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聞き惚れました

 きょうの一般質問では2人のベテラン議員の質問に聞き惚れてしまいました。一人は市川文一議員、地元春日山が生んだ名将・上杉謙信の生き様をいま学校現場でどのように教えているかを教育長に問いました。四九年一睡夢一期栄華一盃酒(49年のわが生涯は、振り返ってみれば一睡の夢にすぎなかった。この世の栄華は一盃の美味しい酒に等しい)。謙信の辞世の詩から入り、自分の中学時代に二人の指導者から教えていただいたという話が実に心に沁みました。たんたんと述べたその内容は教養の豊かさを感じさせ、ドラマに満ちていました。市川議員は山城が好きで、先日も謙信が初陣を飾った栃尾城をお連れ合い、その妹さんと一緒に訪ねたといいます。足腰が弱ったお連れ合いを気遣い、「休みながらも登ってくれました」と語る、その優しさがなんともいえませんでした。
 いま一人は田村武男議員。自ら農業を営む議員ですが、農業以外のことでも貪欲に学び語ります。前々回だったでしょうか、高校の恩師で、数学者、詩人として有名な高野喜久雄の生涯を紹介した内容は感動的でしたが、今回は、謙信の時代よりもはるか前の越後国分寺の所在地を特定するために本格的な調査をと訴えました。平安時代まで使われていたという布目瓦を議場に持ち込み、こちらも議場にいる人たちをぐいぐい引き寄せ語りました。

 さて、明日はいよいよ私の出番です。質問の準備はこれから最後の仕上げにかかります。きょうのベテラン議員の質問に学びながらも、自分なりの質問スタイルで市長に迫りたいと思います。時間的には、明日の午後2時頃から4時頃までの間になるでしょう。


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2007年12月06日 23:52に投稿されたページです。

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