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再会の喜び

 高校時代の同じ学年の者が集まって交流する同期会がありました。最初に高校見学、そして夕方からは池の平温泉で懇親会がありました。36年ぶりに3学年だった時の教室へ入ったら、雰囲気は昔とまったく同じ、床も黒板も教壇も変わりませんでした。ただ教室が思っていた以上に狭いのには驚きました。いまは私が通学していた時代より一クラスの生徒数が10人以上少なく、40人とのこと。それでも机や椅子の周辺に余裕があるようには思えません。昔、50人からの生徒がよく入ったものだと思います。
 同期会や同級会の最大の楽しみは普段あまり会えない級友たちと再会できることです。きょうは、吉川町川谷出身の小泉節子さん、高校1年の時同じ下宿だった妙高村出身の高水純夫さん、糸魚川市出身でM造船の幹部として国内外を飛び回っている渡邊猛さんなどと、久々に会いました。高校時代の話ばかりでなく、その後の興味深い話もたくさん聞きました。高水さんからは「じつは(吉川町の)水源分校、設計したのはおれなんだ」と聞いてびっくり。渡邊さんはこの間もパリに行って営業活動をしてきました。「フランス語もやるんかい」と尋ねると、「いまは英語ができればいいんだよ。おれでもなんとかやっている」。こっちは、英語はすっかり忘れ「アイラブユー」ぐらいしか言えませんから、くやしいですね。高校3年の時に同じ部屋で自炊していたMさんとは音信不通ですが、京大卒業後、医師になったという情報も入りました。手がかりがつかめ、ほっとしました。
 ホテル、交流会場となったアルペンブリックホテル、妙高高原ビール・タトラ館は、同期で応援団長だった荒井三ノ進さんの経営、美味しい食べ物、ビール、格安で奉仕してもらいました。心から感謝します。料理の中で一番興味を持ったのは山菜の天ぷらです。会場の一角で次々と揚げられる様子をじっくり観察しながら、用意された山菜の全ての種類を味わいました。ウド、コゴミ、タラの芽はおなじみでしたが、モミジガサ、ギョウジャニンニク、ヤチウド、ハリキリは初めてでした。今度、植物図鑑でしっかり調べて自分で採って揚げてみたいと思います。それとタケノコ汁、ギンブキのお浸しもうまかったです。ぜひ一度訪ねてみてください。お奨めです。
 再会の喜びという点では、北朝鮮に拉致された日本人のうち、蓮池さん夫妻、地村さん夫妻と子どもさんたちが、きょう、やっと再会できました。良かったですね、曽我さんも遅くない時期に家族みんなで一緒に暮らせることでしょう。小泉首相の今回の訪問を契機に、拉致された人たち全員の消息がわかり、関係者の再会につながってくれればいいなと思います。


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概要

2004年05月22日 00:00に投稿されたページです。

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