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チラシづくり(2)

 きょうも蒸し暑い日でした。久しぶりに30度を上回ったのではないでしょうか。これまで涼しい日が続いていただけに、実際の温度以上の暑さを感じます。お昼ころ、役場のロビーで休んでいたら、外の水溜りでスズメが頭を水の中に突っ込んだり、羽を水につけた状態でブルブルと震わせたりして遊んでいました。
 さて、きょうは金曜日です。朝からしんぶん赤旗の日刊紙、日曜版の配達に出ました。ところが、いまひとつ気分が乗りません。原因は、昨日作成した町政レポートにありました。
 私には、長年の間に、配達しながら町政レポートをチラッと見る癖がついてしまっていますが、今回のレポート、瞬間的に見た時の印象がよくありません。特にトップニュースにした成人式の見出しと写真の印象が暗く、まるで葬式のような雰囲気をつくりだしているのです。
 14日の「見てある記」に書いたように、今年の成人式そのものは、明るく楽しい雰囲気の中で終わっています。それと私の書いたニュースにギャップがありすぎます。どこにメスを入れたらいいのか。私の結論は、「真夏の成人式に57人」という見出しそのものが、ありきたりで、しかもその文字が大きすぎるということでした。
 町政レポートは白黒印刷です。どんなに明るいニュースでも黒インクで印刷されることになります。オレンジやピンクなら、大きな太い文字でも冷たさや暗さを感じることがありませんよね。黒はそうはいきません。字体や文字の太さによっては暗さもある。威圧感もあります。
 そこで、朝の搾乳前のしんぶん赤旗の配達は最小限にとどめ、搾乳後にレポートを作り直すことにしました。再考の結果、見出しは2段としました。上段は教科書体に近い字体で「笑顔がいっぱい、楽しい雰囲気でした」、下段は「真夏の涼しい成人式に57人」とし、文字そのものに網をかけてみました。
 見出し文はいまひとつではありましたが、当初のものに比べれば、うんとよくなりました。黒色の持つ威圧感は和らぎ、成人式のニュース全体が伸び伸びして見えます。こうして町政レポート1101号の改訂版が出来上がりました。


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概要

2003年08月22日 00:00に投稿されたページです。

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