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叔父の葬儀

 亡くなった叔父の通夜、告別式に参加するため、昨日から2日がかりで習志野市鷺沼にでかけてきました。大島村と吉川町の従兄などと1台のワゴン車に乗って往復しました。昨日は助手席で楽々させてもらいましたが、きょうは、私がずっと運転。なれない首都高速を走ったせいか、たいへん疲れました。向こうは晴れ、強風が吹いたものの、予想された雨は落ちませんでした。
 叔父は片方の目をちょっぴり開け、いまにも「きてくれたか」と語りかけてきそうな顔をして眠っていました。棺の中にはタバコと大島村のあさひ荘のマッチなどが入っていました。これに叔父が愛用した携帯電話が入っていれば、旅支度としては完全だったのですが、あちらの世界では文明の利器を使う必要が無いとのこと、まあ、それもいいでしょう。
 叔父の通夜も告別式も近くの慈眼寺というお寺で行われました。親戚の人たちを中心に、国鉄(JR)関係者、旅行仲間、友人など大勢の人たちが叔父との最後の別れをしました。叔父も喜んでくれたことと思います。私は、こちらから出かけた従兄たちとともに、このお寺のお御堂に泊めてもらいました。久しぶりに会った親戚の人たちも、突然の死にびっくりしたようです。「ニンジン送ってくる時期なのに電話が無いのでおかしいと思っていた」「同級会の面倒をよくみていて、故郷の大島村で計画していたらしい」。叔父の話はいつまでも続きました。
 今朝は叔父が生活していた鷺沼周辺を歩いてみました。すぐ近くに「虹色の湖」をヒットさせた中村晃子の生家があるとのことでしたが分かりませんでした。その代わり、彼女が再興したという「樋ノ口弁財天」を見てきました。こちらではこれから咲くアジサイ、ドクダミなどがすでに花開いていました。当たり前のことですが、場所によって花の咲く時期が違うことを自分の目で確かめるのも、いいもんです。


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2004年05月31日 00:00に投稿されたページです。

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