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季節の風景 への全投稿

2014年12月04日

産廃調査請願、不採択に


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 雨が降っています。おはようございます。寒いですが、雪が落ちてくるほどの寒さではありません。助かります。

 昨日は朝市宣伝に行った後、市議会厚生常任委員会でした。注目は午後でした。三和区宮崎新田地内にある産業廃棄物中間処理施設跡地の産業廃棄物の調査などをしてほしいという請願が市内の2つの団体から提出され、審査が行われました。2つの団体は「三和の水とみどりを育てる会」と「住民自治と合併問題を考える会」。審査の結果、どちらの請願も採択に賛成は私を含めて3人、採択に反対が4人で、1票差で不採択となってしまいました。先日、私も現地を見てきましたが、大量の産廃が雨ざらし状態で、異臭が漂っていました。現地はいま市有地です。このままでいいはずがありません。たたかいはこれからです。詳しくは活動レポートに書きました。写真は「三和の水とみどりを育てる会」の前山忠事務局長です。

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 時間です。きょうはこれから候補者カーの先導です。


2009年10月06日

母の付き添い

 母が3か月前に病院へ行った時の医師の診断は、「脳内に動脈瘤があるので3か月に1回は通院してMRI検査をしましょう」ということでした。きょうはその検査日。午前10時に予約してあったのですが、検査、診断などすべてが終わったら12時近くになっていました。診断は前回とほぼ同じで、「動脈瘤の大きさは変わっていない」とのことでした。ただ、血圧が高くなっていて、母としては初めて血圧を下げる薬を服用することになりました。「塩分は控えめに、仕事はがんばらないこと」というアドバイスも前回同様です。

 検査結果をうれしく思ったのでしょう。家に戻ってから、長女に「ばあちゃん、どうだった?」ときかれた母は「うん、治った」と答えていました。「ばあちゃん、違うでしょう、治ったんじゃなくて、進行していないだけでしょ」と長女に言われ、「うん」と言ったものの、やはり、へっちゃらといった感じです。ま、「しょっぱい物を食べるな」と言ってもだめでしょうし、あまり、無理をさせないように気をつけたいと思います。

 家に戻って生活相談をひとつやって、牛舎の周りの山をちょっと歩きました。ねらいはアケビです。数日前にミツバアケビを数個見つけ、「もう4、5日経てばうれて食べ頃となる」と判断して採らないでおいたのです。ところが、きょうでは遅かった。すでに先客があり、紫色になってぶら下がっていたものの、中身はからっぽだったのです。どうやら、小鳥たちに食べられてしまったようです。でも、少し小さめのアケビを2個採ることができました。


2009年10月01日

再び清里区へ

 午前は清里区へ。青空が広がったので、山間部での稲刈り風景を撮影したいと思って向かったのですが、早すぎました。もう3、4日後でないとコシヒカリの刈り取りは本格化しない感じです。同区の青柳から北方向を望むと頸北三山が見えます。きょうは米山、尾神岳、兜巾山ともしっかり見えて、標高差もよくわかりました(画像)

 同区での写真撮影は、地域再生をテーマにした取材の一環ですが、きょうは農村文化協会からシリーズ「地域の再生」の案内が送られてきました。同じテーマでいくつもの出版社が本を出そうとしているのには驚きました。以前、いわゆる「限界集落問題」で『山村集落再生の可能性』(自治体研究社)を出した時と同じ動きが始まっています。でも、こうしたことは出版界では当たり前のことなのかも知れません。

 午後からは市役所へ行き、9月議会の残務整理をしました。資料の後片付けを始めたところ、これまでの不要な資料、文書も目に入り、約2時間もこの作業に没頭しました。紙ヒモでしばったら、なんと8つもできてしまいました。この作業ができたおかげで、これまで4人の議員の机で一番整理してなかった私の机がすっきりとしました。やれやれです。


2009年09月28日

会議がいくつも

 朝、雨がパラパラと来ました。きょうは稲刈りは無理と思っていたところ、風が吹きました。それもかなり強い風です。この風が稲を乾かしたようです。きょうも稲刈りが行われ、平場に残っていた稲がまた少なくなりました。ただ、この風でセミは動けなかったのか、それとももういなくなったのか、鳴き声はまったくしませんでした。

 きょうは党議員団会議でした。9月議会中も進められてきた議会基本条例策定検討委員会の途中経過を私の方から報告し、意見交換しました。議会活動の原則、議員活動の原則、不断の議会改革等をテーマに約1時間かけました。いろいろな角度から活発な議論となったのは議会における男女共同参画、議会改革でした。同じ仲間でもこうしたテーマでは考えの違いも出ます。きょうの議論は今後の検討委員会のなかで活かしたいと思います。

 夜は吉川区内で地域協議会と党支部会議のふたつの会議に参加しました。党支部の会議では、秋の味覚がテーブルの上に置いてありました。クリ、アケビです。私は途中参加でしたから、話は聞けませんでしたが、山で天然のサルナシを採ってきた人もいて、楽しい会になったようです。私が参加してからは市長選挙をめぐる日本共産党上越地区委員会の動き、すでに活発に動いている予定候補者のマニフェストなどで発言が相次ぎました。応援できる候補擁立ができるかどうか、できないならどうするか、みんな注目しています。


2009年09月27日

1本の苗から11個の大きな冬瓜

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 朝5時過ぎに起床。「しんぶん赤旗」日刊紙、日曜版の配達、市政レポートの配布と連続して行い、午前11時45分頃、自宅に戻りました。さすがに、6時間もぶっ続けで頑張ると疲れます。でも、何軒かでいろいろな話を聞き、楽しい思いをしました。そのうえ、イチジク、枝豆、冬瓜などたくさんもらってきました。

 写真は冬瓜(とうがん)です。吉川区で多く栽培されている品種は、ほそ長いタイプですが、きょうは丸型の冬瓜を初めて見ました。ここの家では、この品種の苗を1本植えただけなのだそうですが、1本の苗が大きくなって11個もの冬瓜がなったといいます。大きさは直径30数センチといったところでしょうか。自分の家だけでは食べきれないので近所の人などに分けるとのことでした。写真の中の1個は私がもらってきました。

 午後からは葬儀でした。昨日のブログでは故人に最後に会ったのは2か月ほど前と書きましたが、その後、原之町で発生した作業所の火災でも会っていたことを思い出しました。いったんは退院されていたのに、こんなにも早く逝くなんて本当にお気の毒です。きょうの葬儀には、故人のつながりの多さを反映して、町内会の人、猟友会の仲間、同級生、仕事上のお客さんなどが大勢参列されて、ホールはほぼ満席状態でした。

 市政レポート1416号、「春よ来い」の108回、「帰省」を掲載しました。お手数でもトップページからお入りください。


2009年09月23日

シロバナサクラタデが消えた

 今年は長雨だったので草の伸びがいつもと違います。どんどん伸びるのです。そのため、草刈はいつもよりも多くしなければならないことになりました。市道の草刈は2回目に入っていて、近くの市道についてはこの連休中に作業が行われました。

 ところで、わが家の周辺の野草、雑草に変化が起きています。
 そのひとつ、長年楽しませてもらったシロバナサクラタデが消えてしまいました。秋に咲く野の花の中では最高の美しさを持っていた花なのでとても残念です。たぶん、周りの草の伸びにおされて、出番を失ってしまったのでしょう。
 消えてしまった野草があれば新たに登場した野草もあります。ガガイモです。イモといっても地上に実らせるイモという変わり種です。花はすでに終わりましたが、『身近な雑草のふしぎ』(森昭彦著・ソフトバンククリエイティブ)で調べてみたら、「荒地の精力王」で「その(実の)形はどこか、なんとなく、赤面を誘う」とあります。どんな形のイモができるのか楽しみにしています。

 きょうは一日中、パソコンとにらめっこでした。朝になって雨が降ったので稲刈りをするコンバインの音はしませんでした。その代り、聞こえてきた音は秋祭りの音です。神輿を担いでワッショイ、ワッショイやっている音、「佐渡おけさ」、「炭坑節」などの曲が神社から風に乗って流れてきました。


2009年09月19日

次男夫婦、1か月ぶりに帰省

 連休初日。次男が約1か月ぶりに顔を見せてくれました。「ただいま」この声を聞くとうれしい。一番喜んでいたのは母、あれ食べろ、これ食べろと声を掛け、朝作った得意の押し寿司をもたせました。もっともこれは、尾神に住んでいたことのある人が遊びに来るので、そのために作ったのですが……。私はというと次男の連れ合いに、家の近くにある野の花を教えてあげたり、イモゴ(山芋のツルにできる)を食べてもらったりと、私ならではの大サービスです。

 妻は次男夫婦とともに柏崎の実家へ行きました。次男の結婚式の時の写真などを両親に見せたかったようです。向こうで写真を広げていたら、柏崎の母が何を思ったのか、私たちの新婚時代の写真を持ち出してきて、次男夫婦に見せたそうです。まだ、私が体重58キロの時代の写真です。当時、髪はふさふさ、体はスマートでした。家に戻るなり「あんたって、やはり詐欺師だ」。「詐欺師」だと言う時はニコニコしていちゃ駄目さ。長年、頭を使えば、髪も減ります、ストレスもたまって太ります。

 きょうは「しんぶん赤旗」日刊紙、日曜版の配達と生活相談でした。昨日に続いて、さわやかな秋の風が吹きました。いい風が吹き、青空も時々見せてくれるなかでの活動は気分上々です。2軒の読者のお宅でお茶をご馳走になり、おしゃべりを楽しみました。一人のお母さんが「今度はいい政治になるかいね」と言ったことをきっかけに民主党政権への期待と不安がいっぱいでました。最後は、良くなるか悪くなるかは私たちの頑張りで決まるということになりました。9月も下旬になるというのに、きょうはミンミンゼミの鳴き声が賑やかでした。でも、秋も進みました。ヤマザクラの葉が紅葉し始めましたから。

 市政レポート1415号、掲載しました。ごらんください。


2009年09月01日

秋の虫たちの合唱

 昨日に続いてきょうも総括質疑でした。昨年度の決算審査は一年間の行政の総括の場です。柳沢議員が地域自治の推進、経済危機対策、行政改革、観光振興策などで一年間の総括にふさわしい切り口で質疑を展開しました。「行革市民会議がなくなった後、市民目線での評価をどのようにしてきたか」「大河ドラマなどで盛り上がりをみせた観光振興だが、成果をどう生かすかの戦略的な視点が必要だ。ブームが去った後の対応策をどうするか、リピーター確保のしかけづくりは」などの質疑では、議場内のすべての視線が彼に集中しました。

 きょうの総括質疑は柳沢議員と飯塚議員のふたりだけ。午前中に終わりとなり、午後からは党議員団会議です。議会前にやれなかった一般質問についての打ち合わせをしました。現市長の最後の定例議会となる今回の議会。いまの時点で、市民生活を守るうえで何を取り上げたらいいのか。緊急性を重視しながら、いまの市長に道をつけておいてほしいことは何か。新型インフルエンザ対策、失業対策、高校生の就職支援などいくつかあがり、4人で分担しました。

 午後7時半過ぎに家を出て、久しぶりに柏崎の父を見舞いました。だいぶ耳が遠くなりましたが、ベッドの上で本を読むなど元気でいてくれて安心しました。今晩は月がきれいでしたね。そして、気温がまた下がって、車の窓を開けていると寒く感じました。今年はかなり前から秋の虫たちが鳴いていますが、きょうは虫たちの合唱をゆっくり聞くことができました。静かな合唱をお聴きください。


2009年08月25日

おら、もうこんだ、共産党だわね

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 きょうの私の一日はなかなか予定通りにいきませんでした。「まずは党地区委員会に寄って選挙ハガキを出す」。ちょっと寄って、すぐに移動するつもりが1時間以上もかかってしまいました。ハガキの裏面に「私からもお願いします」という欄があって、そこが空欄だったのです。このままじゃ失礼だと、ボールペンでせっせと私の名前を書きました。

 市役所では総括質疑のヒアリング、いわゆる質問取りです。担当課などが答弁書を用意するために、通告者から通告内容の趣旨をきくというものです。これも午前で終わらせて地元へ帰る予定でしたが、そうはいきませんでした。今回の質疑では初めて代表監査委員に答弁者になってもらいます。監査の仕組みなどある程度分かっているつもりでしたが、まだまだ勉強不足で、こちらから質問することが多くなりました。その結果、ここだけで、1時間も費やしたのです。そして、直江津図書館・社会教育館整備問題では、質問の主たる相手を市長にするか教育長にするかでなかなか整理がつかず、これもかなり時間を要してしまいました。結局、ヒアリングが全て終わったのは午後1時半でした。

