« 頸北議員懇談会は継続へ | メイン | 小泉内閣への批判が爆発する予感 »

2003年12月9日は忘れない

 あなたが生まれてから今日まで一番良かったと思われることはなんですか、と聞かれれば、私は迷うことなく、「戦争にまきこまれることなく、平和に暮らせたこと」と答えます。それが可能だったのは、世界に誇ることのできる平和憲法を日本が持っていたから。ところが日本の政府は、きょう、2003年12月9日にイラクへの自衛隊派兵計画を正式に決めました。記者会見で小泉純一郎総理は、「戦争に行くのではなくて、人道的な復興支援だ」と強弁しました。戦後最悪の総理大臣です、この人は。私は、「2003年12月9日」という日と「小泉純一郎」という名前を絶対に忘れません。抗議の意味を込め、以下に日本国憲法前文と第9条をかかげます。
日本国憲法前文
 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法はかかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
2  日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
3  われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
4  日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
第九条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】
1  日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2  前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hose1.jp/mt/mt-tb.cgi/132

コメントを投稿

(TypeKey でサインインしたコメントは即時に、それ以外は承認後表示されます。)

概要

2003年12月09日 00:00に投稿されたページです。

前:頸北議員懇談会は継続へ
次:小泉内閣への批判が爆発する予感

過去の投稿

小さな町の幸せ通信