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未来を語るトークセッション


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 おはようございます。今朝は寒いですね。ストーブなしの部屋にいると、足が冷えて行くのを感じます。外はまずまずの天気です。日は射していませんが、少し明るくなってきました。写真は今朝の米山さんです。

 昨日は午前が葬儀でした。元教員のHさんです。私も子どもたちもお世話になった先生でした。葬儀場には町内会の人たちの他、元教員の人が多かったですね。喪主さんの挨拶の中で、先生が作った最後の句として紹介されたのが2つありました。そのひとつだけ記憶しました。一合は晩酌欲しき夏茄子。闘病中につくられた俳句だと思います。気持ちが伝わってきます。

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 三和区で昼食をとり、高田世界館に行きました。地域情報誌「あどば」主催のトークセッションがあったからです。テーマは「これからの地域と仕事の未来を語ろう」。人口減少が続く時代のなかでどんなまちづくりをしていったらいいか。そのヒントが欲しくて参加してきました。

 セッションでは、五十川ルリ子さん、竹内義晴さん、指出一正さん、影山直志さんの4人が地域づくりなどについてそれぞれの思いを語りました。上越市自治・市民環境部長の影山さん以外は初めて見た人です。

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 結論から言うと、自分たちが住んでいるまちを面白くし、未来を展望できる、とてもいいセッションだったと思います。人口が減っていっても、幸せを感じる地域社会をつくっていくには、自分のまちをもっと面白くする、楽しくすることが大切だということを改めて確認できました。そのためには若い人たちの気持ちをしっかりつかむこと、もっと足元を見つめて、自分たちが住んでいる地域の美しさ、魅力を見つけ、発信することが求められることも学びました。

 4人の発言の中で、注目した言葉のいくつかを時系列で列挙しておきたいと思います。私のメモに基づくものなので、言い回しなど少し違うところがあるかも知れません。その点はご容赦ください。

●「地方創生」って、自治体間の競争をあおっているところがある。
●自分のまちを面白くするのは自分たちだ。面白くなれば、元気になる。足元を見据えた、自分たちのまちの小さな美しさ、魅力のアピールを。上越で、めっちゃ面白いことを増やせ。グローバル、インバウンドの時代は終わっている。
●(若い人を多くするには)古民家でも普通の民家でもいい、若い人が滞留する場所(箱モノ)が必要だ。
●観光以上、移住未満の人が関係人口。交流人口と定住人口の真ん中の人を言います。地縁も血縁もないところに何故若者が行くか。都会の若い人たちはお盆を知らない。不安でたまらないからだ。
●週5日は妙高、残りの2日は東京で仕事をしているが、逆に、東京にいて地方の仕事をすることも可能だ。
●(副業ではなく)複業をやることで、中小企業の人材不足を解消できる、関係人口が増え、地域が活性化する、親を見守ることができる。
●関係人口はファンでもない、ボランティアでもない、サポーターでもない、プレイヤーです。住んでないだけで、思いは住んでいる人と同じ。

 昨日のセッション、私と同じ吉川区在住の人、吉川区出身の人が少なくとも6人来ていました。偶然一緒になったのですが、この人たちで一度、話をしてみたいものです。

 きょうもこれから葬儀です。葬儀が続きます。

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2018年11月14日 08:04に投稿されたエントリーのページです。

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