 地元に帰ってやりたかったのは後援会ニュース配布です。からっとした天気のなかで尾神岳や米山がとてもきれいでした。何枚かの写真を撮ってから、一年以上ご無沙汰している地域に入りました。何人かの人と久しぶりの対話です。話がはずんだのはいうまでもありません。あるお母さんは、いきなり、「あらまあ、おまさん、じきじきに来てくんなったがかね」「おら、この間、年金から1万円もひっこくられた。もうこんだ、共産党だわね」。それから医者通いの話から年金、福祉と切れ目なしでした。こちらの活動も予定よりもはるかに時間オーバーしましたが、うれしかったですね。

 上の写真は吉川区下町で撮ったもの。酒米、五百万石の収穫はもうすぐです。


2009年08月24日

新潟県民が燃えた一日

 日本文理はやはりすごかった。午後からの議会基本条例策定検討委員会の前にパソコンで生中継を観ていた時は2-1でした。委員会が終わってヤフーのニュースをドキドキして見ました。10-9で負けてはいましたが、取られたら取り返す粘りの連続。応援している人たちはものすごく興奮したのではないでしょうか。妻の勤務校では、教室にいた野球部員たちが日本文理のヒットのたびに太鼓を鳴らし、点をとると大歓声だったといいます。きょうは新潟県民が燃えた一日となりました。

 きょうは総括質疑通告を提出後、吉川区に戻り20分ほど街宣車と行動を共にしました。その後、すぐにまた市役所に戻り議会基本条例策定検討委員会の準備、検討委員会、総括質疑のヒアリングと続きました。

 総括質疑通告書には、決算認定と補正予算について、行財政運営の評価、地域振興事業費、冬期保安要員設置方針などの質疑項目を盛り込みました。朝の2時頃から委員会資料などを読み、質疑項目を決めたのであまり深みのない質疑にならなければいいがと心配しています。でも、まあ、ハードスケジュールのなかでの準備ですから割り切ってやるしかありません。
 
 夕方、車を走らせていて思ったのですが、窓を開けていると寒く感じました。明け方近くに大きな雨が降って、気温がガクンと下がりましたね。外で吹いている風はもう完全に秋の風です。明日も引き続き気温が低いそうです。こんなにも早く長袖がほしくなるとは思いませんでした。
 


2009年08月13日

もうススキの穂が

 青空は昨日一日だけだったのでしょうか。この夏はいい天気がなかなか続きません。

 きょうからお盆です。わが家は初盆ということもあって、2日ほど前からお客が続いています。しばらく会うことのなかった従弟も来てくれました。この春から橋爪一族は父を含めて4人が亡くなりました。家にいてお客を応対するのは母などにまかせ、私は親戚へ出かけお参りするようにしています。

 わが家のお墓は20数年前まで住んでいた尾神字蛍場にあります。車で10数分です。きょうは朝のうちに花たてやロウソクたてをもって墓場まで行き、花を入れ替えてきました。昨日、気がついたのですが、すでにススキが穂を出しています(画像)。それにミンミンゼミがとても賑やかでした。お盆にミンミンはよく似合いますね。

 今年のお盆は総選挙直前です。時間を作っては後援会ニュースの配布の準備などをしています。


2009年08月02日

ツリガネニンジン咲く中、選挙準備

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 午前中、党支部のみなさん、後援会のみなさんと市民アンケート配布の準備作業に精を出しました。アンケート用紙と返信用封筒をホッチキスで閉じる単純作業でしたが、2時間ほどかけて、総選挙の動き、市長選の動きなどを語り合いながら楽しくやりました。

 午後からは「しんぶん赤旗」の集金、後援会員のところへの訪問活動でした。総選挙が近づいてきて、皆さんの関心もかなり高まってきた感じがします。「おまんたに頑張ってもらわんと、これからは暮らしていかんねくなる。市長選も衆議院も頑張ってくんない」と励まされました。山間部では、私が大好きな夏の花、ツリガネニンジン(上の写真)とソバナ(画像)が咲いていました。


2009年07月29日

もう虫たちが鳴いている

 夜の8時過ぎ、「ドン、ドン」という音に誘われて外に出てみました。「パン、パン、パ、パ、パ、パ」。空中で破裂した音も聞こえてきました。どうやら海岸部での花火の音らしい。その花火の音が消えた時、今度は近くの草むらから虫の鳴き声が聞こえるじゃありませんか。もう虫たちが鳴き始めたのです。これがその鳴き声です。本格的な夏がやってくる前に秋がやってきた、そんな感じです。

 きょうは生活相談で市役所へ行き、帰りに市民プラザへ寄ってきました。市主催の平和展を見るためです。広島に落とされた原爆の被爆者で、広島平和記念公園にある原爆の子の像のモデルともなっている佐々木禎子さんと折り鶴の話は有名ですが、2歳で被爆してから12歳で亡くなるまでのことをパネルでまとめて紹介されていました。会場には若いお母さんと子どもさんの2人しかいませんでしたが、ひとりでも多くの人に見てほしいものです。パネルのひとつに6月議会の一般質問で紹介した「伸ちゃんの三輪車」の写真もありましたよ。

 いつもより早く吉川区に戻り、「しんぶん赤旗」の集金をしました。早く帰ったのはこの他に、後援会ニュース配布もしたいと思っていたからですが、家に着いた途端に電話が鳴りました。生活相談の電話です。このところ、相談ごとが続きます。


2009年07月18日

炬火採火式

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 雨がいっぱい降りました。増水した吉川を見たのは久しぶりでした。雨はお昼頃まで降り続けましたが、その後、静かになり、ホッとしました。

 トキめき新潟国体に向けた炬火採火式(きょかさいかしき)が午前9時からリージョンプラザの2階の広場で行われ、参加してきました。
 秋に行われる国体では、県内の各市町村で独自に採火された炬火(きょか・たいまつという意味)を集め、総合開会式の会場で灯されることになっています。火おこしの方法としては主にユミギリ式、マイギリ式、モミギリ式の3つのやり方がありますが、上越市ではマイギリというやり方を採用しました。しかも目立つように、大型のマイギリを作って火おこし(画像)です。
 大型のマイギリは10数人の炬火ランナーのみなさんがロープで動かしました。最初はなかなか呼吸が合わなかったのですが、何回かキュッ、キュッとやると煙が立ちました。写真は火が点いた瞬間です。この火は大会旗とともに30数人の若いリレー走者の手で文化会館まで運ばれました。走者の中には吉川区の片桐悠人さんの姿もありました。

 午後1時過ぎ、次男が1か月ぶりにわが家へ帰ってきました。新しい会社での研修などがあり、まだ落ち着くところまではいってないようですが、元気そうなので安心しました。次男の帰省を一番喜んだのは母です。ほら、これ食べろ、これ飲めと、いつも通りにやっていました。上の写真は母が手作りしたトコロテンです。固めたものを細くしないで包丁で薄く切るだけのトコロテンでしたが、結構いけました。

 次男はその後、嫁さんの実家へ。私は大島区まわりで吉川区の山間部へ「しんぶん赤旗」日曜版の配達と総選挙の支持のお願いをしに出かけてきました。山間部の道路を車で走ると、前の方からオニヤンマが次々と飛んできます。とくに大島区板山と吉川区上川谷間はオニヤンマがたくさんいました。いよいよ夏本番です。


2009年07月14日

病院で母の付き添い

 1週間ぶりに市役所に行きました。市役所近くの大通りでは、早朝からハンドマイクで宣伝している自民党の高鳥代議士の姿が見えました。各陣営は昨日の解散報道でしまった感じがします。私たちの党でも改めて対策会議を開き、明日の党創立記念日の宣伝行動をはじめ、今後の方針を詰めました。明日は上越市北部にて後援会ニュース配布、街頭宣伝等をやることになりました。吉川区には午後3時半過ぎに入る予定です。

 きょうはいったん市役所から離れて、病院へ行った母に付き添いました。じつは先月のMRI検査後、病院から検査結果について説明したいという連絡が入りました。検査当日、医師から異状なしと聞いていたものですから安心していたのですが、動脈瘤が2個見つかったとのことでした。1個は4ミリくらい、もう1個は1ミリほどの小さなものだそうです。母の、頸部のこわばりや平衡感覚の不調はここに原因があったのかも知れません。高齢なので手術はむずかしく、脳神経外科の医師からは、塩分を多く摂らない、仕事などで無理をしないことなどを日常生活で意識するようにと言われました。3か月後には再度MRI検査を行うことになりました。脳動脈瘤が破裂する可能性は一般的に1%ほどですが、破裂した場合はくも膜下出血ということになりますから、気をつけてほしいものです。

 母を家に送り届けて市役所に戻ったのは午後3時過ぎでした。その後、22日から2日間行われる臨時議会の議案の中身について検討しました。まだ、市議団で詰めてありませんが、明後日には総括質疑の通告をする予定です。市役所では、党議員控室のパソコンで一昨日の都議選結果の報道などを検索して見ました。そのなかで法政大学の五十嵐仁教授のブログを興味深く読みました。なかなか面白い分析をされていますね。

 夕方、家に戻るとヒグラシが鳴いていました。今年初めてです、私が聞いたのは。鳴き声はこちらをクリックしてお聞きください。


2009年07月07日

七夕

 きょうは七夕です。総選挙の支持のお願い等でまわると、あちこちに七夕飾りをしてある家があります。短冊に願い事が書いてあると、つい読みたくなります。「おばあちゃんが長生きしますように」お孫さんを大事にしているおばあちゃんへの思いなのでしょう。「ゆうひが大きくなりますように」というのもありました。私は夕陽大好き人間ですので、はて、どういう意味だろうかと考えてしまいました。ひょっとすると、ここの家の子どもさんの名前かも。

 昨日に続いてきょうも蒸し暑い一日でした。午前は歯医者。朝方、夢を見ました。4月に亡くなった父が初めて夢に出てきました。尾神で、耕運機だかトラックでワラ運びをしていた時に、ワラの中に父が乗っていたのですが、体はずぶぬれです。「どうしたのか」とたずねたところ、「歯がばらばらになっちゃって」と切ながっていました。何かおかしなことを言うものだなと思っていたのですが、歯医者から市役所へ向かう途中、私の部分入れ歯が割れて真っ二つになってしまいました。ばらばらになったのは私の歯だったのです。

 市役所では生活相談で動いたほか、原稿書きなどに精を出しました。きょうの新潟日報に、「村山副市長が市長選に出馬へ」と報道されていたことから、マスコミから取材があったり、市政に強い関心を持っている人たちから電話をもらいました。これから市長選に関する市民の関心がどんどん高まっていきます。こちらも準備を急ぎ、市民本位の市政をつくることができるように頑張りたいと思います。

 明日から3日間、総務常任委員会の視察で、九州方面へ出かけてきます。家に帰るのは10日の夜9時前頃となります。留守にしますので用事がある方は私の携帯に電話をお願いします。「しんぶん赤旗」日曜版の配達もいつもよりも遅くなりますが、よろしくお願いします。


2009年07月05日

夏空のもとで

 地中にいるセミたちはどういうふうにして連絡を取り合っているのでしょうか。きょうは夏のセミがいっせいに鳴き始めました。鳴き声はこちらをクリックしてみてください。いよいよ、このジージーという鳴き声と付き合うことになります。

 きょうは日本共産党の全県統一行動日です。私たちの仲間たちは街頭から、地域から、国政を変えようと訴えました。私の地元の党組織や後援会の人たちも大勢が詰まり、後援会ニュース配布準備などで奮闘しました。私は午後から消防の市長点検があるため、午前中だけの活動です。「しんぶん赤旗」日曜版を配布しながら日本共産党への支持を訴えました。

 消防点検は市役所の春日野駐車場で行われました。吉川方面隊のみなさんも小型ポンプ操法に出場しました(画像)。今回は2番手。大滝方面隊長などとともに見学させてもらいました。きびきびした動作、スピード、いつもの練習通りに力を発揮できたように思います。出番がくるちょっと前、方面隊長は出場する団員の一人ひとりの肩にそっと手を乗せ、リラックスさせていました。さすがです。

