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2007吉川小学校音楽発表会

 時間にすればわずか2時間。でもこの2時間のための準備の時間は数倍かかっているにちがいない。そう思ったのはきょうの吉川小学校音楽発表会でした。

 学年ごとに目標をもち、聴衆に何を訴えるかをしっかり決めて練習したのでしょう。どの学年も持ち味があって、楽しませてもらいました。例えば1年生、入学して半年になります。「あるこ あるこ わたしは元気…」の曲が流れる中、大きく手を振り、足も上下させながら舞台へ。なれない学校生活の中に楽しさを見つけて元気よく頑張っている様子を歌と言葉で示してくれました。ヤギを飼うことにして子どもたちが校長先生のところにお願いに行くと、先生は、「みんなお世話できるかな…。よし、飼ってもいいぞ」。ヤギのぬいぐるみも登場させての歌は「なかよしやぎさんのマーチ」でした。

 元気にのびのびと。「ヘーイ ヘイ ヘイ ヘイ ヘイ」。とても元気な4年生たちでした。彼らが歌の前に言った言葉は短く、体育館に響きました。吉川の上流の水はとてもきれい。山から見る眺めは最高。吉川の水は尾神岳から生まれるんだよ。気球に乗って見てみよう。そして彼らが歌った歌は、「時には大空に旅してみたくなるものさ…」で始まる「気球に乗ってどこまでも」でした。

 総合学習で米づくりを学んだ5年生。今年はもち米を作ったそうです。「見つけよう 感じよう」という文字が壇上のスクリーンに浮かびます。担任の先生が背筋をすっと伸ばしてタクトをふり、子どもたちが歌ったのは「地球の息吹」でした。スライドではコメづくりの様子の映像を映し出しながら、「田植えの時から収穫のことを考えてニコニコしてしまいました」「5回の開墾と代かき がんばりました」などと子どもたちが学んだ時の思い出や感動を語りました。

 毎年、聴衆をわかせるのは職員の発表(画像はここ)です。今回は「千の風になって」を歌ったあと、ひょっとすると、合唱だけで終わったのかもと思わせるほど次の出し物が出て来るまで時間がかかりました。保護者の中には、「これで終わったら、懇親会は荒れるよ」という声まで出ました。やっと準備が出来て、職員さんが出てくると会場から歓声があがりました。エクササイズです。私もそうなんですが、校長先生のワンテンポ遅い動作、先生たちのおどけた仕草、そしてブリッジにみんなの目が注がれました。最後は、子どもたちも一緒に動くほどのりましたね。


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2007年10月21日 23:33に投稿されたページです。

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