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高田図書館へ

 この間の日曜日、下越方面へ出かけた際、旧豊栄市の図書館に寄ってきました。開館した時のテレビ報道を見て、子どもなど利用者のことをよく考えた設計になっているなと感じていたので、ぜひ訪ねたいと思っていました。予想通り、とても合理的で快適な空間になっていました。そこでは、いろいろな発見や「再発見」がありました。向田邦子が赤旗日曜版に短いエッセイを書いていたということもその1つです。埼玉福祉会の大活字版の『女の人差し指』をパラパラとめくっていて見つけたのです。時間がなくて、ゆっくり読めなかったため、きょうは、高田図書館まで出かけて向田邦子全集第2巻を借りてきました。
 赤旗日曜版に掲載されていたのは「テレビの利用法」など7つの短文です。この中の「七不思議」という文を読みながら、新聞に掲載されていたことを思い出しました。テレビドラマに出てくる茶の間では、必ず食卓の一方が空いている、これは確かに不自然だと誰かに話したことがありましたが、これは、この文章を読んだあとのことだったのですね。全集の最後にある「初出一覧」で確認したら、赤旗日曜版には昭和52年4月から9月までの間に書かれたものでした。私が向田邦子が好きになったのはこの頃からだったのかもしれません。
 さて、ここまで書いたら、党地区委員会からファックスがきました。夕方のニュースを見なかったので知りませんでしたが、自民・公明が衆院教育基本法特別委員会で、教育基本法改悪法案の採決を与党単独で強行したとあります。「やらせ問題」「いじめ自殺多発」など法案提出者の資格にかかわる大問題をほったらかしにして、こうした行動に出るのは断じて許せません。現行教育基本法の素晴らしさを多くの国民に知ってもらい、改悪を許さない世論を大いに盛り上げていきたいと思います。日本共産党中央委員会のHPに掲載されている「やさしくわかる教育基本法」、まだ読まれていない方はぜひご一読を。


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概要

2006年11月15日 00:00に投稿されたページです。

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