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志位委員長が聞いた「母の戦争体験」

 投票日まであと4日。きょうは、新潟市の万代シティで開催された日本共産党大街頭演説会に参加してきました。1500人の聴衆を前にした志位委員長の話は、とても分かりやすく、選挙最終盤の情勢にふさわしいものでした。
 消費税の大増税、憲法改悪、そして比例代表定数の削減で自民党と民主党がなぜ同じ船に乗って悪政を競い合っているのか。その背景には、経済同友会や日本経団連などの財界の野望があることがはっきりと示され、悪政にストップをかける日本共産党の役割が鮮明になりました。志位さんじゃないけれど、財界にほめられるようになったらおしまいです。日本経団連が各政党の政策に関して「通信簿」をつけていたというのは、おもしろかったですね。
 志位さんというと、様々な資料を使って論理明快な話をする人だというイメージが強いのですが、きょうの演説では、めずらしく情に訴える内容がありました。平和憲法の話のなかに、自分の母親の戦争体験が入ったのです。千葉の女子師範に生徒として通っていたお母さんは、軍需工場で働いていました。ある時、空襲に遭い、旧友8人は手足がバラバラになり死亡、お母さんも生き埋めに。寮の同室で一番の仲良しだった人も亡くなりました。こうした犠牲の上に日本憲法ができた、子の世代、孫の世代に引き継いでいきましょう、との訴えが心にひびきました。
 「しんぶん赤旗」日曜版の9日号が選挙の関係もあり、いつもより早く到着しました。すぐさがしたのは、元吉川小学校教頭だった仙田幸造さんの記事です。今度の選挙から日本共産党後援会員として頑張っている仙田さんの奮闘ぶりが載っています。負けずに頑張らなくては。


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概要

2003年11月05日 00:00に投稿されたページです。

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