 夕方からは原稿書きでした。今週は市議会の各常任委員会が相次いで視察に出るので、ビラ作りはいつもより早い出来あがりが求められています。明日までに2枚のビラを作らなければなりません。たいへんだー。


2009年07月03日

仏壇に酒ふたつ

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 朝の書き込みです。いまはもう8時過ぎです。昨晩は生活相談などで遅くなり、書くことができませんでした。昨日のことをふたつだけ書いておきたいと思います。

 ひとつは5月下旬に夫婦ふたりが事故で亡くなった親戚のその後についてです。事故当日、入院した親戚の長男に先日、両親とも亡くなったことが正式に伝えられました。私はその場に立ち会わなかったのですが、長男は涙をぽろぽろ流し、とちゃは、『おれが死んだら仏壇に酒をあげてくれ』と言っていた、とだけ言ったということでした。昨日、久しぶりに蛍場の、この親戚の家に行ったところ、仏壇には酒の入ったコップがふたつあげられていました。とうちゃんとかあちゃんが仲良く、酒を飲めるようにとふたつあげたのでしょう。お参りしていて、ジーンときました。

 わが家ではいまプラムがちょうど食べごろです。私の方はなかなかもぐ(収穫する)チャンスがないので、後援会のTさん夫婦に、「よかったら、もいでもらえないか」と頼んでいました。夕方、いつもより早めに家に戻ったところ、ちょうどTさん夫婦がもいでいる最中でした。プラムはもぐタイミングが遅くなるとすぐ落ちてしまいます。昨日は、落ちるまでもう3日くらいのタイミングでした。見た目は青いのもありますが、みんな熟していてとても美味しかったです。収穫量は5キロ弱くらいかな。

 写真はわが家のプラムです。大きいので直径2センチくらいあります。
 


2009年07月01日

市内3区でバス実証運行スタート

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 きょうから7月。市内では安塚区、頸城区、吉川区でバス路線の変更などに伴う実証運行が始まりました。これは、バスの運行間隔及び運行時間帯を鉄道との運行時間に合わせる、通勤・通学を重視する、乗車密度を高めることなどの目的で策定された運行計画が利用者の立場から見てどうなのかなどを来年3月末までかけて検証するものです。吉川区の一部区間の一定時間帯では、初めてデマンド型(予約型)運行方式が採り入れられました。市内バス路線のほとんどは利用者が少なく、赤字です。今回の実証運行により、打開に向けて一歩でも前進すればいいのですが。

 バス路線の一部見直しに伴う実証運行、幹線バス・デマンドバスの実証運行が始まった吉川区では、新幹線・交通政策課の職員や総合事務所の担当グループ職員が特別の体制をとってダイヤの点検や利用者案内などにあたっていました。午後3時過ぎ、総合事務所正面玄関前のバス停に行きました。ここからのお客は泉谷・勝穂循環線の1名だけでしたが(画像)、3路線のバスが次々と到着して出発する、その光景はまるでバスターミナルといった雰囲気でした。

 今回の実証運行での注目点のひとつはデマンドバスです。山直海線は尾神(または村屋)と総合事務所の間、合計8便が乗るためには予約が必要となります。最終便は確認しませんでしたが、総合事務所から山直海方面行きは乗車する人がいて運行されたそうです。いままでバスが走っていたのに走らなくなるとさみしいなと思っていましたので、ホッとしました。今回の取り組みでバスダイヤもかなり変わりました。通学のためには便利になったかもしれないが、吉川診療所へ行くには不自由になって困ったという声も寄せられています。具合の悪いところがあったら、遠慮なく指摘してほしいものです。

 写真は高田公園のハスです。昨日の午前、県立北城高校前で撮影しました。まだ、咲きはじめです。


2009年06月24日

どこへ行ってもタチアオイがきれい

 さて何から書いてよいやら。朝から吉川区、浦川原区、大島区、柿崎区、最後は高田へと飛び回りました。吉川区では総合事務所の幹部のみなさんとケーブルテレビなど当面する区内の重要課題について意見交換を行いました。昨年は㈱杜氏の郷問題、今年はスクールバス等の運行新基準づくり、来年は……。財政難の中、毎年のように大きな問題が次々と出てきています。

 浦川原区で生活相談があったので、ついでに大島区まで足を伸ばし地域協議会を傍聴してきました。たまには区外の地域協議会に出てみるもんだと思いました。いくつも勉強になることがあったからです。
 ひとつは中越大震災復興基金事業の取り組みについての大島区総合事務所本山次長の報告(画像)。私は、吉川区内では中越沖地震復興基金事業にばかり目を向けていましたが、考えてみれば中越大震災復興基金事業を使って復興につなげていくことも可能です。改めていま現在取り組むことのできる復興基金事業は何か、明日、市の防災局へ出かけて、チェックしてこようかと思います。
 二つ目。09年度の大島区地域事業の進捗状況についての報告です。これも本山次長から報告されました。各事業について、予算額、契約日、受注者、進捗状況と一覧表を作成しての説明、まず、この丁寧さに感心しました。そして今後の問題として、国の緊急経済対策に呼応して地域事業の見直し、前倒しが予想されるので、その時は地域協議会の皆さんからご意見を頂戴したいという発言がありました。これは市全体の問題です。いまから考えを整理していかなければならないと思いました。

 きょうは朝の曇り空が次第に晴天に変わり、車を走らせても気分は上々でした。とくに道沿いにあるタチアオイがきれいでした。妻の言葉を借りるならば、「タチアオイはどんよりした曇り空の下に咲くのが一番似合う」そうですが、私は晴れ上がった時の方が好きです。上越市においては、太陽光線の関係で午前は南葉山、妙高山が美しく、午後になると北部の米山、尾神岳、兜巾山が美しい。夕方、大潟区高橋新田にて撮った「タチアオイと尾神岳」(画像)、「私の好きな風景」に入れようと思います。


2009年06月20日

8中総の学習会は3回目

 関西方面へ研修に行っていた次男が20日ぶりに家に戻ってきました。次男がいなくなって、「はらいね」と言っていた母はこの日を心待ちにしていました。玄関の戸を開けた途端に「〇〇ちゃんか」と母に声をかけられたとか。今朝、母が赤飯を炊いたのには理由があったんですね。勤務の都合で住所を移した次男は、明日からまたいなくなります。

 きょうは午前中に市政レポートの印刷、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をやり、午後から第8回中央委員会報告の学習会でした。支部では全党員に読んでもらおうということで、学習会を開いていますが、きょうで3回目になります。総選挙が間近になる中で、仲間たちも力が入ってきました。でも、きょうは暑かった。軽く30度を越えたのではないでしょうか。アイスクリームを食べながらの学習会になりました。

 「しんぶん赤旗」日曜版の配達の途中、天気がよかったので、野の花や風景写真を何枚か撮りました。キオンとコシジシモツケソウとヤマアジサイの黄色、ピンク、青色の3つ色の組み合わせの写真をねらったのですが、2つしか入りませんでした(画像)。ウツボグサ、ミヤマヨメナ、イチヤクソウの写真も撮ることができました。「暇だねぇ」と思われる方があるかもしれませんが、こうした写真はチラシづくりに生かされるのです。

 市政レポートNO1402、それから「春よ来い」第105回「寄り添う」を掲載しました。トップページからお入りください。印刷して新聞に折り込んだものをかなり手直ししました。


2009年06月16日

ホタルがいっぱい

 昨晩はよく眠れませんでした。何よりも母の様子が気になったこと、そして慣れない部屋だったことがその原因です。時間的には2時間も眠れたかどうか。その影響で、きょうは一日中、ボォーッとしていました。

 母の具合ですが、夜中にトイレに行き、その頃から「フラフラ」の感じは消えたようです。ただ、このままいつも通りに動くとすぐに同じ状態になることが予想されます。それで吉川診療所で診察してもらいました。内臓の方が悪いのか、それとも三半規管がおかしいなど他に原因があるのか。そこら辺は確定できませんでした。そこで、診療所の先生から紹介状を書いていただき、明日は父が入院していた病院へ行って、診てもらうことにしました。

 きょうは6月議会最終日でした。母の方は午後から勤務となる長女にまかせ、私は議会に出ました。市の一般会計補正予算など議案についてはすべて全会一致で可決しましたが、意見書提出を求める請願で割れました。農地法の改悪に反対する請願では、平良木議員が討論に立ち、「農地法の目的まで見直し、農地の貸し借りを全面自由化し、企業の農業への参入に大きく道を開く、1952年農地法制定以来の大転換」だとのべ、改悪反対の意見書の提出を主張しました。賛成は日本共産党議員団と市民クラブの3人のみで不採択。いまひとつ、30人学級の実現を求める請願では市政クラブの7人が反対、他会派はすべて賛成し、採択されました。反対した会派はその理由を明らかにしてほしい。

 夜、ホタルを見るために近くの大出口川へ行ってきました。もちろん、今年になって初めてです。川の柳の木や草むらから飛び立つたくさんのホタルを確認することができました。春普請で農業用水路の掃除をした時にホタルのえさとなるカワニナをいっぱい見て、「今年はホタルが多いぞ」と思ったのですが、その通りとなりました。飛び交うホタルは写真に撮りたいですね。でも今回はうまくいきませんでした。

 今晩も母の部屋で寝ることにしました。


2009年06月14日

第8回中央委員会の学習会

 午前中は友人のお母さんの葬儀に参列しました。ある議員が父親の時よりも母親の時がグツッとくると言っていましたが、どうもそうらしい。友人は喪主としてのお礼の挨拶の際、言葉を詰まらせました。普段、落ち着いて話をする人ですので、お母さんの思い出が急に浮かんできたのでしょう。亡くなったお母さんは、ここ一年ほど友人のお連れ合いから介護をうけながら暮らしておられました。会うといつも「ご苦労さんです」と声をかけてくださる、とてもやさしいお母さんでした。

 午後からは吉川区の山間部で市政レポートを配布しました。このところ、後援会の仲間から配布してもらっていたので、久しぶりに一人での配布です。「あらー、おまさんだね。ご苦労さん」「テレビで見たよ。ありがとね」などと声をかけてもらいました。
 山間部はいま、夏の花が次々と咲き始めています。ホタルブクロ、ヤマアジサイ、キオン、コシジシモツケソウなどがとてもきれいです。それと、きょうは美味しいキイチゴをたくさん採ってきました。私の近くにもあることはあるのですが、こんなにたくさんあるのはめずらしい(画像)

 夕方からは党支部の学習会です。先日、行われた第8回中央委員会の報告をインターネットで受信し、プロジェクターを使って大きなスクリーンに映して学びました。耳が遠くなった人も多いので、スピーカーもセットして聴いてもらいました。総選挙が近づいてきて、仲間のみなさんの表情も真剣です。視聴が終わってから、少し懇談しました。吉川発の「集い」が全国に広がっていることに確信を持ち、後援会ニュースの配布、支持拡大などで7月3日めざしてがんばろうと意思統一しました。市政レポートの配布の際、採ってきたキイチゴもみんなに食べてもらいました。


2009年06月12日

ホタルブクロが咲き始めた中で

 一般質問が予定よりも早く終わったので、きょうは休会日となりました。金曜日は一週間で一番忙しい日ですが、おかげさまで、いつものように市政レポートの作成、「しんぶん赤旗」日曜版の配達などができました。
 今朝は5時に起床。まず、「しんぶん赤旗」日刊紙を配達です。途中、大潟区に住む弟に会ったら、「兄貴、ホタルブクロが咲いていたよ」と言います。ホタルブクロは私の大好きな花の一つです。少し前につぼみを見ていたのですが、6月の議会でバタバタしている間に花が咲き始めたんですね。この一言で、きょうの配達はホタルブクロを意識した配達となりました。
 6時半頃、家に戻り、今度は市政レポートづくりです。先週の土曜日、日曜日と行われた総合事務所の地区別懇談会を特集しました。裏面も利用して昨日の一般質問も載せようと思ったのですが、昨日の質問は1回目のやりとりだけではつまらないし、なによりも全部を載せるにはスペース的に無理でした。
 レポートは9時過ぎに出来あがり、印刷して配達に出たのは10時前でした。きょうの「しんぶん赤旗」日曜版配達では読者の方とどこでも会話になりました。市政レポート先週号に久しぶりに「春よ来い」を書いたことから、「よかったね。目出たいことがあって」「おらちも結婚式があったら、じいちゃんの写真かざってやろと思ってさ。ありがとね」などと声をかけてもらいました。それと昨日の一般質問、思った以上に大勢の人たちが見ていてくださったようです。「夜にたまたま11チャンネル(地元上越市のケーブルテレビ)つけたら、おまん手をあげていてさ、それから全部見たよ。がんばっていてくんなるね」「今回は騒ぎでばか忙しかったすけ、質問しなんねがかと思ったけどやんなったね。いかったでね」などという声を聞くことができました。昨日の質問はよくて60点の出来でしたので、こんなふうに声をかけていただけるとうれしくなります。
 きょうは昼前にいったん市役所へ行き、午後から2時間ほど「議員自己改革勉強会」にも出てきました。夕方には、朝からずっと思っていたホタルブクロ(画像)にも出合うことができました。


