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うまれてよかったわたしの弟

 きょうは旭、源、吉川の3小学校が統合して吉川小学校となって初めての文化祭。私の楽しみは子どもたちの絵です。どの学年もテーマも含めて自由にのびのびと描かれているのが近年の特徴で、楽しい絵、おもしろい絵などがたくさんあります。きょうもずいぶんたくさんの素敵な絵に出会うことができました。
 それらの中で一目惚れした作品があります。小池彩乃さん(3年生)の「うまれてよかったわたしの弟」という絵です。今年の8月、彩乃さんのお母さんは男の子を出産しました。けっこう年も離れていて、とてもかわいかったのでしょうね。お盆の15日、お母さんが退院しました。その日、お父さんが運転するワゴン車で家に帰る時の様子が描かれていました。車の中はだいだい色で幸せいっぱい、弟を産んでくれたにっこり顔のお母さんは大きく描かれています。黄色の服を着た赤ちゃんはピンク色の布に包まれ、お母さんがしっかり抱いている。その赤ちゃんをじっと見ている彩乃さんも描いてありました。弟が生まれ、家族がふえた喜びを伝えてくれたこの作品のおかげで、きょうは一日中、幸せな気分にひたることができました。
 文化祭の作品をみた後、米山団体研究会のみなさんの地質調査に1時間半ほどご一緒させてもらいました。尾神岳の急峻な山体がこぼれでたような「はり出し部分」は、山体をつくっている鮮新世の火砕岩層が下位層の上を滑ってできたものなのかどうか。新たな露頭調査は慎重に進められました。前にも書いた、きゅるんきゅるんした「鏡の肌」らしきものは確かにありましたが、しっかりした接点といえるかどうか、私がいた時間内には結論が出ませんでした。ドラマはまだまだ続きそうです。
 午後からは山間部を中心に街頭宣伝を行いました。空は青、澄み渡った秋空の下で元気に音を出してきました。いつものことながら、外に出て聴く、クラクションを鳴らす、手を振るなど励ましてくれる人がいると、つい力が入ります。応援、これからもお願いしますね。


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概要

2003年10月19日 00:00に投稿されたページです。

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