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臨時議会間近

 14という全国最多の市町村合併を認めるかどうかの臨時議会が今週から来週にかけて一斉に開かれます。きょうはまず大島村と浦川原村で開かれました。母に頼まれた用事で大島村まで行きましたので、帰りに浦川原村の杉田議員のところにより、臨時議会の様子を聞いてきました。合併の特別委員会が事前にあったせいか、本会議は30分ほどで終了したとか。廃置分合など合併関連議案は杉田議員のみの反対で可決でした。興味深かったのは議会に配布された地域自治組織についてなどの資料です。幸い、当町の議会は30日ですので、こうした資料は検討する時間が十分あります。大いに勉強して活用させてもらいたいと思います。
 大潟町、頸城村、柿崎町、吉川町の住民有志のみなさんがこのほど、「頸北地域の発展を願う会準備会」を発足させ、4町村議会に請願書を提出しました。請願の趣旨は、各町村議会で合併関連議案の審議をしようとしているが、これを延期してほしいというものです。その理由として、合併協議会などの協議では地域自治組織や支所長権限など「住民が最も知りたいことが不明」となっていること、住民の十分な理解と合意が得られていないことなどをあげています。きょう入った情報では、大潟町議会に提出された請願書では、議長を除く合併慎重派議員7人全員が紹介議員になったとのことです。
 新潟日報、上越タイムスがこの請願の動きを含め、臨時議会をめぐる状況を報じたことで、きょうは、「合併期日はどうなるのか」「法定協議会は解散するのか」などといった、いろいろな質問や声を寄せてもらいました。また、上越地域合併協議会の幹部がある県議に働きかけているらしい、との情報も入りました。市町村合併は単に行政区域の変更をするレベルの問題ではなく、これまでの町や村の将来をどうするかという重大問題です。それだけに、関係住民に対する十分な説明と理解が基本となります。そして住民の意思を正確に把握する。これがないなかで進めると、住民本位のまちづくりは重大な困難に直面します。何が何でも合併へと突き進んでいる人たちは、どうもこのことが分かっていないらしい。


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概要

2004年07月27日 00:00に投稿されたページです。

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