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自力で立とうとしない人間の重さ

 また雪になりました。山間部では午前から降り始め、尾神では10センチ近くまで積りました。この調子で降り続けると、明日の朝はブルドーザーが出動するでしょう。こうした天気でしたので、普段は「しんぶん赤旗」日曜版の配達は、平場からはじめて山間部で終わるようにしているのですが、きょうは逆にしました。午後の方がたくさん降ったので、この判断は正解だったと思います。途中、専徳寺の近くで風景写真(画像)を撮りました。写真は午前10時頃のものです。

 10日くらい前から、父の具合が悪い方へまた一段上がりました。全く歩けなくなったのでポータブルのトイレを使っているのですが、そこで立つことができなくなったのです。気合いを入れても、自力で立とうという意欲はなく、ベタッと座ったままです。今朝、日刊紙の配達中に長女から携帯電話があり、出ると、父がトイレに30分も座ったままで、パンツをはかせることができないことができない、手助けしてくれという内容でした。父を抱きかかえて、自力で立とうとしない人間の重さを初めて知りました。人間が石になったようなものです。

 市政レポート1324号、ようやく掲載できました。1325号も同時掲載です。トップページからお入りください。


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2007年12月15日 23:55に投稿されたページです。

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