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二百年の子供

 昨日、きょうと新潟日報紙に大江健三郎氏へのインタビュー記事が掲載されました。若い人向けに書いた本の第3弾、『二百年の子供』についてのインタビューですが、なかなか面白い。例えば、日本の近代は、いまから150年くらい前からはじまり、まだ終わっていないという指摘。日本では、個人として完全に自立して世界的な仕事に参加していく人は少なく、ヨーロッパの市民と比べると遅れているという大江氏の発言はうなづけます。それから、敵も味方もはっきり分かる言葉で表現することが大切で、小泉首相は「言葉のごまかし」の典型だという話も面白く、よく理解できます。また、読みたい本が1冊増えました。
 町役場で上越市の「合併問題を考える会」の代表、高野誠さんに会いました。仕事の関係できておられたのですが、30分くらい話をすることができました。いよいよ、上越市で市町村合併での住民の意思を問う住民投票実施を求める直接請求をはじめるとのことでした。高野さんの話によれば、選挙管理委員会で一定の「レクチャー」を受け、どういう手順で何をしたらいいのか勉強されたといいます。また、住民投票条例案も各地のものを参考にして自分で作ったと言っておられました。とにかく真面目で、一生懸命。とても感じのいい人です。
 きょうは、パソコンの周辺機器の1つがトラブルを起こし、メールなどの送受信ができなくなりました。いま、こうして「見てある記」を書いていられるのは、長男が夜遅くまでかかって応急措置をしてくれたおかげです。いったん便利さを味わってしまうと、トラブル時は本当に不便です。こういう時にかぎって、インターネットで調べたいことが出たり、メールを使う用事があったりしますから。それにしても、パソコン関連の機器について、もう少し勉強しておかないといけない、そう感じた一日でした。
 「私の好きな風景」に一枚追加しました。ごらんください。
 


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2004年01月07日 00:00に投稿されたページです。

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