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深い議論ができない

 雪、降りやまず。雪が激しく降る中、合併関連の2つの会議がありました。午前は、議会の市町村合併特別委員会、午後からは当町から選出されている合併協議会委員による検討委員会でした。事務事業の調整、小委員会の報告と今後の方針などについて話し合いました。
 きょうの会議で強く感じたのは時間のなさです。事務事業一つとってみても、当町と上越市ではずいぶんと違うものがあります。それらを一つひとつ比較検討する中でどういう調整をしていくべきなのか決めていくべきなのに、その余裕が十分ありません。学校使用事業などいくつかの項目は特別委員会で行政側に質問することができず、午後の検討委員会でやっと質問できたというのが実際の姿です。
 だいたい合併協議会が20日に1回のペースというのはピッチが早すぎます。この間に小委員会もある。自治体間協議ですから、それぞれの自治体に持ち帰って議論するのは当然のことですが、それが落着いてできる状態でないというのはいかがなものか。新市の姿が見えないうちに合併期日を先に決めた影響がここでも出てきています。
 夕方になって、住民から出された「市町村合併の可否について町民の意思の確認を求める請願」が柿崎町議会で不採択となったという情報が入ってきました。ごく当たり前のことを求めた請願が、「議会制民主主義にそぐわない」「個人での請願はいかがなものか」などと発言した人たちによって葬り去られたというのです。情報を寄せてくださった方の話では、これから町民への宣伝を強め、直接請求も考えたいとのことでした。


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2004年01月27日 00:00に投稿されたページです。

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