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「ゑしんの里記念館」の竣工式

 午前は板倉区の「ゑしんの里記念館」の竣工式でした。議員として、吉川区以外のところの竣工式に出席したのは初めてのことです。まず行政側の代表者の挨拶があり、その後、建設にいたるまでの経過報告をやって施行業者への感謝状をおくる。業者から謝辞、その他へと続く。どんなかたちになるのか関心がありましたが、旧吉川町とほぼ同じでした。ただ、ひとつだけこれはと思ったことがあります。それは板倉区のナビゲーションマップ(案内図、歴史、温泉など)が出来ていて、配布されたことです。作成者は板倉観光協会と「ゑしんの里観光公社」です。吉川区でもこういうものがほしいと思っていただけに勉強になりました。
 式典後、参加者の何人かと話ができました。その1人、田中弘邦さんは合併協議会で一緒だった方です。田中さんは元全国特定郵便局長会会長で、ベストセラーとなった『国営ではなぜいけないのですか』(マネジメント社)の著者でもあります。「田中さん、(郵政民営化反対で)頑張ってくださいましたね」と声をかけたら、「いやー」といって笑っておられました。田中さんのところではお酒もつくっておられます。「うちの親父もお宅で仕事をさせてもらったんですよ、上野武夫さん(故人)とともに」と言いますと、「そうだったんですか」。また、合併協議で知り合いになった板倉区のMさんからは「Mです。どうもどうも」と声をかけてもらいました。
 午後からは上川谷の県道崩落現場へ行きました。地学団体研究会の3人の方が現地でこれまでの調査の説明をし、さらに調査を続けられましたが、私が崩落した現場の中へ入って歩いたのは初めてです。災害発生後、現場のすぐそばまで行った時、「これは写真ではわからない、すごい迫力だ」と思ったものですが、現場の中、上部まで入ったら、すさまじいと思いましたね。研究者の方々からは、波のようなものがなぜ化石として残るかとか、現場周辺の地すべりの形についてなどたくさんのことを教えていただきました。きょうの現場説明会、調査には地元の人も8人参加してくださいました。その中には、貝の化石などの説明に目を輝かせていた小学5年生のY君もいました。この少年は将来、何になるのかな。
 総選挙を前に、いよいよ忙しくなってきました。明日10日には日本共産党の木島日出夫前衆議院議員が上越に来て、国政刷新の決意をのべることになっています。吉川区では午前11時半から、原之町十文字周辺で街頭演説します。夜7時半からは上越南厚生会館で決起集会です。ぜひご参加を。


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2005年08月09日 00:00に投稿されたページです。

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