2009年06月09日

一般質問2日目

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 一般質問は2日目。きょうも5人の議員が登壇しました。今秋でやめる市長に遠慮したのか、全体として30分の持ち時間を使い切らずに終わる議員が多かったですね。いまの市政の現状、市民の暮らしの実態からいえば、遠慮はいりません。市民の暮らしを守る立場でどんどん発言してほしかった。明日はわが党議員団のメンバー3人が午後から登壇します。登壇の順番は平良木哲也議員、樋口良子議員、上野公悦議員となります。インターネット中継していますので時間がある方はぜひごらんください。
 きょうの本会議は午後3時半近くに終わったのですが、その後、生活相談の仕事をやり、夕方からは小学校へ出かけてきました。土日に休んでいないので少し疲れ気味です。明後日が私の出番ですので、そろそろ準備にかからないと…。
 写真は吉川区原之町の上野正夫さんのサツキ展です。上野さんは青年団時代からの友人です。気持のやさしい人ですが、30年も前からサツキをやっているとは知りませんでした。見事な花でした。サツキ展は原之町の万年堂近くの上野さんの車庫が会場です。


2009年06月08日

一般質問はじまる

 市議会はきょうから一般質問に入りました。トップバターは滝沢一成議員。行政改革と新型インフルエンザ対策をとりあげたのですが、後者の再質問は新人とは思えないほど鋭さ、力強さがありました。「まず上越市には発熱外来があると見ていいのかどうか確認したい」と切り出すと、議場には緊張感が走りました。最後の、県立中央病院に発熱外来を置くべきでないという主張はどうかと思いましたが、今回の質問で市民の新型インフルエンザについての関心度は高まり、理解は深まったはずです。いい質問でした。

 興味深く聴いたのは武藤正信議員の大出口泉水についての質問。大出口泉水は尾神岳でためた水が日量4000トンも湧き出ているところで、昨年6月、「平成の名水百選」のひとつに選ばれました。場所が柿崎区の東横山にあることから柿崎区の観光スポットのひとつになっていますが、吉川区源地区のすぐ隣にあることから、私も子ども時代からお盆にはみんなで必ず訪れる場所です。湧き出る水はとても冷たくて、スイカやメロン、トマトなどを冷やして食べると美味しいです。ビールもすぐに冷えますよ。県内でも数少ない名水百選のひとつであるので、上越市全体の観光資源としてもっとアピールしてほしいという訴えは同感でした。

 今朝、車で走り始めたところ、杉林の土手で小さな黄色の実が目に入りました。キイチゴです。田植えシーズンに実る野生の美味しいイチゴとして、昔から楽しんできました。車から降りてすぐカメラにおさめました(画像)。その後はどうしたかって? もちろん美味しくいただきました。


2009年05月31日

悪夢と希望と

 朝起きても頭がすっきりしません。テレビを見ていてもすぐうつらうつらしてしまいます。考えてみると、昨日までの1週間はこれまでになく緊張した1週間となりました。
 何よりも井戸尻(屋号)の夫婦の突然の死は信じがたいものでした。昨日会った親戚の人たちも「働き者で指が太い人だったのう。この間、人生は真面目にコツコツと生きるに限るなどと話したばかりだったのに」などとびっくりしていました。愛知県からやってきた弟も昨日、事故現場を訪れてお参りしてくれました。現場では、事故当日の午前、近くで仕事をしていたというUさんから説明してもらったといいますが、みんな信じられないと言っていました。
 昨日の結婚式は、4月に続いての不幸があった直後だったこともあって、喜びもひとしおでした。これで流れも希望へと変わることでしょう。東京在住の中学時代の同級生(サントリー勤務)からお昼頃電話があり、秋に同級会をやろうということになりました。母はあきれるほど元気です。きょうは同級会だとか言って、大山温泉へ出かけていきました。


2009年05月23日

市長選への関心、一気に高まる

 午前は小学校の運動会でした。曇り空の下のグランドは少し寒く、持参したジャンパーを着て観戦しました。1、2年生の50メートル走の1年生の部。初めての運動会での競技に子どもたちも緊張していました。おもしろかったのは保護者の動きです。ゴール地点では保護者カメラマンがわが子の奮闘ぶりを記録しようと大勢集まります(画像)。こうした光景はわが家の子どもたちが通っていた頃(20年ほど前)にはなかったですね。
 きょうは土曜日。午後からはいつものように「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。市長が昨日の記者会見で正式に三選不出馬の意向を表明したこともあって、行く先々で、「市長選はどうなるね」「おまんたの出番だ。がんばってくんないや」などと声がかかりました。仕事や暮らしで厳しい状況が続いているだけに関心が高いと感じました。
 きょうの新聞配達では運転席と助手席の間にニセアカシアの花を入れておいたので甘い香りが車内に漂い、快適でした(画像)。この香りをお伝えできないのが残念です。また、山間部で初めてアカネ科のクルマムグラと出合うことができました。近々、「野の花」コーナーに載せます。
 市政レポート1397号と1398号をアップしました。トップページからお入りください。


2009年05月19日

「発言09」に青木勝さん登場

 今朝の「しんぶん赤旗」日刊紙の1面、「発言09」に長岡市山古志支所長の青木勝さんが登場しています(画像)。青木さんは、『山村集落再生の可能性』(自治体研究社)のなかで中越大震災復興と集落再生などについてじつに生き生きと語られていたので、強く印象に残っている方です。
 きょうの「発言09」のなかでも中山間地問題や地域づくりを考える場合の大事なことをコンパクトにまとめて発言されているので、繰り返し読みました。「歴史の積み重ね、集落の温かさがあり、ほとんど自給できるコメ、野菜、山菜、加えて高齢になっても安全に暮らせるつながりがあり、街にはない美しい自然と景観がある。これが地域力だと思います」「自治のある地域づくりが大切です。地域個性が光るまちというのは、われわれが議論してきた合併の大前提です」「国土保全は、中山間地域に人々が住み、そこで生活することで持続可能になります」。いま上越市議会で中山間地問題を議論していますが、参考となる基本的な視点、議論のポイントがここにあると思いました。
 青木さんは私と同年齢の人です。にいがた自治体研究所の福島さんから「すばらしい人間だ」とお聞きしていますが、ぜひ一度お会いしたいものです。
 きょうは昨年まで一緒に議会活動をしていた人のお父さんの葬儀に参列後、デスクワークでした。高田からの帰り道、車の窓を開けて頸城郵便局付近を走っていた時、ニセアカシアの甘い香りが流れ込んできました。旧保倉川の河川敷に数十本あるニセアカシアの木の花がいま満開です。香りはそこからのものでしょう。
 ※画像が全部見れない場合は、「画像」のところを右クリックし、「対象をファイルに保存」してご覧ください。


2009年05月18日

春ゼミが鳴く

 昨日と打って変わって五月晴れ。気温もどんどん上がりました。暑いから車の窓を開けて走りました。窓を開けておいたおかげで今年初めての鳴き声をキャッチできました。春ゼミです。吉川中学校下の信号機のところで車を停めていたところ、学校の土手の雑木林の中から聞こえてきたのです。時間的には12時35分頃でした。続いて10分後、今度は小苗代集落のはずれの山の中からセミの声が聞こえてきました。こちらは中学校下よりも近くにいたらしく、かなり大きな鳴き声でした。録音しましたので、お聴き下さい。こちらをクリックしてください。
 きょうは午前中に市役所で党議員団会議、午後からは「囲む会」でした。団会議ではいろいろな話をしたのですが、議会改革の先進例を学ぶために団としては初めて遠くへ出向いて視察を行うことにしました。総選挙の日程をにらみながら時期を決めていきたいと思います。「囲む会」は高齢者が多い集落でしたので昼間の開催です。中山間地対策の強化、県道の改修、側溝の安全対策などでいくつも要望が出ました。


2009年05月17日

市議会主催の議会報告会

 昨日から2日間、上越地区党議員団の泊まり込み研修会でした。先日の市議選で当選した糸魚川市能生の池田議員も正式に加わって上越地区の党議員は9人ですが、このうち8人が参加して勉強しました。「懇親会付き行事の参加が多くなりまして…」ジョークを交えて生き生きと活動報告する池田議員の姿を見て、当選して本当によかったと思いました。

 きょうは午後から市議会主催の議会報告会でした。会場の市民プラザには15人ほどの市民の方々が参加してくださいました。参加者は昨年よりも少なかったものの、議長と4人の常任委員長報告が終わってからの質問、意見は活発でした。「後期高齢者医療制度についてもっと議論をしてほしい」「議会基本条例策定に今後、関心を持っていきたい。議員は住民から直接選ばれるのだから、所属している会派の人数が少ないということで発言制限をしないように願いたい」などの注文も相次ぎました。なお、県内で初めて議会基本条例を策定した新発田市議会の議長さんなどが視察にきておられました。

 夕方、妻の実家へ行き、義父を見舞いました。途中、ニセアカシアの花が咲き始めていたので、少しいただいて持参しました。花が開き始めると甘い、素敵な香りが漂います。義父や義兄が花房を鼻に近づけ、「うーん、いい匂いがする。蜂密と同じだ」などと言っていました。この花の蜜を集めた蜂蜜を毎年いただきますが、透明感があって、とてもきれいな色をしています。もちろん、味もいい。


2009年05月15日

議会基本条例策定検討委員会スタート

 市議会の基本を定める議会基本条例検討委員会がスタートしました。この検討委員会は議長の諮問機関です。冒頭の挨拶の中で山岸議長は、「地方分権時代にあって提案型の議会にならないと市民の期待に応えられない。約1年間精力的に議論してほしい」とのべました。
 検討委員会の委員長には創風クラブの内山米六議員、副委員長には政新の岩崎哲夫議員が選出されました。内山委員長は、「上越市議会の最高規範を検討していただくことになるが、市民に開かれ、親しまれる議会にしていきたい。先進事例も検討しながら上越市議会にふさわしい条例をつくりたい。ご協力を」と挨拶しました。
 きょうの検討委員会では、議会基本条例の検討方法について意見交換しました。私は、「上越市議会には先進的でいいところと改善すべきところがある。これまでの取り組みでいいところを生かして上越市議会ならではの条例にしていきたい。まずはどんな議会にすべきかよく話し合って大きな柱を決めていき、続いて細部に入っていったらどうか。途中、何回か、直接市民の声を聴くことも大事なことだ」と発言しました。他の委員からは、「その都度、会派に持ち帰って議論していくのではなく、選出された委員間討議を中心にしてやっていってほしい」「上越市議会の独創力のある、これで上越市議会は大丈夫だと言われるものにしよう」などの発言がありました。
 次回は今月27日午前10時からです。今後は月2回くらいのペースで検討していき、来年4月中の答申をめざします。

 きょうは五月晴れでした。特に午後からは1年に数回しかないような澄み渡ったいい景色になりました。新潟日報の1面に吉川区下町のレンゲ畑が写真付きで紹介されたこともあって、大勢の人たちが車に乗って畑を訪れていました。下町のレンゲ畑は2か所あります。掲載した写真は新潟日報で紹介された場所とは別のもう1か所の方です。この17日にはれんげ祭りも行われます。私は当日、議会主催の議会報告会があって参加できませんが、ミニコンサートもあってとても楽しい会ですよ。ぜひご参加ください。

