらえるとありがたいと思います。
 運用指針として、要援護世帯・町内等の安全確保・一般世帯等の順序を示したうえ、配布重機が有効に使われる様、県等に申し込み、地域の安全対策にご尽力をを頂ければ頂ければ幸いです。

 コメントありがとうございます。昨日いただいたマップを見ながら青柳の状況を見させてもらいました。空き家の屋根雪など昨年同期よりも雪は多いと思いました。ご提案の趣旨を踏まえ頑張っていきたいと思います。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

2022年06月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

About

2012年01月31日 03:25に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「柿崎、吉川、大島区の山間部をまわりました」です。

次の投稿は「現に「除雪を行うことができないでいる世帯」を救助対象にすべきだ」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34