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戦争は戦争の顔をしてこない

 真宗大谷派のお坊さんの中には憲法を守り、平和を求める点で確固不抜の意思を持っている人がたくさんいます。県議選で上野公悦候補を応援した地元の方もそうでした。でも、そうした人たちの考えは、これまで全部、新聞やビラでしかお目にかかることができませんでした。いつか、生の声で聞いてみたいものだと思っていたところ、きょうの親鸞聖人越後御流罪八百年記念大会でようやく実現しました。
 生の声で語ってくださったのは池田勇諦(いけだ・ゆうたい)氏、宗教界では超有名人で、同朋大学学長などを務められたことのある人です。『いのちとひかり』(東本願寺伝道ブックス)など多くのベストセラーの著者でもあります。きょうの記念講演、「困難か法難か…親鸞聖人のご流罪に学ぶ」の中で平和を求める声が2000人の聴衆で埋まった会場に響き渡りました。
 戦争は戦争の顔をしてこないんです。じゃあ、どんな顔をしてやってくるのかとある人が質問されたので、私はこう答えました。「美しい国づくり」という顔をしてやってきますよと。「戦後レジュームからの脱却」だなんておっしゃいますが、戦後体制の出発点は「戦争は再びしません」が出発点でした。そこからの脱却だなんて、黙っていられません。真宗門徒はお念仏の教えを受けている者として、しっかり監視していく必要があります。幸い、この800年の法要に合わせて参院選挙があります。主権者として、具体的な1票で表現しましょう。
 すごく力強い、お話でした。感動しました。
 市政レポート吉川版NO1296を掲載しました。ご覧ください。


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2007年05月27日 00:00に投稿されたページです。

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