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2009年05月12日

ツツジが見頃

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写真は吉川区名木山のTさん宅に咲くツツジ。昨日、市役所でツツジの見事な開花に見とれ(画像)、きょうは訪問した吉川区内各所で赤、白、桃色などのツツジを楽しむことができました。ツツジの花はいまが一番いいようです。Tさんのツツジは亡くなったおばあさんが数十年前、平場の農家に頼まれて田植えをした時にもらってきたものだそうです。わずか2本の小枝を挿木したところ、どんどん増えていまや前庭から土手にと大きく広がって咲いています。Tさんは、「ばあちゃんの形見だがね。きれいだねかね」とニコニコ顔でした。
 きょうは午前中にポスター張りをした後、「橋爪法一を囲む会」の準備でした。日程調整、案内ビラの作成と配布などに取り組みました。昨年までは2ヶ月間くらいの間に集中して開催してきましたが、今年からは毎月数か所で開催するやり方に変えることにしました。ここ数カ月は総選挙の前でもありますので、国政、市政どちらも語らなければなりません。日程調整ができれば、衆院候補の人にも参加してもらいたいなと思っています。


2009年05月09日

田植え本格化

 朝早くから「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。田植えが本格的に始まったので、きょうは、自分の配達区域の一部とふだんは他の配達員が配達している区域も配りました。朝早くからにもかかわらず、私の顔を見て、声をかけてきてくださる方が何人もいました。特に、きょう配達を代わった区域が多かったですね。「めずらしいねぇ、本人直々に来てくんなったなんて」といった調子の挨拶から始まって、先週号の市政レポートの復興基金のことや路線バスの変更、父のことなど次々に出てきます。配達を代わった区域の部数はわずか20部ほどなのに、配達終了までなんと2時間もかかりました。
 市政レポート1396号を掲載しました。市政レポートは来月の7日号で1400号になります。長年手書きで協力してくれた池田さんをはじめ、多くの皆さんの支えがあったからこそ1400号に到達できます。記念に、6月議会終了後、ささやかな祝賀会を行おうと思っています。この調子でいくと、今任期中に1500号に到達します。


2009年05月07日

野の花を食べて味わう

 いま山の木々で白い花を咲かせているのはウワミズザクラ(画像)です。私たちのところでは杏仁子(あんにんご)とも呼んでいます。昨日の囲む会への行き帰り、車中で、この花のことが話題になりました。サクラという名前が付いているけれども花の形は他のサクラとまったく違う。若い花穂と未熟の実を塩漬にして食べた時の味は格別だなどという話が出ました。毎年塩漬けにしているというAさんは、「早すぎても遅すぎてもいけない。適期は数日」と未熟の実を採るタイミングのむずかしさを言っておられました。私が塩漬けにした未熟の実を初めて食べたのは数年前、長岡市小国町法末の宿泊施設でのことでした。塩漬けにしたものを巻いた白いおにぎりは美味しかった。
 この時期の野の花で食べて美味しいのは、ウワミズザクラだけではありません。フジの花の酢もの、ニセアカシアの花の天ぷらもいいですよ。今年は自分でウワミズザクラの塩漬けとニセアカシアの天ぷらに挑戦してみようと思います。
 きょうは本当の連休明け。休み中に溜まった雑用の処理と生活相談で忙しい日となりました。午後の時間帯では議員自己改革勉強会もありました。議員間討議をどうすすめていくかをめぐって賑やかな議論となりました。
 


2009年04月18日

野山の景色がきれい

 朝5時過ぎから午前8時頃まで「しんぶん赤旗」日刊紙及び日曜版の配達をし、午前11時半頃から午後3時頃まで再び日曜版の配達で動きました。
 後半は吉川区の山間部です。2週間ぶりでしたので、野山の景色がずいぶん変わっていました。村屋や尾神のしだれ桜は既に散って黄緑色の芽が出ています。ヤマザクラも最盛期を過ぎています。尾神の人たちの話によると、桜は2日間くらいしか持たなかったということでした。でも、山ではいま、いろんな木が芽吹きをしてとてもいい景色をつくりだしています(わが家があった蛍場の山の画像)
 農作業も本格化してきましたね。肥料まきをしている人、トラクターで畑や田んぼを打っている姿があちこちに見られました。小鳥たちの鳴き声も賑やかでした。高沢入で聞いたウグイスの鳴き声です。


2009年04月15日

雨が降って庭の木々は緑色に

 一日中、雨がしとしとと降っていました。気温も15度前後まで下がりました。こうなると、炬燵はなくてはならないものになります。雨が降ったことも関係するのでしょうか、コブシやプラムの花が散り始めました。コブシは例のコブシです。8日に開花して、きょうはもう半分くらいがパラパラと落ちていきました。風が吹くとまとまって散ります。このところ、毎日のようにわが家に来てくれている従姉が「コブシ、もう散ってしまうの。何か短いみたい」と言っていました。
 わが家の庭の木々はこの雨で緑色になりました。梅の木を見たら、もう緑色の小さな粒がついていました。梅の実です。時間が経つのは早いものですね。父が植えたものなのか、庭の一角にアケビのツルが伸び、紫色の花を咲かせていました(画像)


2009年04月13日

ムシカリやトキワイカリソウが咲く中で

 ちょっぴりでしたが、今朝、久しぶりに雨が降りました。このところずっと晴れの日が続いていましたので、庭の木や草も喜んでいるように見えます。この雨で、咲いて間もないムシカリ(虫狩・スイカズラ科)やトキワイカリソウも一段と美しくなりました。どちらも家の近くに咲く花です。撮ってきたものをパソコンで見たら、小さな虫たちが何匹もいました(トキワイカリソウの画像)。おそらく蜜を求めているのでしょう。
 きょうも弔問客が続きました。いうまでもなく、故人と付き合いのあった人がほとんどです。埼玉県は寄居の造り酒屋さんで4年間父と一緒に仕事をしたという方は、父から酒造り唄や祝い唄などを習ったと教えてくださいました。この方は90歳を超えておられるのですが、電動自転車に乗ってわが家にこられました。自転車に乗ってからの動きが早く、びっくりしました。元酪農家のお連れ合いの方とも話がはずみました。吉川町酪農組合婦人部で旅行に出かけた話が始まると、母も身を乗り出してきました。組合のみなさんは牛のお産の時やサイロ詰めの時などお互いに助け合って生きてきました。それだけに思い出はいっぱいです。
 お昼過ぎに吉川区総合事務所の戸籍窓口で各種申請書を書いていたところ、大島区板山の従弟から電話が入りました。「夕方、おらちのばさま連れて行くし、一晩泊めてくんねかえ」と言います。母がさみしいだろうから一番の話し相手である伯母と一緒に過ごしてもらおうという配慮です。ありがたいですね。母は大喜びでした。


2009年04月02日

川谷経由で大島区へ

 やるべきことがいっぱいあって落ち着かない。3月議会中に頼まれ、「議会が終わるまで待って下さい」と言っておいた生活相談がいくつもたまっています。それに加えて、議会が終わってから連絡をいただいたものも出てきました。一つひとつやるしかないのですが、解決済みの件数はなかなか増えていきません。
 きょうは午後から、吉川区上川谷経由で久しぶりに大島区へ出かけてきました。上川谷経由としたのは途中でネコノメソウ(画像)など野の花の写真を撮ろうと思ったからです。ネコノメソウは撮れたのですが、他のものはだめでした。下川谷から上は雪が降って、今朝は除雪車が出動したとのこと、野山は雪に覆われていました。上川谷は冬場、2軒が関東方面に出ていましたが、すでに戻ってきていて、6軒になりました。2軒増えただけで明るくなった感じがします。
 大島区は仕事上の問題での相談です。専門家の力も借りて対応することにしましたが、解決までには時間がかかりそうです。帰りに、気分転換も兼ねて大山温泉に入ってきました。ここのヌルヌルした湯はいつ入ってもいいですね。温泉から出たところで大島区総合事務所の新しい幹部とバッタリ出会いました。「(ご利用)ありがとうございます」と声をかけてもらいました。


2009年03月21日

パラグライダー初飛行

 きょうもまたいい天気になりました。「しんぶん赤旗」日刊紙の早朝配達から戻ると、家の周りは小鳥たちがたくさんやってきていて、賑やかな鳴き声でいっぱいでした。
 午前中は日曜版の配達でした。昨日からの連休を利用して帰省している人に何人か出会いました。小学、中学生時代の友人のYさんもそのひとりです。きょうは配達を終わらせてから少し時間をとって、吉川区在住の同級生のTさんも誘い、スカイトピア遊ランドで昼食をとり、おしゃべりを楽しみました。昼食で注文したのは『尾神御膳』(画像)です。カタクリの酢味噌和え、スイトン入りお汁、ふき味噌がよかったです。3人で外へ出たら、高田に住む同級生のKさんに偶然出会いました。今年は同級会をやろうね、と4人で話し合いました。
 昼食後は尾神岳に車で登ってきました。この時期に尾神岳に登れるなんて信じがたいのですが、これも暖冬のおかげです。上り道ではマンサクの黄色い花があちこちに咲いていました。尾神岳にはマンサクの木がこんなにも多いとは知りませんでした。パラグライダーの出発点となるところにはもう車が数台とまっていました。いずれもパラグライダー愛好者の人たちです。尾神岳での今年の初飛行だそうですが、例年よりもひと月は早いですね。風を利用して残雪のある尾神岳上空を飛ぶ姿(画像)はとても楽しそうでした。
 わずかな時間でしたが、同級生と一緒の時間はいい気分転換になりました。


2009年03月20日

ヤマザクラも開花

 きょうは昨日までの暖かさがなくなり、寒さが戻ってきました。柿崎区内の県道脇にある温度計は午後2時半ころで6度でした。でも野山の動植物にとって、2日間の高温は大きな影響を与えたようです。私の牛舎付近のヤマザクラはパラパラと花をつけました(画像)。スイカズラはもう緑色の葉を広げています。そのほか、付近の木々の芽も一気に膨らみ始めています。紫色をしたスミレの花も今年初めて見ました。こうなると、来週あたりから、野山の色がどんどん変わっていきます。楽しみな春が近づきました。
 きょうは午前中、新潟市で全県党議員会議でした。総選挙に向けての幹部会の方針を再確認、気持ちを引き締めて月末までの活動をすすめて行かねばならないと思いました。上越市議団は平良木議員の車に乗せてもらい、全員参加。車中では堅苦しい話はせず、楽しい会話で盛り上がりました。もっとも栄のパーキングエリアで昼食(私は栃尾の大きな油揚げ入りソバ)をとってからは、熟睡させてもらいました。
 地元に帰ってからは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と購読のお願いでした。時間があまりなく、残念ながら新読者を増やすことにはつながりませんでしたが、勤務の都合で購読を中止する予定だった方から引き続き読んでいただくことになりました。どんな選挙でも応援してくださる方なので、ぜひ読んでいただきたかった方です。よかった。


2009年03月14日

常任委員会で「意見交換の時間」設定

 ごく当たり前のことが市議会でひとつ実現しました。昨日の市議会総務常任委員会の場で「委員間の意見交換」の時間が設定されて、各委員が自分の意見を率直に出し合ったのです。今回、意見交換が行われたのは高田の西城スポーツ広場の売却をめぐってのもの。財務部では「不用財産」のひとつとして西城スポーツ広場の約半分の面積(2600㎡)を売却する方針を打ち出しましたが、審査の中では「高田の魂のある場所」「大きな銀杏の木は400年くらいの樹齢ではないか。歴史的にみても非常に価値がある場所であり、保存の必要がある」「市民の声を聞いていないのはおかしい」などと異論が続出しました。それで、栗田英明委員長は「意見交換の時間」をとることを提案、そして委員の合意のもとに約20分間、委員が意見を出し合いました。私は、「市が所有する財産のなかでこの物件が『不用財産』の扱いをされていること自体に抵抗感がある。市民の声をもっと聴くべきだ」とのべました。
 じつは先日、総務常任委員会のメンバーが集まって、委員会審査のあり方について話し合いを行っていたのです。そこでは、委員会改革の一環として「意見交換の時間」を設けることが委員長から提案されました。その場では、いろいろと意見は出ましたが、案件によってはそういう時間をとることについてほぼ合意ができていました。昨日、委員長が改めて委員の確認をとり、その時間が初めて実現されることになったというわけです。これまで委員会はもっぱら行政当局に質問するだけでした。たまに請願審査で質問が出て、委員同士でやりとりすることはありましたが。だから、昨日は上越市議会の歴史に残る日となりました。
 ところで、昨日は夜8時過ぎから強風が吹き荒れ、交通機関などに大きな影響を与えました。わが家では妻が職場の仲間との懇親会に参加していて、電車で帰る予定でしたが、強風のため直江津駅から動けず、私が車で迎えに行くことになりました。杉の葉や小枝が飛ぶなかで、ハンドルがとられそうになるほどの強風は久しぶりでした。昨晩、家に戻ったのは11時前。委員会審査と夜のバタバタですっかり疲れはて、この日記も書かずにバタンキュウでした。


