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農業委員、退職へ

 オオハクチョウはどこへ行っているのか、きょうも姿を見ることはできませんでした。池の近くの人の話によると、飛来したのは一羽だけで、朝晩は姿を確認できるが、日中はよそへ行っているらしいとのことでした。というわけで、ハクチョウの写真はいま少しお待ちを。
 きょうは農業委員会の定例会でした。先にお伝えしたように農業委員会も来年1月1日の合併にともない、1つになります。町農業委員は現在18人ですが、このうち選挙委員は13名。このなかから来年4月28日まで引き続き新市の委員をやる5人を今月末までに選ぶことになっていました。きょうはこの5人を選出しました。選ばれた委員は小野寺定雄(現会長)、大滝政一、井部亮一、佐藤正雪、曽根一志の各氏。選出に当たっては地域性を考慮し、決められました。
 さて私ですが、農業委員については来月の任期切れをもって退職することにしました。1977年(昭和52年)からこれまで27年間お世話になってきたのですが、田んぼも止め、牛の方も現在3頭しか飼っていない状況のなかで、支部の仲間たちと相談した結果、選挙委員としては出ないことになったのです。農業委員の仲間からは、「せめて来年の4月までやってもらえないか」との声もいただきました。でも、引退すべき時はさっと引退する。これが大事だと考え決断した次第です。
 私の農業委員活動は自らの農業体験を土台にしてやってきました。山間地酪農への挑戦、そして平場へ移転してからは水田酪農の実践へと変わりました。トウモロコシやソルゴーの栽培とサイロづくり、毎年天気に左右されたワラ集め、振り返ってみると、よくやってきたと思います。こうしたきびしい労働をするなかで、農業委員の活動もやってきました。退職は少しさみしい感じがします。でも農業委員を辞めても、農地、年金などの相談は受け付けますので、どうぞ遠慮なく声をかけていただきたいと思います。


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2004年11月25日 00:00に投稿されたページです。

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