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栄村などで雪対策を学ぶ

 詩人の茨木のり子さんが亡くなったことを長野県栄村へ向かう車の中で知りました。学生時代から石垣りん、新川和江などとともに親しんできた現代女性詩人の一人です。数年前に出た詩集の『倚りかからず』も読ませていただきました。各紙が一斉に茨木さんのことをとりあげていますが、赤旗コラム・「潮流」で紹介されている言葉が気に入りました。「野党はもっとおもしろい、生き生きとした言葉で、人の心をわし掴みしてほしいんですよ」。この言葉を忘れないようにしたい。
 きょうは日本共産党新潟県委員会の雪対策についての視察でした。長野県栄村、十日町市松之山、松代で行政当局から説明を受け、懇談してきました。栄村訪問は今回で5回目かと思います。いつもここでは住民の暮らしを守る気概に圧倒されます。今回も、雪対策の、きめ細かい施策の展開に感心してきました。屋根雪対策で落雪式はもうかんべんしてもらいたい、雪が降ればすぐ落ちる、落ちた雪は始末が大変だ。これからは融雪式の屋根にしてもらわないと、豪雪時には対応できなくなる。救助対象の家をまわるには順番を崩してはダメだ。説明役のIさんのズバズバした言葉は健在でした。
 松之山、松代では、マンパワーが不足している中で、豪雪とどう闘うか、について学んできました。松之山の「いきいき隊」の活動、松代の「集落安心づくり組合」の取り組み、これからの対策の方向を示すものとして注目してきました。上越市にも自主防災組織の取り組み事例はありますが、豪雪時の助け合い活動までは視野に入っていないのが実際の姿です。今回の視察で学んだことを上越でどう発展させたらいいのか、大いに議論していきたいと思います。


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2006年02月21日 00:00に投稿されたページです。

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