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注目されたミニ土偶

 時々冬に戻りながら、春はやってきます。朝、市役所へ出かけるとき、近くの田んぼの土が少し見えたのでうれしくなりました。それがどうでしょう、帰りはまた雪になっていたのです。雪が軽トラの前方から吹きつける、路面はシャーベット状、久しぶりに「雪道の怖さ」を意識しながら運転しました。上川谷は昨日3メートルを割り、2メートル99センチになったそうですが、再び3メートルを超えたことと思います。
 きょうから市議会は私の所属する文教経済委員会です。朝10時から夜8時まで、教育委員会関係の議案の審議でした。答弁者の中には教育、文化のプロといってよい人が何人もおられますが、遠慮なく質問させてもらいました。これだけはきいておきたいと思っていたのは、教育予算切り詰めによる義務教育無償の原則くずし、それと文化財保護の2つです。前者の方は、合併前の上越市区域内にある小学校の後援会予算(案)を使って質問を展開した結果、義務教育無償の原則に抵触する実態があるかどうかの調査を約束してもらいました。ありがたかったのは、他会派の委員からも教材消耗品費などの不足を指摘する声があがったことです。これで教育予算にたいする見方も少しは変わることでしょう。
 文化財については保護と活用の両面から質問をしました。個人や集落で管理している文化財については、保存、管理が難しくなった場合、寄託制度を活用するという答弁がありました。市の準文化財調査で判明した、大勢の皆さんから見てもらいたいような宝物は広く公開する場を設けるべきだ、との私の提案は積極的に受け止めてもらえました。具体例として紹介した長峰遺跡出土の小さな土偶については、休憩時間に、小林教育長などから、「きょうの質問が大きな意味を持つかもしれないですね。マスコットにしたらいい」と声をかけていただきました。


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2006年03月02日 00:00に投稿されたページです。

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