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2011年02月 アーカイブ

2011年02月01日

日本共産党上越地区委員会が豪雪対策本部設置

 本日午後1時、日本共産党上越地区委員会は上越地区豪雪対策本部を設置しました。これは妙高市、上越市、糸魚川市の市民の安全確保と暮らし・営業を守ることなどが目的です。

 対策本部の本部長はいとう誠地区委員長で、副本部長は3市の市議団長である霜鳥栄之妙高市議、新保峰孝糸魚川市議、それに私が務めることになりました。本部の構成員は地区常任委員、3市党議員全員で14人です。

 今後の行動ですが、まず地区内の全党員に豪雪対策本部の設置を周知し、豪雪で苦しんでいる市民のみなさんの願いをつかみ、対策本部に集中するよう求めます。本部としても現地調査などを行い、関係行政機関に市民のみなさんの要望実現を働きかけていきます。豪雪に係る各種相談を受け付けます。きょうの本部会議では、この他、今後の降雪次第では県内外から除雪ボランティアを募ることも検討しようということになりました。電話による相談は025-543-1890までお願いします。

 対策本部会議終了後、いとう誠本部長、平良木上越市議とともに板倉区に足を運びました。市民から、道路の除雪状況を見てほしいとの訴えがあったからです。

 総合事務所で宮澤所長から、区内の道路状況、要援護世帯への支援などの実態を聴いたうえで現地へ行きました。

 針小学校脇の県道上越飯山線。通行できる道幅が狭くなっていました。ちょうど、児童が歩いている時間帯に通ったのですが、とても危険でしたね。市の説明では2、3日中に排雪してもらうことになっているとのことでしたが、1日でも早くやってほしい。

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 県道三和新井線の板倉区国川地内。これが県道かと思うほど道幅が狭くなっていました。しかも、圧雪がかなり残っていてデコボコ、「こりゃ、車の中でもヘルメットが必要だ」という声が上がりました。普通車同士ですれ違うには車庫前などを利用しないと無理です。歩道は両側にあるのですが、片方だけなんとか確保されていました。

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 山間部へも行ってきました。久々野、猿供養寺、上関田などで民家の屋根雪処理、道路の除雪状況を見てきました。民家の屋根雪はすでに何回か雪下ろしがされていて、どっさり積もっているのは空き家だけ。それも関係町内会ですでに対応策を話し合っているとのことでした。道路には圧雪が残ってはいたものの、道幅が十分確保されて針や国川などとは違って安心感がありました。写真は上関田地内の県道です。ここも豪雪地帯でした。

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 先月28日、吉川区上川谷から大島区板山へと車を走らせた時の動画をアップするのを忘れていました。ここは吹雪いている時、ものすごく怖い道です。積雪が4㍍を超えていても住民の命と暮らしを守るため、こうして道を開けている関係者のご努力には敬意を表します。


2011年02月02日

『啄木日記を読む』が本に

 昨年の1月27日の日記で紹介した池田功さんの連載『啄木日記を読む』がこのほど新日本出版社から出版されることを知りました。今月の15日には発売となります。価格は1995円。

 昨日の日刊「しんぶん赤旗」の宣伝では、「赤裸々さと煩悶、心情の吐露から見える新たな啄木像」「啄木の日記には、自身の生き方、性をめぐるさまざまな煩悶や社会への憤り、大逆事件の衝撃、社会主義への目覚めなどが正直かつ克明に記録されている。韓国の大学での講義への反響も紹介しながら、時代や国境を超えて感動を与える啄木の新たな魅力を読み解く。多くの啄木研究所の中でも日記を中心に論じた初めての評論」と書いてありました。どんな本になっているのか早く手にしたいものです。

 池田さんは1957年生まれで吉川区吉井出身。現在、明治大学政治経済学部教授。国際啄木学会副会長です。数年前に吉川区で講演していただいたことがありますが、今度の本の出版を契機にいま一度話を聴きたいですね。

二七日法要の日に

 義父の二七日(になのか)法要の日。妻に車を貸したので、電車で市役所へ行きました。1件の生活相談を受けた後、徒歩で五智の党事務所へ向かいました。約40分歩いてわかったのは、歩道の除雪が間に合っていない実態があることでした。

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 車道の雪が歩道になだれ込み、一人歩くのがやっとというところもありました。歩道を歩く人はどんな人かと考えました。足の不自由な人、高齢の人であれば、歩ける道ではありません。

 正午過ぎに市役所に戻り、4時頃までパソコンに向かいました。書かねばならないものがいくつもあったのに、歩き疲れてなかなか集中できません。早めに市役所を出て電車に乗り、柿崎からはバスに乗って帰ってきました。

 バスに乗るのは久しぶりです。柿崎のバスステーションの待合室には丸ストーブが置いてありました。このストーブは親しみを感じますね。

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 市役所そばの春日山駅から柿崎駅までの電車代が400円、柿崎のバスステーションから私の地元までのバス代は350円です。所要時間は、1時間15分くらいでした。自家用車では所要時間は35分ですので、倍の時間がかかりますが、電車の中で1冊の本を読んでしまいました。たまには電車とバスに乗ってみるのもいいものです。

2011年02月03日

冬の青空

 昨日に続いてきょうも晴れています。1月の日照時間が少なかったこともあって、陽が射すととても気持ちがいいですね。今朝は高田方面へ向かう途中、東側から日光が当たり、車の中がとても暖かくなりました。写真は戸野目で撮影した今朝の頸城三山と南葉山です。

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2011年02月04日

牛舎の除雪作業

 夕食後、ダウンしてしまいました。目を覚ましたらこんな時間です。昨日は午前中に中山間地対策特別委員会があり、その後、直江津の党事務所に寄ってから家に帰りました。2日間続いた天気を利用して、気になっていた牛舎の除雪作業に精を出しました。

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 除雪機で約3時間がんばりました。もう1時間ほどあれば牛舎の両側の除雪は一段落します。きょうか明日、どこかで時間をつくって作業を進めたいと思います。夕方、雪景色の中に沈む夕陽がとてもきれいでした。そういえば、冬の夕陽は久しぶりでした。

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 昨日から上越市の高田では屋根の一斉雪下ろしがはじまっています。朝の8時頃、稲田を通ったら、屋根に上る支度をしている人たちの姿が目に入りました。一斉雪下ろし作業の様子は杉本敏宏さんのブログによく書かれていますのでお読みください。

気温上昇で雪崩の危険高まる

 一日中、「しんぶん赤旗」の配達と集金でした。きょうも晴れの天気となったので、先週よりは楽でしたが、途中で何か所も排雪作業、雪庇落とし作業があって時間がかかりました。明日は午後から会議があります。それまでに配達が終わってくれればいいのですが……。

 きょうは気温が5度を超えました。そのなかで雪もいろんな表情を見せていました。気温の上昇で雪崩の危険が高まりましたね。また、今回の豪雪対策で取り組まれている除雪作業も見ることができました。時間の早い順に写真で紹介します。まずは大島区板山の県道での雪庇落とし作業です。高いところから見下ろす感じで撮影しました。

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 次は雪崩が起きて、道路に落ちた雪です。小さな雪のコロも斜面を滑りながら大きな塊になって落ちてきます。県道上越安塚柏崎線です。

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 道路脇の雪も気温の上昇に伴い大きくふくらんできました。こちらは県道大潟高柳線です。

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 民家周囲の除雪作業もすすめられています。次の写真は作業が終わったばかりの家です。吉川区の山間部で撮りました。

