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「家に帰る」の「合唱」

 父は昨日からショートスティに行っています。これで2回目です。少しは慣れてくれるかと期待していたのですが、どうもそうはいかない。昨日もきょうも、家に帰してくれと言い続けたようです。夕方、施設を訪問したところ、父ともうひとりのおばあさんが「家に帰る」の「合唱」をやっている最中でした。若い職員が、「あっ、お父さん、いいところに来てくださった」とホッとしています。おそらく、長時間、合唱を聞かされていたのでしょう。
 父ももうひとりのおばあさんも「帰る」の一点張り。これにはまいりました。「これから高田に行くんだ。仕事だからダメ。明日は連れて帰るから」と説得したのですが、1分も経たないうちにまた同じ繰り返しでした。「もうひとりのおばあさん」は、私が町議時代にお世話になった方のお連れ合いでした。このおばあさんは、今回は1週間いるのだそうです。「おまん、吉川へ行くんだったら、おれも乗せていってくんない」と私の手を離しませんでした。これまで、特養ホームを増やしてという運動では、「入りたくても入れない人が○○人もいます。力を合わせて実現させましょう」と訴えていましたが、これからは言い方を変えなければならないなと感じました。
 さて、きょうは全員協議会でした。市長選に絡む献金問題での全協はこれで3回目です。今回は「女性感謝の集いは選挙でのお礼の集会だったのでは」「役員会などの収支の差額はどう説明するか」「木浦政経事務所への市長の1000万円の献金と資産公開との矛盾」など前回指摘されたことを調査し、説明するために設定されました。問題はなかったと説明を続ける市長ですが、マスコミなどがとりあげた「迂回献金疑惑」の解明につながるのではと言われている問題はこれからが本番です。市が出資している企業、市が補助金等を出している企業の献金実態はどうなのか。その結果を受け、法律で義務付けられている告発をやるかどうか。19日の4回目の全協に注目です。


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2007年02月09日 00:00に投稿されたページです。

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