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合併自治体選挙についての学習会

 昨日の強風被害は、私の住んでいる集落でもありました。ある家では、作業所のトタン屋根がめくれていました。また、杉の木が危なくなってきたということで、材木屋さんに切ってもらうよう手配した家もあったようです。きょうは、新潟へ出かけた関係で調査できていませんが、明日、役場で全町的な被害状況について調べようと思っています。
 新潟では合併後の議員選挙についての学習会がありました。講師は党中央選対局の田熊さんで、「合併自治体の選挙をどうたたかうか」というテーマで2時間にわたって話をされました。新潟県は佐渡市と阿賀野市で明と暗の両方の選挙を経験していますが、全国の経験をもとに展開された田熊さんの話は、とても説得力のあるものでした。「合併のプロセスや選挙の形態などによって、一つひとつの選挙の様相が違う」「これまでの経験の延長では勝てない。新たな探求が必要だ」などという指摘は重要だと思いました。
 質疑、経験交流の時間に、中越のある議員が、「定数1でどうたたかったらいいか」と田熊さんに質問しました。答えは、何と、「合併自治体選挙で定数3ではいくつか勝ちましたが、定数2や1で勝ったことはありません。ぜひ勝ってみせてください」。この答えに会場は大笑いでしたが、必死になって知恵と力を発揮して道を切り開くしかないことを改めて知りました。私も大笑いしたのですが、考えてみれば、私のところも定数1でした。なお、定数1の選挙は合併自治体選挙ではまだ勝ったことがないそうですが、補欠選挙ではいくつも勝利した経験があります。やりがいがありますね。
 学習会では中越大震災で被災した議員数人に会いました。「たいへんだったね、家はどうだった」とある議員に聞いたら、「家かい、建て直しだ」とさらりと言います。本当は苦しいのでしょうが、明るく、前向きに生きようとしているのがよく分かりました。がんばってほしいと思います。


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2004年12月06日 00:00に投稿されたページです。

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