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 次の写真も周りの雪どかし(除雪)が終わった家です。ここではバックホーを使い、2日がかりの作業となりました。写真を注意深くご覧いただきたいのですが、家の方が心配されていたのは電線のたるみです。電柱が押されたわけでもないのに何故こんなにたるんだのか。ここは地滑り地帯です。動いていなければいいのですが。

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 きょうも夕陽を見ることができました。吉川区の高沢入というところから見た夕陽です。きれいでした。

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2011年02月05日

豪雪対策などで党会議

 早朝から3時間ほどかけて市政レポート通常号と号外、合計7000枚を印刷しました。新聞屋さんへの持ち込みが遅くなったところもあるので、一部は火曜日になりますが、ほとんどは明日の朝刊に折り込まれます。通常号は1487号です。これは私のホームページにアップしましたのでごらんください。

 午後からは党会議でした。上越地区委員会の1月活動を振り返り、2月活動をどう進めるかについて話し合いました。中心となったのは豪雪対策と県議選です。何人かの人たちから、豪雪対策でいとう誠豪雪対策本部長を先頭にした現地調査、県への要請活動などについて発言がありました。私も、「市民が豪雪で切ない思いをしている時に、こうした市民に寄り添って活動しないような県議はいらない」「市民が一番困っている時こそ共産党の出番だ」と発言しました。

 きょうはうれしいことがありました。三宅島在住のM子さんから電話があったのです。M子さんについては「春よ来い」の第137回「いつでも夢を」で紹介しました。この随想を掲載した市政レポートを市内のTさんがM子さんに郵送してくださったのです。拙い文章にもかかわらずM子さんはとても喜んでくださいました。そして、「今度、出かけてください。おいしい魚をご馳走しますよ」と誘われました。ぜひおじゃましたいと思います。

2011年02月06日

凍み渡り

 今朝はぐんと冷えました。外へ出て、試しに雪の上にのぼってみると、埋まりません。これなら凍み渡りができます。さっそく近くの田んぼへ行って歩いてみました。やはり、大丈夫でした。どこでも、雪の上をどんどんと歩いて行かれます。今冬初めての凍み渡り、いくつになっても楽しい。

新春の集いで伊藤誠地区委員長が訴え

 日本共産党後援会はいま、各地で“新春の集い”を開いています。きょうは直江津地区と高田地区でそれぞれ集いを開催しました。今回の集いは、4月の県議選に立候補を予定しているいとう誠地区委員長(県議選上越市区予定候補者)を励ますつどいとなりました。

 集いではいとう誠委員長が挨拶、県政と県議会を変えていく力強い決意をのべました。動画は直江津地区の集いでの挨拶です。ごらんください。

 いとう誠委員長はまだ36歳。しかし、じつに堂々としています。原稿なしで、しかもその場に応じた訴え方をしていく姿は感動を呼び、会場の参加者からは熱烈な拍手が送られました。

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 昨日紹介した三宅島のM子さんから宅急便が届きました。私から『五センチになった母』を贈ったことに対するお礼ということでアシタバなどを送っていただきました。アシタバは名前を聞いてはいましたが本物を見たのは初めてです。セリ科でミネラルやビタミンも豊富といいます。きょうは集いでたくさん食べたので、明日の朝、アシタバをご馳走になろうと思います。

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2011年02月07日

古代米入りモチとアシタバ

 今晩もまた冷えてきました。外へ出て見たら、夜空に星が出ています。この分だと明日の朝はガリガリに凍るかも知れません。

 きょうは市役所で党議員団の仲間と豪雪対策についての市への要請書をまとめました。その後、報道関係の仕事をしている人とコーヒーを飲みながら、ブログのことや地域報道機関の今後について楽しく語り合いました。私からは、「映像による報道は、報道機関の職員だけでなく、地域住民の取材力を活用するなかで大きく発展する可能性がある」という話をさせてもらいましたが、今後、上越を良くするために、さらに突っ込んで話し合いたいなと思いました。

 土曜日からきょうの月曜日までの間に、これまで食べたことのないものをふたついただきました。ひとつは古代米入りのモチです。これは、「しんぶん赤旗」を配達している時にある読者の方からいただきました。モチを切る前の写真です。

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 美味しそうでしょう。私もほしいという方、残念でした。いただいたモチはもう全部食べました。次は昨日紹介したアシタバです。朝はバタバタしていたので、夕方、ご馳走になりました。ちょっぴり苦さがあって、健康食品という感じでした。ごらんください。

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2011年02月08日

上越市に豪雪対策の強化を要請

 夜11時過ぎ、柿崎駅前駐車場で妻を待っていると、作業服を着て、ヘルメットにヘッドランプをつけた7、8人の男性が一斉に動き出しました。トラックにはサーチライトも付いていましたから、保線工事を始めるところだったのかも知れません。夜遅く仕事をする人を見ると「ご苦労さん」と声をかけたくなります。

 きょうは日本共産党上越地区豪雪対策本部のいとう誠本部長(県議選予定候補者)と党議員団で上越市に対して豪雪対策に関する要請書を提出しました。今回の要請は、豪雪対策本部や議員団に寄せられた要望などをまとめたものです。

 要請書に盛り込んだ事項は、「要援護世帯への除雪支援は柔軟に対応を」「通学路における道幅の確保、歩道除雪にいっそう力を入れていただきたい。また、交差点、T字路における高い雪の壁が見通しを悪くしているので、早急に除去するよう徹底していただきたい」「災害救助法の適用については、少なくとも数日間は遡及出来る仕組みとするよう関係機関に働きかけていただきたい」など11項目にのぼります。

 要請書は馬場和明危機管理監に手渡し、いとう本部長と4人の議員全員が具体的な事例をあげて要請内容を説明しました。馬場危機管理監は、「要望は関係部署につないでまいりたい」とのべました。今後も市民のみなさんから寄せていただいたものはしっかりと伝えていきたいと思います。

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 夕方からは県立柿崎病院後援会理事会でした。柿崎病院は地域になくてはならない病院です。藤森院長から「信頼される病院づくりに向けての取り組み」についての講演があり、その後、昨年10月に導入されたばかりの16列型マルチスライスCTスキャナーを見せてもらいました。この装置は1回転で最大16スライスを一度に撮影できる画期的なCTです。病気の早期発見、正確な病状把握に威力を発揮するとのことでした。医療機器はどんどんすすんでいますね。

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 理事会終了後、会費制で懇親会がありました。何人かの人たちと地域に根差した病院のあり方などについて意見交換することができました。旧大潟町教育長の渡辺政雄さんとも久しぶりにお会いしました。渡辺さんは40数年前、旧源小学校水源分校の先生だった方です。水源分校時代の一番の思い出は、ぎっくり腰で動けなくなった時、地域の人たちが戸板に乗せて雪道を運んでくれたことだといいます。当時の学校教育は地域に根差すというより、地域に密着したものでした。渡辺さんからは当時PTA会長だった父の活動についても教えていただき、胸が熱くなりました。

2011年02月09日

党全県議員会議

 朝7時55分に家を出て、家に戻ったのは夜の10時半でした。きょうは全県議員会議、県議選選対会議と続きました。これで眠れればいいのですが、ブログを書いて、その後、市政レポート作成とまだ仕事が残っています。

