« 桜開花 | メイン | 「元気」な牛がやってきた »

新潟でも出版記念会

 きょうは朝からフル回転でした。「しんぶん赤旗」の配達があり、民主県政の会の宣伝カーも入ってくる。それが終われば、新潟へ飛ぶ。最終電車に乗って帰るときに、車内で1冊の本を広げたのですが、ほんの2ページくらい読んだくらい。読もうとしても付いていけないほど疲れが出ました。疲れの原因の一つは台風です。昨日からの動きをテレビで見ていて、今年最大級の強さが印象付けられ、強烈な風によって杉などを次々と倒した数年前(?)の台風をイメージしてしまいました。何をしていても、台風がどう動くのか絶えず気になりました。
 新潟では落合恵子さんの「いのちの感受性…育児と育自」と題した講演を聴きました。彼女の本は『午後の居場所で』(朝日文庫)など数冊読んでいたのですが、講演を聴くのは初めて。いのちの問題を根底にすえたお話は分かりやすく納得のいくものでした。心に残ったことがたくさんあったのですが、なかでも、栗原貞子さんの詩、「生ましめんかな」(原子爆弾秘話)と文字のない絵本、『アンジュール』(ガブリエルバンサン作・BL出版)の朗読・語りは最高でした。いのちの大切さを静かに、ぐっと訴えてくる、落合さんがますます好きになりそうです。
 落合恵子さんの講演のあと、きょうのメイン、古厩忠夫さんの出版記念の会に参加しました。9月の東京での会は、出版社や古厩さんの学生時代の友人の皆さんがとてもいい会にしてくださいました。新潟の方は、若い、20代の教え子の人たちが幹事役で、こちらもとても楽しい会になりました。会場は新潟市歴史博物館。30人近い参加者の内、半分くらいの人たちが、古厩さんとのかかわりやエピソードを語ってくださり、心がふわっと温まりました。鎌倉市からわざわざおいでいただいた石島紀之さん、幹事役の高橋愛恵さんと中山佳子さん、それと会を盛り立ててくださいましたすべての参加者のみなさん、ありがとうございました。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hose1.jp/mt/mt-tb.cgi/432

コメントを投稿

(TypeKey でサインインしたコメントは即時に、それ以外は承認後表示されます。)

概要

2004年10月09日 00:00に投稿されたページです。

前:桜開花
次:「元気」な牛がやってきた

過去の投稿

小さな町の幸せ通信