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出版記念パーティ

 昨年亡くなった古厩忠夫さんの『Fゼミ通信』(同時代社)と『日中戦争と上海、そして私』(研文出版)の2冊の出版を祝って、東京の学士会館でパーティが開かれました。集まったのは出版関係の人たち、学生時代の友人、教え子、親戚など50数人。当初予定していた参加者が当日になって10数人も増え、開始時間1時間前に料理の追加をお願いするほどでした。参加者数だけでなく、中身の満足度も百点満点の出来だったと思います。
 古厩さんを囲む(?)こうした会に参加していつも思うのは、生前のお付き合いの広さと濃密さです。会を成功させようと一生懸命になる存在が必ずいますし、参加者の中には強烈な個性の持ち主が何人もいる。今回もパーティ開始時間を1時間間違え、遅れて参加、その後、ユーモアたっぷりに思い出話をしてくださった立命館大学のHさんもその一人、ほんとうにおもしろい人でした。もっとも時間を間違えたという点では、閉会時間を開会時間と間違えてやってきた愛知県の高校教師・Aさんの方が上手(うわて)でした。
 今回のパーティを企画してくださった方たちとの話し合いでは、酒を飲んで楽しい会になればいいね、ということでした。ただ一つ気がかりだったのは、お酒が入った後のスピーチを聞いてもらえるかどうかでした。でもすごかったですね、10人を超える人たちが次々とスピーチをしてくださったのですが、全員の話を集中して聞いてくださったのですから。どんな話が飛び出すのか興味津々だったこともありますが、司会をしてくださった近藤典彦さん、松本ますみさんの力が大きかったと思います。
 私の今回の任務は古厩さんを映像で紹介すること。参加者のほとんどがビデオで古厩さんが登場する企画の存在を知らなかったので、司会の松本さんの「それでは、これから古厩さんの講義を聞いてもらいます」の言葉には驚いた様子でした。にっこり笑って「おはようございます」といい、軽快な語り口で「森の水車」の歌詞について説明する姿など古厩さんの映像はインパクトが十分ありました。テープをダビングしてほしいという人まで出て、私はとてもうれしくなりました。


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概要

2004年09月18日 00:00に投稿されたページです。

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