 新潟市での党全県議員会議、いろいろと収穫の多い会議でした。この会議は3月議会対策と4月の一斉地方議員選挙対策が中心でした。新潟県内自治体の子育て支援は遅れているとの指摘がありました。昨年10月時点で、「子どもの数で助成に差をつけている」のは新発田市、阿賀野市、上越市など12市だったといいます。このうち新発田市はこの度、所得制限、子どもの人数制限をはずす決断をしたそうです。新潟県の特養ホーム入所待機者数は1万8044人、全国で悪い方から6番目だとか。「年金で入れる特養ホームの増設を」の声を一段と強めていく必要があります。

 車を牛舎の車庫に入れようとした時、エサのタンクに目が行きました。面白いことがあるもんですね、タンクの底がしっかりしまっているだろうかと気になったのです。牛を飼っていた頃は毎日チェックをしていたことだったのですが、いまはまったくその必要はありません。そもそも餌(配合飼料)が入っていないのですから。そのタンクの底をみたら、細いロープでしっかりしばってありました。結びは私ではなく、父の結びでした。

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 家に戻って郵便箱を開けると、市内のYさんから手紙が届いていました。随想「春よ来い」の139回、「不思議な夢」についての感想などが書いてありました。そのなかで「セグロセキレイのパフォーマンス」について教えていただきました。セグロセキレイはYさんの目の前の道端で、「どうぞ見てくださいといわんばかりに踊る」ことがあるというのです。羽をばたつかせて飛び上がっては沈み、また飛び上がる。私も見てみたくなりました。

2011年02月10日

「しんぶん赤旗」日曜版記者が取材に

 やはりダメでした。昨日のうちに市政レポートを書くことは。一眠りして目を覚ましたら「しんぶん赤旗」日刊紙の配達の時間になっていました。それで、配達終了後からパソコンに向かい、レポート作成にとっかかりました。出来上がったのは正午過ぎです。疲れはとれていなかったようで、途中で何度もこっくりこっくりやりました。

 議員団ニュースと市政レポート1488号を印刷した後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出かけました。浦川原区、大島区経由で吉川区の山間部へ入りました。豪雪地帯の状況も見ておきたいと思ったからです。新潟県は集落内の除雪作業を進めるためにブルやバックホーなどを借り上げ、町内会に貸し出す支援措置をとっていますが、大島区を中心に活用されています。市内全体では、5年前の豪雪の時を大きく上回る90台近い重機が配備されました。

 途中、「しんぶん赤旗」日曜版のT記者から電話が入りました。今回の豪雪の中での市民の雪とのたたかい、重機支援、日本共産党の活動などを取材したいというのです。明日の夕方には大島区板山に入り、翌日は同区の竹平町内会にある照源寺の雪下ろしや吉川区での排雪作業などを取材させてもらう予定です。道案内は私。記事は20日付けの「しんぶん赤旗」日曜版に掲載されるそうです。

 きょうは山間部でまた雪となりました。大島区の大山温泉あさひ荘付近から圧雪がありました。写真は田麦地内です。

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夕方、大島区から吉川区へ入る時、雪が強く降っていました。ここで激しく雪が降る場合は、一人で通行すると不安になります。写真は吉川区上川谷地内です。

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2011年02月11日

動物の足跡

 早朝の7時から1時間、動物たちの足跡を次々と発見し、とても楽しい思いをしました。まずこちらから。

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 道路脇の穴から足跡が始まっていました。穴は右上の方にありました。足跡は2匹ですので、ご夫婦なのかも……。たぶん、タヌキの足跡でしょう。次はよく知られていますね、ウサギです。

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 写真の下の方から上の方へと進んでいます。人間の足跡は新聞配達の人です。

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 これも新聞配達の人とともに残っていた足跡、こちらはキジかと思います。写真の上の方から下へと歩いていますね。そして、もう1枚ごらんいただきます。

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 これはリスでしょう。写真の下の方から上の方へと進んでいます。人間の足跡は私です。

 昨晩降った雪はほんの2センチほどでした。この雪のおかげで動物たちの足跡がきれいに残りました。一つひとつの足跡を見ていると、動物たちが急いでいたか、ぶらぶらしていたか、などいろんなことを考えてしまいます。足跡の形、大きさ、間隔などをしっかり記録してみると面白いかも知れません。ひょっとすると、動物たちも人間の足跡を見て、どんな人間か見極めているかも。

 きょうは朝から夕方までずっと「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金でした。明日も続きます。

2011年02月12日

いとう誠本部長、再び大島区を視察

 日本共産党上越地区豪雪対策本部のいとう誠本部長は本日午前、大島区を訪れ、雪と闘う人たちを励ましました。いとう本部長が豪雪視察で大島区を訪れるのは2度目です。今回は雪下ろし作業やブルドーザーやバックホーを使った排雪作業を「しんぶん赤旗」記者とともに視察しました。

 写真は竹平町内会長の内山文英さんから雪対策などについて話を聴くいとう本部長と私です。要援護世帯の除雪状況や共同施設の除雪などについて詳しく聴くことが出来ました。

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 人力による雪下ろしの様子、バックホーを使っての排雪作業は動画でごらんください。最初は雪下ろしです。

 いとう本部長はとても積極的です。自らも屋根に上って、雪下ろしをしている人たちの声を聴いていました。

 

2011年02月13日

「しんぶん赤旗」記者、大島区、吉川区で取材

 昨日は朝から午後1時過ぎまで「しんぶん赤旗」日曜版記者、Tさんの取材に同行しました。竹平の照源寺での雪下ろし、排雪作業を取材したあと、内山愛治さん宅でお茶をご馳走になりながら、豪雪下での暮らしについて話をきかせてもらいました。

 お茶の際、出していただいた煮物、漬物など料理がうまかったですね。

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 記者はその後、吉川区上川谷へ。途中、雪崩防止柵、雪崩危険個所などの写真を何枚も撮っていました。これらは資料画像として使うということでした。新聞作りには欠かせない写真ですが、資料用の写真は専門業者から借りると一枚あたり1万円を超えることもあるといいます。記者のTさんは、板山不動尊の近くや角間から上川谷間の雪崩危険個所を見て、「こわい」という言葉を何度も発していました。気温が上昇してきた現在、山間部で最も危険なのは、雪崩です。

 上川谷では、Tさんのお宅で冬期保安要員の仕事や高齢者独り世帯の除雪援助などを取材させてもらいました。Tさんは、通院や買い物、急病にかかったときのことなどを語ってくださいました。Tさん宅では昨年から家族が「ひとり」増えました。猫です。生まれてからまだ1年経たないというこの猫は人なつっこく、人間にじゃれたり、付いて回ったりととても賑やかでした。

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 記者の言葉で印象に残った言葉は、「豪雪でたいへん厳しい生活を強いられているけど、みなさんとても明るくてうれしくなりました」。

 市政レポート1488号アップしました。ごらんください。

柿崎区で街頭演説

 冷えてきましたね。明日の朝は凍った道路を走らなければならないかも。さて、きょうの午前中はいとう誠地区委員長(県議予定候補者)と街頭演説でした。初めていとう委員長の街頭演説を聴きましたが、室内同様、堂々とした良い演説です。よし、これならいける。そんな気持ちになりました。

