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議案は少ないが質疑は賑やか

 きょうは私の所属する委員会・文教経済委員会です。「しんぶん赤旗」日曜版を配達しはじめる金曜日と重なったので、朝早くからバタバタしました。委員会での審議案件は今回はわずか2件、このうち1件は今定例会の目玉とも言うべき食育推進条例でしたので、ほとんどの委員が基本問題や個別問題をとりあげ質問しました。
 最初に委員会室を見渡した時、助役、農林水産部長、関係課職員しか理事者側の席に座っていませんでしたので、やはり、と思いました。食育推進については重要問題なので全市を挙げての運動をしていかなければならないとなっていますが、そういう姿勢は市長をはじめ、市の幹部にはないと感じていたからです。農林水産部長の説明の前に、私は、関係するすべての部長に出席要請してほしいと訴えました。これは質問を受けるかどうかだけでなく、委員会での質疑の模様をしっかり聞いておいてほしいと思ったから。私や小関委員の発言で、教育部長や健康福祉部長などが自主的に委員会に出席してくれました。
 質問は条例の基本的な性格について集中しました。本法との関連、市が先進的に制定した「農業、食料、農村基本条例」との関連、「教育プラン」など他分野の基本政策との整合をどうはかっていくかなどです。私が一番気になったのは、「農業、食料、農村基本条例」との関連でした。同条例は今回の食育条例の上位条例ではないとはいえ、食育を意識したものに一部改正する必要があると思ったからです。本当は本法、食育推進条例、推進計画のフロー図だけでなく、市の他の条例や計画との関連を図式化したものをつくって参考資料にすれば、もっと分かりやすい質疑が出来たと思うのですが。
 委員会後、協議会が開かれ、第三セクターなどの決算報告がありました。昨今の情勢のなか、きびしい経営となっているところも少なくありません。そういうなか、次年度の事業計画はあっても経営計画が立てられていないとか、数千万円の累積赤字を抱えながら期末手当が出ているところがある、ボイラーの修繕に時間がかかりすぎなどの指摘がありました。会議が終わってから、委員からは「まだ厳しさの自覚が足りない」等の声が出ていました。


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2006年06月09日 00:00に投稿されたページです。

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