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党議員団で調査活動

 きょうは、党議員団で午前から午後にかけて今回の災害の実態調査をしました。災害発生後、総合事務所などでは災害対応で大忙しですので、できるだけ短時間で被害状況を聞き、現場を見て回りました。上越市内でも被害の大きかった柿崎区、吉川区、大島区、浦川原区を見ましたが、今回の大雨は尾神岳、兜巾山あたりで集中的に降ったようで、やはり一番被害があったのは吉川区でした。一緒に調査にあたった杉本、樋口両議員も吉川区内の代石、国田、川谷の状況には「これはひどい」の連発でした。
 吉川区内の被害状況については昨日、一昨日と私個人で見ていました。きょう、回って気になったのは、災害は現在進行形だということです。山間部ではあらたな土砂崩れが発生していましたし、昨日の写真の現場も土砂が動いていました。調査をしている途中からまた雨が降ってきました。明日あたりから再び梅雨前線がやってくるということですので、今後の動きに要注意です。特に今後土砂崩れが発生する可能性が高いと見てきました。新潟県土砂災害情報システムなどを活用して機敏な対応をしてほしいと思います。
 昨日夕方まで、完全孤立状態となっていた吉川区上川谷。大島区からのルートが昨夕開かれました。今日中には尾神岳からのルートもつながる見込みです。市役所ではワゴン車などの手配をして、住民生活に支障がないように対応しています。ただし、集落の中の3世帯は下川谷の静山荘(旧教員住宅)に避難しています。議員団では、この避難先も訪れ、お見舞いするとともに、要望を聞いてきました。昼間でしたので、実際会うことができたのは2世帯の2人だけでしたが、とても元気そうで安心しました。
 きょうの調査は災害現場を目で確かめることに力点をおいたものでしたが、調査はこれからも引き続きやっていきます。きょうの調査でも気象データの活用方法、各総合事務所の現地本部の体制、本庁との関係など研究課題がいくつもでてきました。しっかりがんばりたいと思います。


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2005年06月30日 00:00に投稿されたページです。

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