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 きょうの街頭演説は柿崎区の平場の集落が主でした。いとう委員長は2時間ちょっとの間に11か所で演説しました。初めていとう委員長の姿を見る人がほとんどなのに、手を振ってくださる方が多いように思いました。これは若い人が頑張っていることに対する激励かな、それとも閉塞感の大元に切り込む日本共産党への期待でしょうか。どうあれ、演説している人にとっては力になります。演説の最中、雪がどんどん降ってくるところがありました。柿崎区の黒川地区です。雪が降っても外へ出てきて最後まで聴いてくれる人がいました。窓際でじっと聴いていて下さる方の姿もあります。いとう委員長も手ごたえを感じたようです。

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 明日は午後から吉川区に入ります。午前中に議員団会議が終われば、私も市役所から戻って一緒に訴える予定です。

2011年02月14日

吉川区内で街頭演説

 冬晴れの穏やかな一日でしたね。朝、高田方向へと車を走らせていると、前方に妙高、火打、焼の頸城三山がきれいに見えました。稲田橋の上流の堤防で撮った写真です。ここだと、残念ながら焼岳は見えません。

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 午前は党議員団会議。3月議会に向けて、国民健康保険財政の現状と値上げ報道、事務事業の総ざらい、地域事業費制度見直しにどう対応するかなどを議論しました。私からは上越市自治基本条例25条と総ざらい、地域事業費制度見直しなどについて問題を提起しました。

 午後からは吉川区内で街頭宣伝行動です。いとう誠地区委員長とともに訴えました。集落から集落へと次々と回り、その中心部で演説をしました。3時間ほどの間に15か所ほど行ったかと思います。きょうは昨日と違い、天気が良かったこともあって、近くの民家から人が出てきて、話を聴いていただきました。突然、集落へ入っても話を聴いてくださる方がある。これは演説するものにとってはうれしいものです。

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 平等寺という集落は元社会党町議、杉田惣平さんの家があるところです。90代の半ばのいまも新聞をよく読み、励ましてくださいます。

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 握手した後、「杉田さんは社会党吉川支部の幹部だった人。知事選で長崎明さんを擁立してたたかった際、高田の長崎屋前で不破哲三委員長(当時)とともに迫力満点の街頭演説をした人だよ」といとう地区委員長に紹介したら、びっくりしていました。

 尾神集落のしだれ桜のそばでも演説しました。ここはまだ3メートル前後の雪があります。雪の山の上から演説風景を写真に撮りました。

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 夜は吉川区地域協議会を傍聴しました。吉川地域バス(患者輸送用マイクロバス)を更新することについて市長から諮問があり、原案通り、答申することが決まりました。

 吉川地域バスは村屋を基点に上川谷と保育所・小中学校・診療所間を1日4往復しています。年間の運行日数は昨年度で296日でした。これまで26万キロ走行しています。現在の地域バスは乗降ステップが高いため、昨年秋の「市長と市民のキャッチボールトーク」で改善を求める声が出ていました。その際、市長は前向きの答弁をしていました。新車両は低ステップ型の15人乗りを予定しているとのことです。よかった、よかった。

2011年02月15日

幻想的な風景

 午前10時前のことでした。尾神岳の麓にある尾神集落へ行ったところ、目の前に見たことのない幻想的な風景が出現していました。雪が降った直後に太陽がうっすらと出て、靄がかかった。文章で説明すれば、こういうことになるのでしょうか。ま、写真をごらんください。

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 尾神の南に広がる屏風のような山の稜線にも靄がかかっていました。水墨画の世界でもこれはなかなか見られない。

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市民との意見交換会

 上越市議会は昨年11月に議会基本条例を制定し、そのなかで市民のみなさんとの意見交換会を開催して、そこでお聴きした意見や提案などを市政に反映させる仕組みをつくりました。その「市民との意見交換会」が昨日、きょうと市内の3会場で行われました。議会基本条例に基づく「市民との意見交換会」は今回が初めてです。

 私は今晩、浦川原区のコミュニティプラザで開かれた「市民との意見交換会」に参加してきました。参加者は議員、市役所職員も入れて20数名。そのうち一般参加者は6人でした。今回の意見交換会でテーマとなった地域活動支援事業では、「たいへん多くの人たちが関心を持ち、よかった」「この事業でこれからの浦川原区の方向性が見えてきた」と評価の声が出ました。注目したのは、Fさんの「地域活動支援事業は単年度で切れることを想定してつくってある。ひとつの取り組みを始めたら、自立できるまで補助してもらいたい。継続して事業がやれるよう制度設計してほしい」という発言です。これは同区内で結成された「お達者クラブ」による医療機関への送迎活動を念頭に置いたものでした。今後、この発言が課題調整会議、政策形成会議でどんな形で議論され実って行くか、発言をした人はもちろんのこと、聴いていた人も見ていくことでしょう。実れば、市議会の評価は高まるはずです。

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 家に戻ったら「しんぶん赤旗」日曜版編集部からファックスが届いていました。先日、大島区と吉川区で取材してもらった豪雪地帯での暮らし、豪雪対策などの記事が20日付の日曜版に掲載されるといいます。文章も写真付きでコンパクトにまとめてあり、とてもいい記事になっていました。日曜版が到着する木曜日が楽しみです。宣伝紙をいっぱい取り寄せ、多くの人たちに読んでもらおうと思います。

2011年02月16日

中山間地域振興基本条例素案で市民の意見を聴く会

 青い空が広がりました。午前も良かったけれど、午後がまた最高でした。今冬で一番の天気だったのではないでしょうか。大島区や安塚区では布団を干していた家もありました。午後からの行動では、同僚議員の車に乗せてもらいました。私の車の中にデジカメを忘れてしまい、午後の青空は撮ることができませんでしたので、午前の写真をごらんください。まず、柿崎区内の県道新井柿崎線脇で撮った写真です。

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 防雪柵の影が雪の上に映っているのがおわかりかと思います。午前8時頃だから撮れる写真です。次は大潟区内潟田付近の市道から見た頸城三山です。手前の雪原は田んぼ。ここに立つといつも思います、上越市はコメの大生産基地だと。

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 きょうは午前に選対会議に出席。午後からは中山間地域振興基本条例素案についての市民の意見を聴く会でした。大島区と安塚区で開催しました。意見を聴く会では、私は記録係です。右手薬指を傷めているので入力ミスの出やすい状態でしたが、何とかパソコンで記録をとることができました。

 大島区会場では約40人の方々が参加してくださいました。説明後の意見交換では、「条例制定後、どうなるのか聴かせてほしい。条例が出来たことによって、どれだけ目を向けてもらえるのか」「一般的に条例の制定は行政がやるのが通例。議会が取り組むことを評価する。農地は高齢化が進み、守り切れない。平場のみなさんから山間地を理解してもらわないといけない。この点、要望する」「公益的機能とは何ぞやというところを深めてほしい。中山間地だけ助けてくださいではだめ。自分たちが何かをしなければならないという点が弱いのではないか」「大事なところは、実際、図を書いてもらって、このへんで議会提案をするという図式を書いていただくとわかりやすいのでは」など次々と質問、提案が出ました。

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 私の従兄も発言してくれました。「議会側の提案はいい。昨年の大干ばつ、強かった。中山間地が一番ひどかった。肥料不足だったというデータが出た。議会はまず、現場に出てよく見てほしい。雪は暖冬多雪型だ。最高で4㍍60㌢降った。現場で出てきてもらえばわかる。うちがすっぽり埋まっているところもある。高齢者の生活状況、道路除雪など対応遅いと思う」。「議会はまず現場を見よ」という発言は出席していた滝沢議長などの心に強く訴えたようです。安塚区会場での開催まで時間があったので、議長は、私と地元の岩野議員とともに大島区田麦、竹平の雪の状態を見てきました。

