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いくつになっても頑張ろう

 きょうは各地で小正月行事が行われました。吉川区ではサイの神などが下町、天林寺、代石、川谷などで取り組まれました。このうち、旧川谷小中学校のグランド、体育館で行われた川谷冬祭りと代石のサイの神に参加しました。
 川谷の冬祭りは川谷地区をあげた取り組みです。餅つき、サイの神、雪上ゲームなどを盛り込んだ楽しい行事で、地区外からは法政大学や柿崎区などからも参加者があります。きょうは木浦市長も夫婦で参加してくれました。
 昨年6月の水害で下川谷と上川谷の県道が交通不能となり、地区が分断された状態が続いていましたが、きょうは4つの集落みんなが久しぶりに集まりました。上川谷の人たちもマイクロバスに乗って大島、浦川原区経由で参加し、あちこちで、「おまさん、元気だったかね」などと声を掛け合う姿がありました。
 体育館の中での餅つきと交流会では、市長と私が挨拶した後、角張旧吉川町長が乾杯の音頭をとり、賑やかな宴が開幕。酒を酌み交わし、楽しいひと時を過ごすことができました。餅つきは川谷名物3人づきです。杵と臼を使って3人でつく餅つきは初めて見ました。3人が順番にトントントンとつく、とてもタイミングを取るのが難しそうですが、上手でしたね。こうしてついた餅はとても美味しい。それに、一緒に出された漬物やワラビ、大根などを使った郷土料理も最高でした。
 川谷のサイの神は地区の人たちが昨日から準備して作り上げました。高さは約15メートル、これだけの規模のものは全国でもめったにないでしょう。ワラを巻き終わった段階で、松浦隆司さんがハシゴをかけて登り、障子紙に書いた長い垂れ幕をくくりつけました。そこに書いてある文字は、「いくつになっても頑張ろう」、高齢化がどんどん進むなかでも伝統行事を守ろうという心意気が伝わってきました。天気が良かったこともあって、きょうはゆっくりといい燃え方をしていました。初参加の市長は「親雪、遊雪も大事。毎年、川谷冬祭りに来ます」と言っていましたが、これからもずっと続けてほしい行事です。
 午後3時からは、私の地元、代石集落のサイの神でした。こちらも大いに盛り上がりました。ここでも酒を飲み、公民館での反省会ではこっくりをするほどでした。また、飲みすぎちゃったかな。
 3日前に掲載した私の好きな風景、「下川谷から見た尾神岳」の写真、きょうのサイの神の時のものと入れ替えました。ご覧ください。


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2006年01月15日 00:00に投稿されたページです。

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