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三八市、柿崎映画祭、Mさんのお通夜

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 おはようございます。今朝は秋の雲がいいですね。早い時間帯はすじ状の雲が主、その後はうろこ雲が広がっています。いつもの朝よりも写真撮りの時間がかかりました。

 昨日はお盆後初の直江津の三八市。13日の市では、強烈な雨でビラを1枚も配布することなく逃げてきたので、2週分のビラを持ってお店をまわりました。昨日はいつもよりも出店数が6~7くらい少なく、静かでした。それでも、ヤマボウシの実を持参していたことなどもあって、何人もの人と楽しいおしゃべりができました。

 お昼の少し前、柿崎の浄福寺へ行ってきました。第1回の「手しごと・手造り」柿崎・上越作品展を観るためです。実行委員会の角張さんが「上越の北の地域でもにぎやかにしたい」と語っておられましたが、会場のお御堂のなかの賑わいにはびっくりでした。入り口のそばでは市役所でお世話になってきた内山さんが竹細工を出展、レパートリーの広さを再確認させてもらいました。浄善寺の坊守さんが素敵なプレートを制作されているとはね。初めて知りました。一度、お話してみたいと思います。中央部ではベテランの松崎さんが木工作品を、竹内さんがつるかごを、池田さんがアケビ細工を、奥の方では奥田さんが押し花を、坂井さんがさをり織りを展示、吉川区在住の五十嵐さんもお面など木彫り作品を出されていました。この人たちの作品は何度も観させてもらっていますが、こうした企画では欠かせない役割を果たしておられますね。そうそう、山川さんの折り紙、、初めて観ました。楽しさが感じられ、素敵です。作品のいくつかを写真に撮りました。この作品展は20日までです。

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 お昼休みの時間帯、空があまりにも美しいので、柿崎海岸に出てみました。お昼の時間ということもあって、ほんの数人しかいませんでした。何となく夏が終わったという感じになっていましたね。

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 午後2時からは柿崎映画祭に参加しました。やはり、無理に時間をつくってでも観て良かったです。上映されたのは、ドキュメンタリー映画「武蔵野」(原村政樹監督)。海が豊かな生命を維持していくうえで山林(ヤマ)の果たす役割が大きいことはよく聞いていましたが、農業、耕作地を豊かにする上でも山林が重要であることは、これまで、あまり考えてきませんでした。武蔵野では、江戸時代から木を植え、森を育てながら、循環型農業を続けている。映画「武蔵野」ほど農業のあるべき姿を追い、山林と畑の土の世界の関係を深く記録した作品はない、そう言ってもいいのではないでしょうか。

 大量の落ち葉を活用し、3年もかけて完熟堆肥をつくり続ける。ジャガイモやサツマイモの種イモの扱い方が半端ではない。機械化は進んだが、機械に任せられないところでは手仕事をちゃんと守っている。映画に出てくる農家の3人は、NHKのプロフェッショナルに登場してもいいのではと思いました。落ち葉の作業のとき、集めた落ち葉の中に子どもたちが飛び込む。ジャガイモの収穫のときも、子どもにも仕事を手伝ってもらう。小さな手で赤ちゃんの頭ほどのジャガイモを掘り起こし、うれしくなって、その喜びを伝えるために若いお父さんのところへ走って行く子どもの姿を見たとき、こういうことを自然とやっているから、武蔵野では半分近くの農家に農業後継者がいるわけだと思いました。

 映画がとりあげた中身が良かったばかりでなく、季節の展開を意識した構成などもよかったです。桜の木を使ったイスが完成した映像のあと、花盛りの桜の木を写す。見事でした。スミレ、キンラン、ヤマユリ、ヘクソカズラ、ツリガネニンジン(ノノバとも言います)、シラヤマギクなど春から秋までいろんな野の花が登場させ、それがいいアクセントになっていると思いました。武蔵野の森は野の花の宝庫なんですね。昭和20年ころだと思いますが、母が東京の街中の線路脇でノノバを見つけたことがあると言っていました。母が勘違いしたのではと思っていたのですが、武蔵野にもあることが今回わかって、母の話はウソでないと思うようになりました。

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 夕方からは地元で長年お世話になってきたMさんのお通夜でした。Mさんは吉川区の山間部、川谷地区を担ってきた大黒柱的存在の一人です。地元や会社関係だけでなく、法政大OBなどの友人のみなさんも参列されていました。

 私の活動レポートの1871号、「春よ来い」の第519回、「一日花(2)」を私のホームページにアップしました。ご笑覧ください。

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2018年08月19日 07:50に投稿されたエントリーのページです。

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