2009年03月11日

小鳥たちの鳴き声で目ざめ

 朝、6時前、ホオジロかメジロだと思うのですが、とてもきれいな鳴き声が聞こえてきました。(鳴き声はこちら)。小鳥たちの声で目覚めです。これから天気のいい日は小鳥たちから起こしてもらえます。気持の良い鳴き声なので録音し、入院中の父にも聞かせてあげました。
 きょうは午前中、建設企業常任委員会を傍聴し、午後から生活相談と総務常任委員会の準備をしました。07年度の決算、08年度の当初予算と比較しながら新年度の予算を見ていくと、いろいろなことが見えてきます。興味をもって調べていくと、なかなか前に進みません。
 明日は一般質問の聞き取り調査、質問準備、そして市政レポート作成と大忙しになりそうです。そうそう、一般質問は、防災対策、信濃町の廃棄物最終処分場問題、地域自治区、精神障害者入院助成制度の4つを通告しました。


2009年02月16日

防雪柵は効果抜群

 冬に逆戻りしました。夕方、高田をまわってわが家へ向かったのですが、この冬、初めての地吹雪に遭遇。きょうの雪の降り方は「横降り」、風に運ばれ、横から降ってくるのです。防雪柵が設置してあるところを通る時にはホッとしましたね。防雪柵があるところは雪がたまらずアスファルトが出ている状況でした。やはり、防雪柵は効果抜群ですね。日中、議員控室から吉川区の方角を見た時には、灰色で雪がどんどん降っているのかなと思いました。ところが市役所周辺や高田よりもわが家周辺は少ない積雪でした。ただ、区内の山間部は久しぶりに除雪ブルが出動したそうです。
 きょうは午前から議員団会議でした。当面する議会の課題について議論し、その後、議員団ニュースの作成にかかりました。


2009年01月24日

何かが雑じると…

 昨日のテレビで、とぎれとぎれの音楽を聴きました。じつに聴きにくい。ところが、このとぎれている部分に雑音を入れるとどうなるか。何とリズム感のある音楽として聴こえたのです。雑音が入ったおかげでよく聴くことができるというのは初めて知りました。これは耳の世界の話です。
 今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。久しぶりの雪で、配達時間もいつもよりかかりましたが、夜明け前の時間帯に面白い現象を発見し、カメラに収めました。雪が降っていることによって、防犯灯の黄色い光がどこまで広がっているかよく見えたのです(画像)。何かがまじることによってよく見える。昨日のテレビをみていたから、こんなところに目が向いたのでしょう。
 きょうは午前中に「しんぶん赤旗」日曜版の配達をして、午後からは党支部の新年会でした。都合がつかない人が大勢いて困ったなと思っていたら、党外の人が何人も参加して下さり、良い会になりました。昨年の党創立記念の時の志位委員長の講演をDVDで視聴し、その後は自己紹介、近況報告、カラオケ、スライド上映などで楽しみました。


2009年01月17日

新聞配達そして質問準備

 きょうは途中で床屋さんへ行ったほか、朝から夕方まで「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。山間部は今年初めて会う人も多く、新年の挨拶をしながらの配達となりました。先日の降雪以来、雪は中休み状態です。尾神岳のふもとの尾神集落であっても積雪は30~40センチほどで思った以上に少なく、びっくりでした。ある読者の人は「このまま春になる予感がする」と言っておられましたが、雪はたいしたことなく、終わるかも知れません。
 夜は上野議員のところへ行き、総括質問の準備をしてきました。すでに質問原稿の素案はできていたので、ふたりで「よりわかりやすく、コンパクトな質問にするために」原稿の整理をしたほか、再質問の組み立てなどについても話し合ってきました。上野議員にとっては初の総括質疑となります。明後日は永島議員、杉田議員に続いて3番目の登壇です。


2009年01月12日

レトリック感覚

 病院へ行った帰りに本屋に寄って『レトリック感覚』(佐藤信夫著)という本を買い求めてきました。先日、党頸城支部の新年会におじゃました際、70代のある女性党員の方から、「共産党の幹部の話は内容的に良いんだけど、もう少しレトリックを考えてもいいのでは」という発言がありました。簡単に言うと、「もっと聴衆を惹きつける話し方の工夫を」ということになりましょうか。その発言が心に残っていたからです。求めた本はこの女性が最近読んだという本です。
 家に帰って読み始めたところ、サッと読めるような内容ではありません。「なかなか難しいことが書いてあるなぁ」と言ったところ、妻が「じゃ、私に頂戴、読んでみるから」と言います。俳句や短歌をやっている人にとっては、読みたくなる内容らしい。というわけで、私が読むのはだいぶ先になりそうです。
 きょうは2つの病院を回り、親戚や友人を見舞ってきました。見舞いに行きたいと思いながら、なかなか行けなかったので、きょうこそはの思いで出かけてきました。そのうちの一人は大手術をしたばかりです。病室の窓から見える景色の解説を聴いたり、雪の少ない正月のことを話したりしました。普段はいさましい話をする人ですが、人や風景について語る姿にやさしさを感じました。早く回復してほしいものです。
 昨日から冬らしい天気になってきました。昨日、川谷へ行く時、わが愛車はラッセルしながら道をのぼりました。これは久しぶりのことでした。今晩もいい降り方をしています。雪おろしの雷も鳴っています。この調子でいくと、明日は除雪車が出動するでしょう。まだ自宅待機状態のわが家の除雪機も出番がようやくきそうです。


2009年01月08日

ヒラタケ採り

 このままではいけない。少しでも体を動かそう。午前中の精密検査の結果を受けて、そう決意しました。それで午後から友人を誘って、標高250メートルほどの山に入り、ヒラタケ採り(画像)をしてきました。
 ヒラタケは何度も食べてはいます。でも自分で採りに行くのは初めてでした。収穫はどうだったかというと、買い物用ナイロン袋に一袋、約5キロほど採ることができました。手触りといい、匂いといい、最高です。ヒラタケだけでなく、天然のナメコも少しばかり採れました。
 1月だというのに積雪はわずか20センチほどしかありません。春先の雪の上を歩いている感触がとても良かったですよ(友人と一緒に雪の上を歩く音はここをクリックしてください)。雑木林を約2時間半歩きました。運動をする時は楽しくやるのが大事と言われたことがあります。上り下りがきつくたいへんでしたが、本当に楽しかったです。


2008年12月29日

冬の食べ物

 夕飯のおかずは何にしようかと玄関周辺を見渡すと、白菜、ニンジン、山芋、大根が目に入りました。これらはいずれもわが家で入手したものばかりです。よく洗ってじっくりと煮込み、母の手作りユズ味噌で味付けをしてみました。先日もこれとほぼ同じ内容で作ってうまくいったので、大丈夫だと思ってはいましたが、とてもおいしい煮込み野菜が出来上がりました。
 きょうは朝からずっと新聞代金の集金でした。夕方、家に戻ったところ、仲間からヒラタケ(画像)が届いていました。これを使い、明日は別のおいしい煮物か炒め物を作ろうかと思っています。冬の食べ物はおいしいものばかりですね。
 市政レポート吉川版1377号、掲載しました。ご笑覧ください。


2008年12月21日

日曜日に…(1)季節はずれのスイカとフウキ味噌

 朝から「しんぶん赤旗」の配達と集金で忙しく動きました。途中、ある家でお茶をご馳走になったところ、めずらしいものを見せてもらいました。夏に採れたスイカ(画像)です。なんでも、冬に食べるために毎日転がして、保存しているんだそうです。外見を見ても腐った様子はまったくありません。昨年も1月に美味しく食べたそうです。こういう保存方法があるなんて初めて知りました。ここの家とは父も母も昔からお付き合いをさせてもらっています。「おじいちゃん、どんな具合だね」と聞かれたので、先日、病院で収録した父の声(といっても、ちょっぴり歌っただけですが)を聞いてもらいました。
 その後、吉川区の一番奥の集落まで行ったので、久しぶりに大島区板山の伯母の家まで足を伸ばしました。伯母は先週に土曜日にわが家に来たばかりですが、ゆっくりと泊まっていきたそうな顔をしていたのが気になっていたものですから、きょうこそ泊まってもらおうと迎えに行ったのです。わが家まで到着すると、すでに母はいつものようにいろいろな食べ物を用意していました。そのひとつに、この12月に採れたばかりのフキノトウを使ったフウキ味噌(手前のビンに入ったのがフウキ味噌)がありました。この時期にフキノトウとは、これまためずらしい。お餅にフウキ味噌はぴったり合いますね。


2008年12月06日

思わぬプレゼント

 夕方、「しんぶん赤旗」日曜版の配達を終えて私の事務所に着いた時のことです。車のライトで照らした中に白っぽいものが見えました。さて何だろうと思ってそばまで行くと、そこにあったのは、チェンソーで木を削り込み作った仔牛の顔でした(画像)。従弟が制作し、プレゼントしてくれたのです。牛の顔の特徴をよくとらえていて、長年にわたり牛飼いをしていた私にピタリの作品でした。ヤコちゃん、ありがとう。
 さて、きょうは大忙しの一日でした。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達、アンケートの配布、日曜版の配達・集金、そして最後は議会報告会と続きました。
 アンケートは㈱よしかわ杜氏の郷問題についての住民アンケートです。市議団全員だけでなく、配布ボランティアとして8人の仲間からも私の事務所に集まっていただき、これまでの配布残、約500枚を一気に配布してもらいました。きょうの午前中は、雨が降らなかったものの、風がとても強く、しかも冷え込んでいました。母にお願いしておにぎりを大量につくってもらい、私の方でトン汁を作って食べてもらいました。台所にあった白菜と玉ねぎ、ジャガイモ、豚肉を入れたところ、「白菜入りトン汁は初めてだわ。おいしい」と喜んでもらいました。みんなで仕事をして一緒に食べると楽しいですね。
 今晩は急速に冷え込んで、この冬、二度目の雪となりました。㈱よしかわ杜氏の郷についての議会報告会は今晩で10会場目です。最悪の天候にもかかわらず、10人近い人たちが駆けつけて下さり、「市が説明会をやっているが会社の幹部も説明に回るべきではないか」「実際の酒づくりを見てもらえるような施設になっているのに、説明や案内をする人がいない。最低限、案内テープでも流した方がいい」などの声を寄せていただきました。終わったのは午後9時少し前、外へ出ると、車のフロントガラスに雪が積もっていました。明日の朝、どれくらいになるのか心配です。


2008年12月01日

夜空に笑顔が…

 冷えた夜空に笑顔が見える。きょうの夕方、妻と一緒に父の病院へ行く途中、3つの星が輝いていました。金星と月、もうひとつはおそらく木星ではないでしょうか。車の前方であまりにも美しく輝いていたので、写真におさめました(画像)
 きょうは、朝から市役所で12月議会の準備でした。総括質疑の検討、一般質問の分担、意見書の検討など夕方までかかりました。一般質問については、いまの市政の課題を中心に誰がどの質問をするか話し合いました。私は新地域防災計画と防災体制、防災訓練、裁判員制度を担当することになりました。ひょっとすれば、もうひとつ加わるかも知れません。きょうはこのほか、議員団ニュースの検討と「㈱よしかわ杜氏の郷に関する緊急アンケート」の検討もしました。
 夜は印刷でした。緊急アンケートの用紙、返信用封筒の宛名の印刷です。封筒の印刷がうまくいかず、終わったのは11時近くでした。明日から次の日曜日までに吉川区の全世帯に配布し、13日までに回収できればと思っています。


