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新潟日報も「教基法改正急ぐな」の社説

 昨日朝、地元紙の新潟日報を開いたら、社説に『教基法改正 緊急課題はほかにある』というのが載っていました。信濃毎日新聞など地方紙で教育基本法改正を急ぐ動きを批判する論調がでているというので新潟日報についても期待していました。国会で審議している関係者に読んでほしい、なかなかいい内容です。
 「『やらせ質問』の裏側に透けて見えるのは国民蔑視(べっし)と政策への自信のなさだ。姑息(こそく)な手段を用いてでも改正案に賛成の声を上げさせたいという魂胆はさもしい限りである。(段落)これでは教育が混乱するのも無理はない。文科省の体質や教育行政のゆがみを正すがのが先である。いじめ自殺や未履修の隠ぺいも重大な背信行為だ」「子どもを取り巻く現状を直視し、政治が何を行うべきかを真剣に議論してほしい。その結果、基本法改正が必要だというなら具体的に提起すべきである
」「基本法は戦後日本の教育の背骨である。改正に時間と労力を惜しんではならない。国民が納得できる論理と誠意を示すことが求められる」
 昨日から私用で阿賀野市、新発田市まで出かけてきました。宿でいろいろとお世話をしてくださった従業員の方は、「子どもが次々と死んでいくニュースは切ないですね。どうしてこういうことになるんでしょうか」と話しかけてこられました。この方は60代、問題の本質に迫らないテレビ報道にも疑問だとも。きょうは地元で「囲む会」の案内ビラ配布をしました。ある家でお茶をご馳走になった時にでてきたのは、子どもや校長先生の自殺の話でした。教育問題をじっくり話し合うべき時がきていますね。
 


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2006年11月13日 00:00に投稿されたページです。

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