総務委審査

季節の風景

おはようございます。今朝は5時半に起床し、デスクワークをしています。メインは「春よ来い」の原稿書きです。いつも議会の時は時間がなく、ばたばたと書いていますが、今回もそうなってしまいました。一区切りして朝の散歩に出ようとしたところ、事務所脇にピンク色の花が見えました。まだつぼみの段階ですが、間違いなくヒメオドリコソウです。散歩時には朝日も差し、気持ちよくなりました。

昨日は総務常任委員会審査でした。個人情報の保護に関する法律施行条例、自治基本条例の一部改正、第7次総合計画基本構想と基本計画など、すでに総括質疑で訊いているものが多く、全体的にはおさらいのような感じの質問になりました。下のイラストはインターネット中継を見て描いたものです。

個人情報の保護に関する法律施行条例についての議論の中心は、法律施行によって、当市の現行条例の個人情報保護水準が確保されるかどうかという質問です。情報の収集などを例に挙げて質問したのですが、行政側は、「法律上は直接、収集という制限はない。利用の制限などがあり、全体の中では守られるし、自治基本条例でも個人の尊厳は守られる。業者委託についても、今後、新たに個人情報に特化した約款の締結などを行うころになるので後退しない」と言い張りました。これまで、当市を含む全国の自治体の個人情報保護条例は地方自治の象徴的な存在の一つでした。地方自治を断固守っていくという姿勢がほしかったですね。

法施行に伴い、当市の自治基本条例の一部を改正する問題でも行政側は、法律との整合性を確保するための「手続きの根拠となる法令を明示するものに過ぎない」として、パブリックコメントにかけないことを正当化しました。委員会ではパブリックコメント条例にも照らしながら、パブリックコメントにかけない理由としてホームページで公表した「市民の生活や事業活動に影響を及ぶすものではない」と判断したことについて、「市民の基本的な人権にかかわることだから、市民の生活に関わる重大なことだ。軽微なことではない」と追及しました。行政側は譲りませんでしたが、個人情報保護やパブリックコメントの在り方についての問題提起にはなったと思います。

このほか、第7次総合計画では、4つの重点テーマや成果指標の設定と計画の進捗管理を中心に行政側の見解を確認しました。私は市議になってから、第5次、第6次計画でも審査にあたってきましたが、今回は総務常任委員会の所管事務調査で何度も質問してきたこともあり、かかわり方はこれまでよりも深かったと思っています。議会提案もいくつもとり入れてもらいましたので、今回は賛成しました。

きょうから、市議会は一般質問です。これから出かけます。

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