2008年11月28日

里芋がおいしい季節に

 「これから帰ってチラシ1枚作るんだ」昨日の夜、高田駅でそう言ったところ、一緒にいた人に「そんなに無理しなくてもいいんじゃない」と言われました。その言葉が頭に残っていたのでしょうかね、結局、半分くらい作ったところでダウンしてしまいました。ということで、今朝は市政レポート作成から仕事がはじまりました。今週はいろいろな出来事があって表も裏もニュースで埋めました。
 印刷を開始したのは午前10時半を回ってから。それから、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出かけました。今回は配達だけでなく集金もありますので結構時間がかかりますが、読者の人といろいろ話ができます。ある家へ行ったら、ちょうどお茶が出ていて、「あら、おまさんだね、上がってお茶飲んできない」と誘われました。炬燵の上にはカブや白菜の漬物、それに里芋のゆでたものが出ています。「吉川、最近悪いこと重なるねぇ」と言われ、しばらく「市政報告」をすることとなりました。その際、何も食べないでいればいいのでしょうが、お昼に近いこともあって、お腹はペコペコです、すっかりいただいてしまいました。とくに美味しかったのは里芋です。少し小さめのイモは皮がつるりとむけます。それを口の中に放り込んで……。あっという間に30分以上も遊んでしまいました。
 きょうは時々、雨風になりました。やはり、冬が近づいてきているなと感じます。車から出られないような荒れ方をした時が何度かありました。そこで、父が入っている病院まで足を伸ばし、汚れものなどを家に持ち帰りました。昨日はお風呂の日で、着替えさせてもらっていました。昨日は午前のうちに床屋さんから頭を刈ってもらった父、頭がぼさぼさだったのが、きれいに刈り上げてもらいベッカム風に(画像)。「じいちゃん、いい男にしてもらったねぇ」とほめるとニコッとしました。そのあと、私に何かを伝えたいらしく口を開けてぶつぶつ言います。何を言っているのかさっぱりわからないので、「何?わからない」と言うと、ベッカムさんは口をでっかく開けて、「たばこ!」と言うのです。これにはびっくりでした。きょうはいつになく元気なので安心しました。


2008年11月20日

初雪

 今朝は市役所からの発信です。昨晩、すっかりお酒をいただいて高田に泊まったからです。
 まずは雪のニュースから。昨日の朝、尾神岳に雪が降りました。そしてきょうは、高田平野にも雪が降りてきました。尾神岳や米山が3回白くなると、平場にも雪が降ると言われてきましたが、今年はそうはなりませんでした。私はタイヤを数日前にスノータイヤに履き替えていましたので、どんぴたりでした。
 さて、昨日のことについて少し記録しておきましょう。昨日は新潟市にて党の全県議員団会議でした。12月議会に向けての研修です。国民の生活苦が一段と深刻化しているなかで、どう議会で論戦し、住民の暮らしを守っていくか、いつ総選挙になってもいいように、運動をどう発展させていくか、を学びました。感心したのは、自治体部長が先日の上越地区議員団研修でわれわれが指摘した、「もっと総合的な対策を提案すべき」との声に応えて、雇用や中小企業対策、医療などの分野で充実した提案をしてきたことです。子どもの無保険の問題や低所得者対策での最新情報はとても参考になりました。
 昨晩は高田で「郷土料理とバイキングを楽しむ会」でした。1年に2回ずつやって、今回で10回目。市内の合併前上越市、13区すべての郷土料理を紹介したことになります。今回は清里区と桑取地区の料理でした。いつものことながら、山菜や地元で採れたものを使った料理がおいしい。それと楽しみなのは、普段なかなか会えない人と再会できるのもありがたいですね。昨晩は元市健康福祉部長のTさんをはじめ、何人かの懐かしい人と会い、話をさせてもらいました。三和区で運輸関係の仕事をしている親戚筋のIさんとも会いました。「応援していますよ」の声に励まされました。


2008年11月01日

柿が最高に美味い季節

 あーさぶ、あーさぶ。激しい雨と一緒にあられが降ってきました。今朝の8時ちょっと前のことです。月が変わるとこうも変わるものでしょうか。いよいよ、冬に向かって動き出したという感じです。もっとも、日中はいい天気になり気温が上昇、19度を超えました。
 この時期になると甘柿は完熟しているものが多くなります。きょうは「しんぶん赤旗」の配達と集金でしたが、あちこちで柿もぎをしている人と出会いました。私がその風景をじっと見ているものですから、柿がほしいという気持ちが伝わったのでしょう。山間部で、3人の読者の方からそれぞれ違った柿をもらいました。同じ甘柿でも薄味のもの、ごまがたっぷり入ったものなどいろいろあります。家で何個もご馳走になりましたが、柿が最高に美味い季節です。
 明日は東京は四ツ谷で東京吉川会の16回目の総会です。きょういただいた柿を少し持参して、関東在住の皆さんに味わってもらおうと思っています。


2008年10月13日

このままじゃ、おら、暮らしていかんね

 きょうもいい天気になりました。ただ朝晩は少し冷え込みます。パジャマは半袖から長袖にしました。わが家の周囲の景色も少しずつ変わりつつあります。木に絡みついたツタは赤い色になり、桜の木の葉も赤くなってきました。牛舎に至る道の周囲はセイタカアワダチソウが黄色に染めています。ミゾソバとヒメジソもがんばってきれいな花を咲かせていますが、セイタカアワダチソウの黄色に押され、なかなか目立ちません。
 さて、きょうは3連休最後の日。午前からお昼休みにかけてビラ配布をしました。県政も国政も身近なところから考える人が着実に増えてきているのを対話の中で感じます。事故米や後期高齢者医療制度は政治をいままで以上にひきつけ、政治の中身を変える必要性を浮き彫りにしてくれています。きょうも81歳だという女性が私の手を握り、「頼むでね。このままじゃ、おら、暮らしていかんね」。手はしばらく握りっぱなしでした。
 午後2時過ぎ、2日間行かなかった父の様子を見に、病院へ。夕方までビラ配布の予定でしたので気分転換も兼ねてのつもりでしたが、父は39度近い熱を出していてまったく元気がありません。帰ろうとすると「おい」という声を出します。10分くらいの予定がとうとう夕方まで付き添いました。熱は帰り際には少し下がりました。明日の朝には元気になっていてくれるでしょう。
 そうそう、大事なことをひとつ書き忘れました。午前はビラ配布前、千葉と埼玉の従弟たちがわが家を訪れ母の顔を見ていってくれました。自分たちの父親と血がつながっているキョウダイのことを心配してくれる、その気持ちがうれしい。


2008年10月09日

新米

 昨日、山間部でビラ配布をしていて、新米を2升ほどいただきました。初めて田んぼでコメをつくってみたという人からです。田んぼは尾神岳のふもとにあり、水は山から湧き出ているものを利用しているとあって、どんな味か楽しみでした。
 そのコメを今朝、4合炊いて、さっそくご馳走になりました。今年、新米を食べるのは初めてです。ふっくらとして、きらきら輝いているコメ粒をながめ、炊きあがりの匂いをかぐ。口に入れてからはゆっくり噛み、味わう。おかずなしで軽く茶碗一杯を食べました(画像)。写真はフラッシュなしで撮影したものです。照明がいまいちのところで撮ったため、少し赤くなって見えますが、甘さがあり、とても美味いコメでした。
 昔ならまだ古米を食べている10月です。この時期に新米をいただくのは申し訳ないような気もしますが、うまかった。わが家のいま食べているコメは昨年とれたものです。あと30キロくらい残っていますから、新米に切り替わるのはまだしばらく先です。
 きょうも地元吉川区で活動しました。60代の農家の方が「農業についてとんでもないことを言ういまの知事じゃだめだ。農業のことがまるでわかっていない」と批判されているのが印象に残りました。


2008年10月08日

「あれー」の連続

 朝、地元町内会の役員の人から電話をもらいました。草刈の話が中心だったのですが、「今頃、竹の子出た」という情報ももらい、早速見てきました。何を勘違いしたのか、間違いなく竹の子(画像)でした。きょうも午前中、ビラ配布です。ある家を訪れた時、小さなため池に目をやったら、赤い花が咲いています。スイレンです。びっくりして、「おまんち、おもしいもん、咲いてるね」と話しかけました。その最中に、今度は近くの木から「ミーン、ミンミンミンミーン」。3日に吉川区の中心部、原之町で聞いたのが最後と思ったのですが、まだ鳴いていたのです。今年は秋の天候が安定していて、気温も高いので動植物はなかなか夏から抜けることができないのかも知れません。
 午後からは葬儀でした。青年時代、一緒に青年団活動をした仲間です。まだ62歳という若さでした。中学高校時代の同級生の人たちが大勢参列しておられました。


2008年10月04日

雁行確認

 朝の新聞配達の途中、今年初めて雁行を確認しました。柿崎区上下浜地内の上空を10羽ほどでくの字型の編隊を組み飛行していました。おそらく近くの朝日池から飛び立ったのでしょう。これから、朝の配達は雁行を見るのが楽しみとなります。
 きょうは、午前から「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。昨晩のご飯が残っていたので、お昼には、おもしろいものを作りました。昨日、山間部で収穫した山芋のむかごをゆで、ご飯に卵とこのむかごを入れ、おじやを作ったのです(画像)。塩を少々いれて、数分で出来上がります。むかご入りご飯はよく食べますが、むかご入りおじやは今回が初めてです。なかなかいい味になりました。お試しあれ。
 これから病院です。


2008年09月25日

秋雨

 市役所からの帰り道、夜の8時近くの話ですが、近くの田んぼ道を車で通った時、まわりの景色がいつもと違うなと思いました。何か寂しさが漂い、寒い感じがしたのです。それからまもなく、雨がやってきました。屋根のトタンをたたく音がしましたから、相当強い雨です。家では、短パンに半そでシャツというスタイルでは寒く、長そでがほしい夜になりました。
 きょうも市議会は一般質問。6人が登壇しました。山崎一勇議員が編入された旧町村の将来を心配して合併後の10年を過ぎても地域事業枠を設けられないかと提案した姿は13区に住む人たちへの励ましになりました。新人議員の発言も聞きごたえがありました。滝沢一成議員が、「図書館はそのまちの知性の象徴であり、暮らしのパートナー」であるとして図書館整備の方向性を問いました。また、中川幹太議員が地域協議会の権限の充実を求め、観光推進のあり方については、「時間的、空間的に分散している観光資源をどうしていくか」を問題にしました。いずれも自分の考えをのべた上で市長に質問していました。このふたりは6月議会でも総括質疑や一般質問、討論を行っています。ふたりはそれぞれ個性がありますが、議会での積極的な姿勢は共通していて好感が持てます。30代、40代の議員に負けることなく、こちらも頑張らなければ……。
 雨はいっそう激しくなっています。これでは田んぼの立っている稲も倒伏してしまうでしょう。そろそろ上がってほしいものです。


2008年09月23日

話は弾み、元気もらう

 選挙への関心は確実に高まりつつあります。きょう、後援会ニュースの配布活動をしていたら、「いよいよ、後期高齢者(医療制度)も最後だね。もうひと押しだすけ、がんばってくんない」と声をかけてもらいました。知事選についての関心はいまひとつだと思ってきましたが、民主党議員の後援会に入っている人から、「泉田さん(知事)はかっこつけるけど、県民の暮らしのこととなるとひどい発言が多い」と聞かされ、実態について詳しいのでびっくりしました。
 午後からも山間部での後援会ニュース配布とポスター貼り出しでした。しばらく会っていなかったこともあって、話が弾み、一軒一軒回る時間がかかります。
 ある家では、介護の苦労話をたっぷり聞きました。ここの家のお父さんは、私の父と同じく、胃ろうの手術を受け、流動食を胃に流し込み栄養をとっています。金がかかるので自宅で面倒をみているというのですが、痰をしょっちゅう取ってやる必要があるのでたいへんだと言っておられました。3日3晩、ほとんど眠らずに介護したこともあるとのことでした。「たいへんだね」と言うと、「でも、父ちゃんに死なれたら困る。生きててもらわんと」と笑顔でした。
 会うといつもおもしろい話をして笑わせてくれるKさん。足腰がかなり弱って、ディサービスに通っています。「とうちゃん、元気かね」と言ったら、「おれよりも3つも若いくせに腰曲がって…かきくけこの『く』の字になっちまった。チンポコの頭がヘソにくっつくくらいだ」。大笑いでした。Kさんは父のことをよく知っていることもあって、父の現在の様子や昔話もしました。
 どこの家でも最後は、「がんばってくんないね。体、気いつけて」と励まされます。きょうの活動で元気エネルギーをかなりためることができました。
 そうそう、もうひとつ記録しておかなきゃ。きょうの23日になっても、ミンミンゼミがまだ鳴いていました。それと、山芋のイモゴがたくさんなっているのを見つけました。季節は夏と秋が一緒になっている感じです。