 安塚区会場では約30人の出席でした。ここでもたくさんの意見や質問が出ました。「条例制定は良いことだが、すでに遅きに失している。現実に農業者がいなくなって、兼業でないとやっていけない。そこを考えていただきたい」「安塚も雪が多い。雪対策についてあまり触れられていないのではないか。雪との共生を盛り込んでほしい」「漠然としている。きれいごとに思える。中山間地では商人もいれば、工業の人もいる。これらの人たちが農業の人たちと一緒になっていかなければ発展していかない。連携が必要だ。農業だけではない。中山間地全体を考えて条例を考えてほしい」など条例素案に直接関連したものだけでなく、TPP問題や北陸新幹線開業後のほくほく線のあり方の問題でも注文が出ました。勉強になりましたね。

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 中山間地域振興基本条例素案についての意見を聴く会は明日は中郷区(はーとぴあ中郷。午後6時半から)で、明後日は吉川区(吉川コミュニティプラザ、午後6時半から)で開催されます。ぜひ出席してご意見を聞かせて下さい。


2011年02月17日

中山間地域活性化研修会

 午前は私の弟と同級生の人の葬儀でした。誰よりもふるさとの山を愛し、まじめに仕事をしてきた人でした。カメラが好きで、気に入った写真があるとすぐに現像して渡してくれました。私の市政レポートでも何枚か使わせてもらったことがあります。喪主を務めた若い息子さんが父親についてしっかり語り、母親への想いも語ってくれ、涙が自然と流れ落ちました。ゆっくり休んでほしいと思います。

 午後からは市が主催した中山間地域活性化研修会でした。静岡県浜松市天竜区のNPO法人「夢未来くんま」副理事長・大平展子さんの地域づくりについての講演、新潟大学の斎藤順さんの講演を聴きました。
 
 このうち、斎藤さんの講演は、国の中山間地直接支払3期対策にも影響を与えた上越市の取組について語られ、集落間連携の取組について踏み込んだ整理をしていて注目しました。講演の中で、きょうは新潟市でTPPについて講演されていた伊藤亮司さん(新潟大学農学部)の「櫛池の中の梨平集落」についての分析も紹介されました。同集落は2度ほど訪ねたことがありますが、集落中央部にある「屋号入り案内図」を見た途端、この集落は一味違うと直感したものです。「危機感バネ+少数精鋭の合意形成の速さ」「一見にぶい集落だが、内部に多くの宝が眠っている」。興味深い分析でした。

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 研修会の最後は市役所笹川肇農業振興課長が「集落間連携の推進方向について」(素案)説明しました。連携体制を構築し、いまある条件の中で最大限できることに取り組んで地域を守っていく。国県事業などの有効活用、地域のことを考える団体などとの新たなつながりの構築などが提起されました。上越市の集落間連携は様々な困難を抱えていますが、もう一段、階段を上がって行くなと感じました。

 夕方の6時半からは中郷区で中山間地域振興基本条例素案についての市民の声を聴く会でした。20数人の人が参加し、意見をのべてくださいました。主な意見は、「大綱で対策を定めたら、議会としても進行具合をちゃんとチェックしていっていただきたい。絵にかいたモチにならないように」「対象となっている地域は地滑り地域、土石流地域が多い。自助、共助として何をやっていくのか(考える必要がある)」「今回開催されない地域でもこういう会を開いてほしい」などでした。

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 明日は午後6時半から吉川コミュニティプラザです。ご都合のつく方はぜひ参加してくださいますようお願いします。

2011年02月19日

吉川区でも「市民の意見を聴く会」

 おはようございます。昨晩はパソコンに向かうことなく寝てしまいました。朝早くから市政レポートを作成し、印刷、そして「しんぶん赤旗」日曜版の配達、会議と続きました。人間の体は正直ですね。寝不足の時は信号を送ってくれるし、疲れればぐったりします。

 昨日の午後は上越地域消防事務組合の議会でした。2010年度の一般会計補正予算や新年度一般会計予算は第12次組合消防整備計画に基づいて編成され、関連議案とともに全会一致で承認されました。

 続いて行われた全員協議会では2010年の「火災・救急・救助の概況」が報告されました。火災発生件数は前年と同じで63件、2年連続で過去10年で最も少ない年となりました。救急出動、救急搬送は前年よりも増加し、「59分52秒に1回の割合で救急隊が出動」しています。救急出動の中で注目したのは労働災害による出動件数が前年の1.6倍(76件だったのが121件に)に急増したことです。この原因は「道路上での熱中症が多発したことのよる」ということでした。仕事で車を運転していたのでしょう。それにしても昨年の猛暑の影響はこんなところにも出るんですね。

 夜は吉川コミュニティプラザで、中山間地域振興基本条例素案について市民の意見を聴く会でした。参加者は吉川区、柿崎区が中心で、20人ほどでした。

 説明後、参加者からは、「条例を決めて提案するだけで、これを決めて、何々をするという段階ではないということか。県や国への働きかけの方向性はどうか。(困っている人たちに)救いの手を差し伸べるという将来的な手立てはないのか」「山間部で古い家屋を買い求めた地区外の方が大雪の対応ができずに潰れそうな感じの家があった。地区外から入ってこられる人たちには生活上のアドバイスが必要だ」「実態調査をこまめにやっていただく必要がある。議会でもやった方がいいのでは」「若い者が平場に下りて、年寄りだけが残るというのは姥捨てだ。このまま現在地に住み続けたいとする世帯が(前回調査よりも)増えていることは手放しで喜べる数字ではない」「コミュニテイが希薄化そのとおりだ。集落の高齢化にともない、市民が行きたいところに自由に行けることが第一歩だ。提案したい。安心安全、健やかなまちづくりにはまず人づくり、リーダー作りだ」などの質問、意見、提案が出ました。いずれも貴重な発言だったと思います。

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 市議会がこうした市民の意見を聴く会を吉川区で開催したのは今回が初めてでした。取材でカメラを回していた有線放送のSさんが、「いやー、新鮮でした。他区の議員さんの発言をこんなに聴けるなんて…」とのべていました。昨日の会の模様はケーブルテレビ2チャンネルで放映されますので、お楽しみに。

 昨日の新聞配達でわかったことですが、気温の上昇に伴い雪がくずれやすくなっています。雪崩発生危険個所を通られる方は特に注意してください。写真は大島区板山地内です。

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きょうも青い空

 きれい、きれい。最高だ、きょうの青空は。忙しく飛び回っていても、美しい冬景色に遭遇するとすぐに車を止めてしまいます。お裾分けしましょうね、私の見たきょうの青空を。いずれの写真も吉川区の中山間地域で撮ったものです。

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 市之瀬橋のすぐそばです。下の方は真っ白の田んぼです。

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 ウサギの足跡がわかるでしょうか。ウサギはずいぶん増えてきましたね。たくさんいた昔に戻りつつあります。

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 私の育ったふるさとの山、ナナトリです。この山で私の祖父は炭焼をしていました。
 
 市政レポート1489号、「春よ来い」142回「動物たちの足跡」をアップしました。下線部をクリックしてごらんください。

ケーブルテレビの見直しで地区別懇談会

 きょう、明日と吉川区総合事務所の地区別懇談会です。テーマは市直営ケーブルテレビ事業の見直しと地域活動支援事業の2つ。今回は総合事務所の幹部、担当職員のほか、木田庁舎の文書法務課から小菅課長、石田係長が参加しました。

