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直江津の海に熱帯魚が

 失敗、失敗。昨晩、何を寝ぼけていたのか、送信したはずの日記が送信されず、文章も完全に消えていました。それで今ごろになって、思い出して書き直しているというわけです。以下は昨日書いた分です。

 直江津港の脇を埋め立てて中部電力が火力発電所を設置するということで工事がすすめられています。きょうはその工事現場と直江津港を視察してきました。工事現場はいま、杭打ち作業などが行われているところです。発電所の敷地はサッカー場である新潟のビッグスワンが約19個も入るという広さです。大きいと感じました。注目したのは地震対策です。海岸を埋め立てての建設ですから、杭はしっかりした地盤に到達するまで打ち込み、液状化現象を起こさないように、「砂を吹き込む」という特殊な工法も採用されていました。専門的なことはよく分からないので、今度、インターネットなどで調べてみたいと思います。

 直江津港は国土交通省の「なおかぜ」(17トン)に乗っての視察でした。波は静かでしたが、私は船の揺れが大の苦手です。降りたときには、何となく落着きませんでした。船上からは、米山や尾神岳がとても美しく見えました。新潟市出身の職員さんは、「米山は、私たちは越後富士と呼んでいます」といっておられました。直江津港の機能を現場で説明をしてもらったのは今回が初めてです。カーソンと呼ばれている防波堤に接岸して、降りたら、その巨大さにびっくりしました。波を防ぐ、波の力を分散させる、その工夫も初めて知りました。ここは禁漁区ということでしたが、海の中を覗き込んだら、黒鯛やフグがたくさん泳いでいるので、それも感激でした。

 カーソンから再び船に乗ろうとしたとき、案内役の国土交通省職員が「あっ、きょうもいました」と叫びました。海の中をライトブルーの魚が数匹泳ぎまわっていたのです。これは熱帯魚です。この職員によると、昨日もこの魚を見かけたといいます。地球温暖化がかなり進んでいるから、こういう魚が直江津までやってくるのだとも説明していました。水族館の熱帯魚をここで放したとは考えられませんから、「めずらしいね」で済まされませんね。


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概要

2007年10月27日 08:07に投稿されたページです。

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