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上越九条の会発足1周年記念集会

 憲法九条を守ろうの声が宗教界にも広がってきていることは聞いていましたが、きょうの発足1周年記念集会での記念講演の1つは、浄土真宗本願寺派の淨福寺住職・松山公昭さんのお話でした。先の大戦では宗教界も戦争動員に一役買ってきました。本願寺派の歴史の歩みを振り返りながら、平和への思いを語られました。数十年前、侵略戦争での日本軍の虐殺行為について言及したところ、その後、講演依頼がぴたりとなくなったと言います。それがいま、また講師として活躍されている。情勢の変化を感じました。
 会場の市民プラザのABCホールでは、三和区にお住まいの前山忠元吉川中学校教諭や旧大潟町議の佐藤忠治さんなどなつかしい人たちに出会いました。きょうの集会では、話を聞くだけでなく、「きょうの平和展」ということで工芸作品や絵画などが展示されていました。舟見研二さん、村山陽さんなど知っている人の作品も並んでいて、じっくり鑑賞させてもらいました。一緒にきょうの集会に参加した妻は、「歴史に学び、九条を守る輪を広げよう」と書かれた集会の幕の文字が気に入ったと言っていました。こうした会も、いろいろな能力を持った人が参加したくなる工夫があるとさらに広がっていきますね。上越九条の会は昨年百数十名で出発し、700人ほどになったと報告がありました。
 きょうの午前中、明後日の後援会の準備もかねて山菜採りに出かけてきました。これまでも2回ほど採ってきてはいますが、時間がないので、サッと行ってサッと帰ってこられる場所で間に合わせていました。きょうは2時間ほどかけて、山間部の谷間に入ってみました。驚いたのは谷や川の姿がガラリと変わっていたことです。昨年の水害で、崩れたり、すべったりしていたのです。デジカメを持っていけば重要な資料になったのに残念でした。山菜はウドとコゴメ、それにノノバ(ツリガネニンジン)をどっさり採ってきました。ノノバは太くていいものがありました。


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概要

2006年05月03日 00:00に投稿されたページです。

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