 市直営ケーブルテレビ事業については、吉川区、三和区、安塚区で行われていますが、平成27年度からの運営見通しが立たず、地域協議会などで勉強会や検討会が行われてきました。そして昨年は、事務事業の総ざらいの中で見直し方針が打ち出されました。具体的には、「施設や運営を民間に譲渡し、廃止する。今後、民間の譲渡先を検討するとともに、住民の理解を得られるよう、譲渡した場合のサービスや負担などの条件を整備する」としています。きょうは小菅課長が、こうした見直しの必要性などについて概要を説明、総合事務所の担当グループ長がさらに詳しい説明を行いました。

 小菅課長は、「吉川区などが取り組んだ事業は、最初は先進的なものであった。しかし、近年の急速な技術革新で他区に遅れをとるようになっている。私は今朝、朝ドラ『てっぱん』を見て泣いてしまった。どんどん技術が変わってきて、大河ドラマの上野樹里ちゃんの着物がきれいに見える。テレビでインターネットができるし、買い物もできる。立体テレビ、匂いの出るテレビまで出てきた。役所の硬い頭では技術の発展についていけない。規模が千戸単位では、なかなかやっていけない。専門的な技術を持っているところに任せた方がいいと思っている。これからはいろいろなノウハウを持っているところと相談していきたい。その際、形は変わってもサービスは受けられるようにするし、出来るだけ料金が上がらないようにしたい」とのべました。

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 同課長の概要説明は約10分でした。情報技術に詳しい人だとは聞いていましたが、感心したのは、説明の基本的な部分は変えないものの、会場ごとに話の中身を変えて説明していたことです。よく勉強しているなと思いました。

 参加者からは、「ケーブルテレビの運営が赤字になっていることを初めて知った。これまでなんで教えてくれなかったのか」「民間への施設の譲渡は有償となるのか、それとも無償か」「昔、難視聴対策で共同でアンテナ持っていた時は受益者負担が500円だった。今度、3000円くらいになると言われると切ない」などの質問や注文が出ました。

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 ケーブルテレビ事業についての懇談会は明日も吉川区内4会場で行われます。

2011年02月20日

凍み渡り2

 昨晩から朝になるのが楽しみでした。というのも、昨晩は月夜でじんじんと冷えていたので、「これなら、明日の朝はしっかり凍って凍み渡りが出来る。今度は前回とは違った動画を撮ろう」そう思っていたからです。

 今朝は7時過ぎに近くの雪原へ。吉川の堤防の上や畑の上を遠慮なく歩き回りました。雪は朝日を浴びてキラキラと光っていました。

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 動画の方は、今回は私がカメラを持って歩き、記録してみました。けっこう面白いものが撮れました。でも、凍み渡りをした時の喜びは実際に歩いてみないとわからないでしょうね。一度味わうと「凍み渡り大好き人間」になります。では、ごらんください。

地区別懇談会続く

 きょうも地区別懇談会が続いています。いま、2時までお昼休みなのでパソコンに向かっています。

 懇談会は会場によっていろんな意見が出てきます。最初の旭地区会場ではまだ30代(多分)の男性が、「長野県小谷村では、あんなに広い場所なのにインターネットも光で100メガが整備されている。吉川と同じインフォバレーだ。あそこのようにできないか」と質問していました。小菅課長は、「吉川は早くから手を付け、選択肢として30メガを選んだ。幹線部分は光だが線が細く、(整備するには)億単位の話になる。財源を考えるとむずかしい」と答えていました。

 竹直会場では、「平成27年3月まで、いまの料金で引っ張って行っていただけるということか」との質問があり、小菅課長が、「地域事業という形で補てんしている。そういうことも含めて(相手先が決まれば)相談になる」と答弁していました。また、「管理委託を受けている有線農協の考え方はどうなっているのか」という質問には、総合事務所の八木所長が、「有線農協とは正副組合長に報告し、協議してきている。役員会にも前年度から説明している。方向性などおおまかな点はやむを得ないのではないかという声もあるが、(本格的な協議は)これから」とのべていました。今後、詰めていくということでしょう。

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 ケーブルテレビ事業以外で昨日、きょうと懇談会で出された質問、要望のなかで一番多かったのは防災無線です。吉川区内19か所で設置されたものの、「よく聞こえない」という声が相次ぎました。総合事務所側は、「風向きだとか気象条件によって聞こえないことがある。有線の告知端末で、5月半ば頃には各家庭にも同じものを流すよう準備している」と答えていました。

「しんぶん赤旗」日曜版の「豪雪の記事」

 前市議の杉本敏宏さんが、大島区や吉川区での雪とのたたかいの様子が掲載された「しんぶん赤旗」日曜版20日号をアップしてくれました。字は小さいけれどもきれいに写っているので、読むことはできます。「集落の力で除雪」というタイトルがついた記事です。下線の付いた部分をクリックしてごらんください。

2011年02月21日

情報格差是正の本格的な議論も

 昨日は夜遅く帰ってきました。選対関係の会議があったからです。おかげでここ1週間ほどは休みなし。そして、きょうからは事実上、3月議会対策で動かなければなりません。一つひとつ、無理をせずに頑張りたいものです。

 ケーブルテレビ事業についての地区別懇談会は昨日の午後も2会場で行われました。吉川コミプラ会場と泉谷会場です。いずれの会場でも、この事業の根本を問う質問や意見が出て有意義な会となりました。情報技術がどんどん進むなかで、「光ファイバーが入っていないところに企業が来るでしょうか。テレビも光で観る時代だ。テレビと有放を何とかしたいだけではダメだ」「いまはメガの時代ではなくギガの時代だ。総務省は全国に光の100メガを2025年までに広げる構想を10年早めたというニュースも聴いた。もっと先を見て対応を考えてほしい」などといった質問、意見はうなづけるものでした。

 泉谷会場では、「資料をいっぱいもらっても混乱する。何がどう変わるかもっとわかりやすく示してほしい」という声も出ました。吉川会場でわかりやすさについての指摘が出ると、次の会場での説明にすぐ改良を加えた課長ですが、全体的にどうわかりやすい説明にして、議論を発展させたらいいのか、さらに工夫が必要だということです。私としては8会場すべてで説明を聞き、参加者の意見を聴いたので自分の意見をかなり整理できました。これから大いに議論していきたいと思います。

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市議会広報広聴委員会の報告

 市長による新年度予算案についての説明、代表者会議、月例議員懇談会、議員勉強会、日韓議員連盟総会と続きました。

 新年度予算案についてはよく読んだうえでコメントしたいと思いますが、これ以外のことでぜひ書いておきたいと思ったことは、「市民と議会の意見交換会」についての広報広聴委員会の報告です。議会基本条例制定後初めて実施した「市民と議会の意見交換会」について内山委員長が議員懇談会で報告しました。

 今回の「市民と議会の意見交換会」は地域活動支援事業をメインテーマにして2月14日、15日の両日、公民館高志分館など3会場で行われました。出席した市民は合計で33人と少なかったものの、出された意見は貴重なものでした。「主な意見」として報告された意見は、「単年度事業となっているが、地域としては4年間を通じて事業を行うことで効果を出していきたいと考えている。継続事業を認めてほしい」「高齢者の医療機関への送迎サービス事業は、地域活動支援事業として継続していくのではなく、1~2年の活動状況を見たうえで、市として制度化した事業としてほしい」など4項目でした。これらは今後、市議会課題調整会議、政策形成会議で検討されていくことになります。市議会の頑張りどきです。

