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梅もぎと蛍と

 父や母からの頼まれ仕事はたいがい突然やってきます。きょうもそうでした。昨日まで隣家の葬儀があったので、きょうは1日フル回転で動いて、「しんぶん赤旗」の配達、集金をやろうと思っていました。ところが朝8時前、母から連絡があり、「じいちゃんが梅もぎをはじめて、いま牛舎へハシゴをとりに行ったので手伝ってやってくれ」といいます。やっと歩いている身で、500メートルも離れた牛舎からどんなふうにしてハシゴを運ぶつもりだったのでしょう。運ぶのも無理ですが、それよりも心配したのは、ハシゴを梅の木にかけて上から落ちはしないかということでした。それで約1時間、私も梅もぎすることになりました。木には雨が残っていて、着ていたシャツもズボンも濡れましたので、シャワーを浴びて着替えました。わが家の梅は今年は豊作で、10キロほど採れました。
 今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。どこへ行っても話題は昨晩の雨でした。「よんべなの雨、すごかったね。また去年と同じ降り方だね」「川谷の方、120ミリを超えたんだって。水の出はいつもより早かった」こんな声をいくつも聞きました。配達で回ったところでは土砂崩れなどの被害はまったくありませんでしたが、河川の水位は確かに上がっていましたね。とくにいま橋の架け替え工事中の柿崎区の桜町橋のところの水位が思っていた以上に高いのが気になりました。もう50ミリでも降ると危なかったのではないでしょうか。昨晩の大雨で、市役所防災局の職員や総合事務所の防災担当職員は役所に詰め、真夜中から警戒にあたりました。
 夜、妻と一緒に軽トラに乗って下中条集落の農業用水路へ行き、蛍の飛び交う姿を見てきました。もちろん今年初めてです。昼間の雨が草木に残っていたこともあって、たくさんは飛んでいませんでしたが、それでも、チカッ、チカッと飛ぶ蛍の姿は感動ものです。一匹の蛍は軽トラのフロントガラスにとまり、チカチカやってくれるサービスぶりでした。「子どもたちにも見せたいね」と何べんも言いながら、ゆったりとした時間を過ごしました。
 明日は吉川区の体育祭です。この分だと、グランドでは無理で、また体育館の中での競技となるかもしれません。ま、豪雨で延期よりはいいか。


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2006年07月01日 00:00に投稿されたページです。

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