 内山委員長はまた、「市民と議会の意見交換会」について市民から寄せられた声についても報告しました。「内容がわかりずらい」「身近な問題をきさくに語れる場にしてほしい」「発言者が特定の人に限られている」というものです。こうした声を参考にして意見交換会の運営をどう改善していくか検討する必要がありますね。

2011年02月22日

総括質疑の準備

 昨日、新年度予算案が発表され、関連議案も明らかにされました。これらの審議は1日から始まります。しかし、質問通告は総括質疑に関しては24日まで。わずか4日間しかありません。今議会は私が登壇することになっていますが、時間があまりないので、4人で手分けをして質疑の準備をすることにしました。

 きょうは午前に議員団会議を開き、提案理由を読み合わせ、若干の議論をしました。質問項目も予算編成の基本など3つほど用意しました。明日も半日使って議論する予定です。明後日からは常任委員会の準備もしなければなりません。ところが、25日に私の所属する総務委員会を開催するというのです。しかも、その内容は新年度予算とも大いにかかわりのある地域事業費制度についてです。日程がとれずにここまで来てしまったというのが委員長の言い分でしたが、定例会の直前開催は理解できません。きょうも、市長を支持してきたベテラン議員の一人が「こんな時期に開くなんておかしい。おまんはどう思うか」と声をかけてこられました。当然だと思います。

 午後からは選対でした。県議選まであと1カ月余りです。議会と選挙を同時にやっていかなければなりません。しっかりと計画を立て、一つひとつ、やっていきたいと思います。

2011年02月23日

Sさんの葬儀

 午前はSさんの葬儀でした。Sさん宅はわが家の親戚筋にあたり、吉川区在住時にはいろいろとお世話になった方です。「春よ来い」の第68回「操作番号」のなかでも登場してもらいました。お連れ合いを2年前に亡くされていましたので、さみしかったことだろうと思います。Sさん宅はわが家と同じ真宗大谷派ですが、葬儀の冒頭、東本願寺の安原晃・宗務総長の弔辞が読み上げられました。宗務総長の弔辞を聴いたのは初めてでした。葬儀が終わった時、関川水系土地改良区の前理事長の太田さんと久しぶりに言葉を交わしました。Sさん宅は太田さんとも太いつながりがあるとは知りませんでした。世間は狭いですね。

 葬儀が終わってから市役所へ。お昼過ぎまで中山間地対策特別委員会の作業部会が行われ、先日の「中山間地域振興基本条例素案について市民の意見を聴く会」で出された意見にどう対応するかなどを話し合いました。今後、3月議会中に特別委員会を開催し、パブリックコメントにかける案づくりをしていくことを確認しました。午後からは議員団会議でした。総括質疑でとりあげる項目について話し合いましたが、新年度一般会計予算、国保特別会計予算を中心に質疑をすることにしました。明日も議員団会議を行い、質疑について深めていくことにしています。

 母のつくった干し柿が食べ頃を迎えています。今年は1月の気温が低かったことなどもあって、甘味が十分で、実の締まった干し柿が出来上がりました。

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2011年02月24日

「質問取り」で職員と議論

 午前は議員団の議案勉強会、午後は総括質疑の「質問取り」でした。夕方、選対ニュース届けをした後、地元の商店、モンマートカドヤで1缶105円の発泡酒(のどごし生)を購入しました。疲れをとるつもりで一缶だけ飲んだのですが、それだけで11時近くまで眠ってしまいました。久しぶりの発泡酒、ききましたね。

 総括質疑の「質問取り」では、地域事業費制度や今回の予算編成で職員とだいぶ議論しました。議場や委員会室では言えないこともかなりしゃべったので、本番でうっかり発言をしないか心配です。今回の新年度予算編成では、行政側が行った事務事業の「総ざらい」最終評価結果とは違った対応をしたものがあることを初めて知りました。職員だけの行政評価のやり方には賛成しかねますが、職員もいろいろと苦労していることもわかりました。あとは質疑の内容をよく整理し、本番にのぞむだけですが、土日はすでに予定がびっしり。いったいどこで時間を作ればいいのかと悩みます。

 今週の市政レポートは、発表された新年度予算、吉川区総合事務所の地域別懇談会など書きたいことがいっぱいあります。明日の朝、がんばって作成したいと思っています。今号は1490号、これまであまり意識していなかった1500号到達が見えてきました。到達は5月8日の予定です。到達後、これまで発行を支えてくださった人たちとささやかな祝賀会をしたいと思っています。

2011年02月25日

総務委員会で地域事業費制度見直し問題議論

 今年度の上越市政のなかで一番大きな問題となりそうなのが地域事業費制度の見直し問題です。合併前上越市における地域事業が、14市町村の合併時に約束した事業費配分額を超過しそうになってきたことなどから村山市長は同制度を見直したいとして各区地域協議会などに説明してきました。きょうはこの見直し案が総務常任委員会に示され、質疑が行われました。

 私は、「昨年の9月議会の一般質問や市民とのキャッチボールトークで、村山市長が見直し理由の第一に挙げてきたのが合併前上越市における配分額超過問題だ。どうしてこうなったかを点検するために、合併前上越市の地域事業の一つひとつがどうなっているか、金額の変遷を含め包み隠さず明らかにすべきだ。そこから議論は前に出る」と訴えました。遅くとも3月議会の総務常任委員会開催までに提出するよう求めましたので、どう対応してくるか注目したいと思います。また、地域協議会などに配布された資料には、土地開発公社問題の記述など誤解を招くものがあるとして修正を求めました。

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 きょうの委員会では残念ながら13区選出の4人の議員しか発言しませんでした。合併前上越市選出の議員からも積極的な発言をしてほしいものです。

 きょうは雨が降って、霧と呼んだらいいのか、多く発生し、車を運転していてもライトをつけないと走ることが出来ませんでした。写真は大島区板山です。まだ、2メートルを超える雪が残っていて、ひんやりしました。

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 最後にひとつうれしいことがありました。先日、「春よ来い」に書いた「動物たちの足跡」を子どもたちに朗読してあげようと思うがいいかとの問い合わせをいただきました。もちろん、ご自由にどうぞと答えましたが、ありがたいですね。

2011年02月26日

マンサク開花

 待ちに待ったマンサクが開花しました。昨年よりも1日早く咲きました。いつものことながら、初めて黄色の花を見つけた時はとてもうれしくなります。いい写真を撮りたいと思って、ハシゴを使って高い位置に咲く花を撮影しようとしたら、手の震えがなかなか止まりませんでした。

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吉川で「新春の集い」

 吉川区内で党支部と後援会が協力して「新春の集い」が開かれました。今回は県議選が目前となっていることからいとう誠さん(上越市区の日本共産党予定候補)からも出席してもらいました。いとう誠さんの話は街頭宣伝などで鍛えられ、磨きがかかってきてました。閉塞感が広がるなかで、暮らしを守る日本共産党の役割と県政政策を訴えました。

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 私の報告はマンサクの開花から。花の話をするとつい表情が緩みます。開花したのはきょうですから、みなさん、「へーっ、咲いたんだ」という顔をしていましたね。

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 もちろん本題は市政と県政がテーマです。豪雪対策、地域事業費制度の見直し問題、「新潟洲」構想などについて話をさせてもらい、日本共産党の県議会議員を上越市区からも出してほしい、力を貸してほしいと訴えました。訴えの中では、豪雪対策のことが載った先週の「しんぶん赤旗」日曜版も紹介しました。

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 第2部の懇親会は例年以上に盛り上がりました。まずは小田順子後援会長が私の「春よ来い」の第143回「凍み渡り」を朗読した後、キャベツの中からいろんな虫が出てくる「指の体操」をやりました。私は初めてやったのですが、右手の指と左手の指がうまく出てきてくれなくて……。全員参加のこうしたゲームは楽しいですね。

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 昔話の上手な仙田幸造さん、今回は漫談です。昔話を語る時と同じ調子で漫談とはね、驚きました。こちらは動画でごらんください。

 きょうは手づくりの料理もいっぱい用意していただきました。昨日からがんばってくださった後援会の女性のみなさん方に感謝です。料理の一部をごらんください。

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 最後の締めは県議選の勝利をめざしての「団結ガンバロウ」でした。

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 夕方からは大島区の第14回「旭雪まつり」に参加してきました。まだ写真が整理できていませんので、明日の午前にでも紹介します。

2011年02月27日

あさひ雪あそび2011

 昨晩は大島区田麦の「庄屋の家」の広場で行われた第14回あさひ雪まつりを見てきました。気温がどんどん低くなって、雪まつりにはぴったり。正面の舞台では区内外から集まった人たちが三味線の演奏、詩吟、寸劇等を披露してくれました。

 この夜のために、区内の道路沿いは雪の壁をくりぬいてロウソクが灯されました。まさに見事な「雪ほたる」です。今年は天候がよかったこともあり、これまで以上にきれいだったように思います。

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 雪まつりの会場の正面舞台。私が会場に到着した時はちょうど吟詠の最中でした。舞台には吉川区のKさんもいて、びっくりしました。私がこの祭りで楽しみにしていることのひとつは地元の人たちによる劇です。今年はウサギ年にちなんで「ウサギとカメ」の物語を演じてくれました。観客席の人たちと一体になった場面もあって、よかったです。

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 会場ではいろいろな人と出会いました。牧区で地域おこしの活動をしているOさんとは久しぶりの再会でした。県庁マンからも「橋爪さんですよね」と声をかけていただきました。この人とは、「米山以南の上越から県政に強力な影響力を行使する人がほしい」など、県政のことで話をすることが出来ました。吉川区からの見学者にも会いました。自動車整備の仕事をしているOさんです。声をかけたら、驚いていました。3月12日に尾神岳の麓にある「報尽碑」を雪中参拝する真宗大谷派の人とも再会しました。さらに従兄の孫さんとも会いましたよ。お母さんとそっくりの顔です。

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 この日、従兄たちも大活躍でした。竹平の2人の従兄はモチを焼き、販売する担当です。トン汁も売っていました。

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 帰りにお土産としてもらったのは、串モチです。ふき味噌がぬられていて、いい匂いがしました。もちろん味も良かったです。

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 昨晩は地域おこしに取り組んでいる様々なグループ・個人が目立ちました。大島区旭地区の人たちが自分たちの住んでいるところの魅力を力を合わせて宣伝する、その姿は感動的です。

午前は街頭宣伝、午後は頸城区で「新春の集い」

 今朝も凍み渡りが出来ました。商業新聞に折り込んだ市政レポート1490号には「春よ来い」の第143回「凍み渡り」を掲載しましたので、いいタイミングでした。

 午前はいとう誠地区委員長(県議選予定候補)と一緒に街頭宣伝です。日曜日でしかも晴れ渡っている、というなかでの演説には多くの人たちから耳を傾けてもらいました。最初の演説時には、田んぼの凍った雪の上を孫と一緒に歩いているHさんの姿もありました。声をかけたら、「おまんの『春よ来い』を読んで歩いてみたんだわね」との言葉が返ってきました。うれしかったですね。

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 河沢では私の従弟が製作したチェンソーカービングの作品がふれあいセンターのそばにおいてあり、いとう委員長も感激、「初めて見ました」。

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 午前の街頭宣伝は12か所。あちこちで声をかけてもらい、激励を受けました。午後3時からは頸城区の希望館で「新春の集い」です。上野公悦市議の人柄と精力的な日常活動などへの力強い支持があって、100人近い人たちが集まってくださいました。県政政策を訴えたいとう予定候補を励ますすばらしい集いになりました。

 私の役割はどこの「新春の集い」でも県議選の意義と日本共産党の役割を語るところにあります。きょうは事前に「市政のことにもふれてほしい」という注文があり、豪雪対策や「新潟洲」問題などにも言及しました。そのせいもあってか、だいぶ長い演説になってしまいました。反省です。

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 上野市議は市政報告で、住宅リフォーム制度実現に至る経過や昨年成立した議会基本条例によって議会報告が義務づけられたことなどを丁寧に語りました。市民の願いに応えて現場に足を運び、具体的な提案をして政治を動かす日本共産党の議員、議員団の役割が参加された皆さんによく理解してもらえたのではないかと思います。

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 懇親会では地元の人たちによる素敵な日本舞踊や大潟区の仲田さんのマジックを楽しみました。仲田さんのお連れ合いは吉川区出身で、以前、ご自宅を訪ねたことがあります。こういう楽しいマジックをやってくださる人だとは知りませんでした。

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 「新春の集い」が終わって、希望館を出ようとした時、上空で「クワッ、クワッ」という鳴き声を耳にしました。雁行です。午後6時ちょっと過ぎでした。ポケットにカメラを入れておいたので、すぐに取り出し撮影することが出来ました。暗いのによく撮れたものです。

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2011年02月28日

「分かりやすい表現」の技術

 あー、情けない、情けない。携帯電話に入力した予定が1カ月も違っていたのです。2週間ほど前に、吉川区地域協議会の会議の最中に入力した吉川区地域協議会の次回開催日は2月28日となっていました。地域事業費制度について意見書を出す日となることだろうから、必ず傍聴しなければと思っていました。「出されれば、3月議会の質問の際に使えるかもしれない」そんな自分勝手な思いもあったのでしょうか、「3月28日」を「2月28日」と勝手に思い込んでしまったのでした。

 きょうは午前9時から党議員団会議でした。陳情の取り扱い、議案の賛否、一般質問項目をどうするかなどを4人で話し合いました。思いのほか時間がかかったのは、レジ袋の無料配布の禁止、リサイクル経費を商品価格に組み入れることなどを含んだ陳情です。4人で議論しても最終的な判断ができず、陳情書採択めざし積極的に動いている議員の説明を聞こうということになりました。一般質問は党議員団で取り上げるべきテーマの選び出し作業をやり、その後、質問者を決めます。まだ確定していません。

 総括質疑の質問取りの際、同席していた平良木議員が職員に対して、「『分かりやすい表現』の技術」(藤沢晃治著、講談社)を読むと目から鱗ですよ、と言うので古本を注文してもらいました。それがきょう届きました。車を走らせていて、どこで停まったらいいのか良いのか迷う道路標識、市内の鴨島などにありますね。小さな文字で書かれたプレゼンテーション用チャート、頭のいい講師にかぎって、こういうものを見せてくださいます。そのほか、「格調の高さを意識して作られた難しい文章」など、私のまわりにも「分かりにくい」表現はごろごろしています。どうしたらいいのか、この本では「16のルール」にまとめています。今回は間に合いませんが、議会での質問に生かせたらいいなと思っています。

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