2008年08月27日

稲刈りも議会も目前

 天気は上々。きょうは晴天で、気温も30度を超えました。吉川区内では農機具格納庫などから出されたコンバインが見られるようになりました。まもなく酒米・五百万石の収穫作業が始まるのでしょう。毎年のことながら、五百万石の穂が重く垂れ下がった姿を見ると、ほれぼれしてしまいます。
 きょうは朝から市役所でした。委員会資料の検討を続行しました。終わったと勘違いした文教経済委員会資料をざっと見て、チェックするだけでもほぼ1日かかりました。この委員会は教育委員会、農林水産部、産業観光部と3つの重要部署を担当しているので資料も膨大です。これまで私が委員だったことから、例年どんなことが問題となるかを話し、今回から委員になった上野議員が自分で関心を持っている問題について見解を述べる形でチェックを進めました。
 連日の勉強会などで疲れているので、夕方は早くあがりました。父を見舞い、その後、浦川原区の山本ぶどう園まで足を伸ばしました。毎年、訪ねている農園へ行き、2種類のぶどうを買ってきました。この農園の奥さんの実家は吉川区に隣接した集落の出身で、私の後援会員の親戚です。ことしもたっぷりサービスしてもらいました。


2008年08月05日

ススキの穂

  夕方、お茶の会に出席していた妻を迎えに行きました。その帰り道、上新バイパスの土手にススキの穂を見かけました。今年になって初めてです。「あれ、もうススキの穂が出てるよ」という言葉を契機に「秋の七草」の話になりました。秋の七草の中ですでに咲いているものはあるか、そう言って、一つひとつ確認し始めたら、フジバカマ以外はすべて見かけたことが分かりました。ハギに始まって、クズ、キキョウ、オミナエシ、ナデシコ、そしてきょう見かけたススキ、みんな花を咲かせています。妻は「これくらい咲いているなら、秋の七草をお茶で使えばよかった」と言っていました。
 きょうは午前から「しんぶん赤旗」の集金と生活相談で動きました。日本共産党新潟県委員会が編集している地域政治新聞最新号にヤブカンゾウのことが紹介されていたので、何か所かでこの花の写真を撮ってきました。
 昨日の井戸水の件は、地元町内会長、区総合事務所などが速やかに対応して下さり、解決しました。ありがとうございました。


2008年07月22日

上越地域3市の党議員で泊り込み学習交流会

 昨日は午前中が生活相談、午後からは糸魚川市、妙高市、上越市の日本共産党議員が集まっての学習交流会でした。生活相談でおじゃましたある年配の方の家では、思いがけない収穫がありました。その方は新聞記事などをきちんと整理されていました。私と大違いなので、整理能力と習慣について話をしたところ、1冊の本を紹介していただいたのです。築山節さんの『脳が冴える15の習慣』(NHK出版)です。目次を読むと、「脳を活性化させる朝の過ごし方」「忙しいときほど机の片付けを優先させよう」など読んでみたくなることがずらりと並んでいます。読めば、おそらく、私の生活の仕方に影響を与える、そんな予感がします。

 学習交流会。先頃開催された第6回中央委員会総会の報告を受けて、地方議員として衆院選での勝利に向けてどうがんばるか、6月議会ではどんな課題に取り組んできたかなどを学び、話し合いました。私は地元後援会の行事があって聴けなかったのですが、新潟県委員会から川俣副委員長を迎えての講義はとてもよかったようです。上野議員は、「おもしろくて、とてもためになった」と繰り返し言っていました。夕食時に川俣さんが話しかけてきました。「沖縄県議選での勝利は、上越市議選での実践が生かされた。当分の間、論戦の組み立ては上越でのパターンが続くのではないか」国政の課題を地方議員選挙でも訴えるといったやり方はしばらく続くのかも知れません。

 昨日は鵜の浜温泉で泊まりました。開湯50周年を迎えた同温泉の海岸では、花火が打ち上げられていました。近くで花火を見るのは久しぶりでした。夏本番がやって来た、という感じがしますね、花火は。旅館で出された料理は、朝捕ったばかりの魚の刺身など新鮮なものばかり。温泉には4回も入って、体を休めることができました。そう、そう、昨日は、カナカナゼミ(ひぐらし)の鳴き声をこの夏、初めて聞きました。オニヤンマにも初めて出合いました。


2008年07月19日

梅雨明け

 梅雨が明けたそうです。気温は30度を超え、汗が次々と出てくる。きょうは、いつものようにタオルを首に巻いて「しんぶん赤旗」の配達をしました。特別に意識したわけではないのですが、あちこちで避暑風景が見られました。一番いいなと思ったのは子どもの水遊び風景です。木陰で小さな洗濯用の桶に水を入れてもらい、その周辺で水を汲んだり、流したりして楽しんでいました。すぐそばにはネコが寝そべってのんびりしているというのもいい雰囲気でした(画像)
 
 きょうは市議会報告(6月定例会及び7月臨時会)の印刷もしました。印刷機のある部屋は冷房がきいていないため、窓を開けて自然の風が流れ込むのを期待しながら作業を続けました。印刷機械は順調に動いてくれたので、ほぼ5時間で作業を終えることができました。大量に印刷するのでインクをかなり使います。少しでも長く使いたいというクセがあり、濃度を下げて印刷したところ、私の一般質問の部分は少しかすれたものもありました。午後からは後援会事務局の人からの手伝ってもらいました。ひとりで黙々と仕事をするのはつらいものです。いい話し相手があって助かりました。

 父の様子です。お陰様でここ数日は体温も下がり、安定しています。昨晩、見舞いに行きましたら、とてもうれしそうな表情をしてくれました。視察で留守にしていた間は、妻が毎日通い、父の様子を見てくれていました。この暑さを乗り越えてほしいと願っています。


2008年07月06日

タオルの出番

 とうとう今年もタオルの出番がやってきました。どこへ行くにもタオル持参、汗をふきふき、活動する。家では、首にタオルを巻いて原稿を書く。このスタイルが暑い夏を乗り切るには一番です。それにしても、きょうは暑かった。
 きょうは午前中、「しんぶん赤旗」の集金活動でした。1か月ちかくご無沙汰していた読者のみなさんのところへ顔を出したので、どこでも話がはずみ、集金はなかなか進みませんでした。
 途中、セミの鳴き声が車の中に飛び込んできました。おそらく、もっと前から鳴いていたのでしょうが、私にとっては初めて聞く夏ゼミの声でした。
 午後からは市長による消防点検でした。


2008年06月25日

スモモ

 わが家の庭にあるスモモが実りました。妻の職場で友人の奥さんと会った際、スモモの話をしたところ、「すっぱいスモモが好き。ぜひ分けてほしい」と頼まれました。日が沈むちょっと前の時間、150個くらいもぎました。朝、食べたときには、「もう1日くらい待った方がいいかな」と思ったのですが、夕方、もいで食べると、朝よりも酸っぱさが薄くなって甘味が少しついています。とても美味しくなりました(画像)。明日は友人などにおすそ分けしようかと思っています。

 きょうは追加議案の常任委員会審査でした。注目の文教経済常任委員会では発言が相次ぎました。現ホテルと市、それに銀行が同席してホテルの一部を購入する協議を進めてきた経過のいくつかの山場の部分が説明されたことにより、また一歩、事実関係の解明ができたように思います。ただ、新たな疑問も生まれました。契約期限を7月4日よりも延期してもらえないか、その要請を市長がなぜ直接やらなかったか、という質問に返ってきた答えは「都合がつかなかったから」でした。信じられない答弁です。また、自治基本条例の中で情報共有、市民参画の取り組みとして位置づけられている市民説明会、パブリックコメントの規定を原則通り守っていく点では前進が見られませんでした。

 3時間ほど審査をしたところで、継続審査の動議が出され、6対5で継続審査が決まりました。この結果、最終日にこの継続審査が本会議で認められれば、今定例会後の閉会中の審査となります。認められなかった場合は、今議会で精力的に審査を続けることになりますが、時間がほとんどないことやパブリックコメントの回答をすべて終了させて委員会に臨むことが求めらていることなどから、会期の延長も考えられます。


2008年06月15日

ホタル観賞

 わが家から歩いて10分のところに大出口川が流れています。先日、紹介した平成の名水100選に選ばれた大出口泉水を水源にした川です。吉川区内を流れる川のなかでは一番きれいな流れかも知れません。そこでホタルを見ることができるのです。きょうは、夕飯を食べてから妻と一緒に歩いてホタル観賞に出かけてきました。川の中の草や柳の木にとまっているホタルが1匹、2匹と飛び立ち、キラッ、キラッ。「いつもよりいっぱいいるね。7匹、8匹、わー、いっぱいいるゥ」と妻が言います。ホタルは大出口川だけでなく、そこに流れ込む田んぼの排水路沿いにもたくさんいました。ここ数年、ホタルが増えてきているように思えます。今晩はお月さんも見えたのですが、うっすらと靄がかかっていて、ホタルの輝きを見るには好都合でした。

 きょうは朝、わが家の畑へ行ってジャガイモを2株掘り起こし、ゆでて食べました。もちろん、今年初めてです。バターをつけて食べたら、美味しくて、鶏の卵くらいの大きさのものを3個分も食べてしまいました。午前9時半過ぎには家を出て、同級会に参加するという母を大島区の大山温泉に送り届け、その後、山間部で市政レポート配布活動をしました。途中、田麦川沿いに咲くキオンとコシジシモツケソウを撮ろうと思っていたのですが、コシジシモツケソウの見頃までもう2、3日といったところで、ねらっている構図の写真は撮れませんでした。キオンはいまが最盛期、どこへ行っても黄色の群落が目立ちました。風に揺れていて焦点が定まりにくかったなかで、比較的いい写真になったのはバラ科のヤマブキショウマ(画像)です。


2008年06月05日

平成の名水100選に大出口泉水

 今朝の新聞に、尾神岳のふもとから湧き出ている大出口泉水が平成の名水100選に入ったという記事が大きく掲載されていました。うれしいもんですね。早速、デジカメを持って大出口へ行ってきました。先客は一人。大きなポリ容器を持っての水汲みです。私の目的は「きょうの大出口」の様子を写真に撮ることです。新聞各紙に掲載された水の湧き出ているところ(画像)もいいですが、そこより少し下ったところ(画像)で、水が勢いよく流れ落ちていく場所が気に入りました。黄色い花はダイコンソウでしょうか。市では「公の施設の統廃合計画(案)」で大出口公園施設を平成26年度に廃止予定としています。今回の名水100選入りでどうするか。財政効率だけで決めてはいけません。

 市役所では午前中、教育委員会の質問取り、議員団の学習会と続きました。「学校評価の充実・改善のための実践研究」事業について総括質疑することになりましたので、質問の趣旨などを説明し、事業の要綱、事業計画書などの資料も求めました。上越市では昨年、総合教育プランを策定したばかりです。それとも関連させながら、現場の学校、児童・生徒にとってどうなのかを明らかにしたいと思います。学習会では配布された委員会資料を読み、意見交換しました。今定例会では、文教経済常任委員会と被災者対策費、ごみ処理費などを審議する厚生常任委員会で議論が盛り上がりそうな感じです。

 午後は柿崎病院後援会の役員会でした。昨年度の事業取組結果と決算、本年度の計画と予算が承認されました。今年度の予算額は55万1000円、医師の招聘活動、後援会ニュースの発行などに使われます。注目の病院の行方ですが、単年度では赤字となっているものの、県内の県立病院のなかでは健闘しているとの評価の声が出ていました。病院関係者は、「国の政策のため、病院経営が難しくなっている。近くに病院があることが地域住民にとっての安心、安全につながる。地域医療病院としてだけでなく、呼吸器系の病気の専門病院としても力を入れている。公立病院改革ガイドラインもあるので、ぜひ利用していただきたい」と訴えていました。

 ところで、市役所から柿崎区へ向かう途中、農産物直売所「あるるん畑」に立ち寄ってみました。何が出ているか、時々、のぞいているのですが、外に並べてあった鉢植えの野の花などのコーナーで知り合いのものが出ているので、ゆっくり見せてもらいました。きれいな花をつけたホタルブクロ、ヤマアジサイなどを出したその人は昨年お連れ合いを亡くしたばかりです。以前から生活力のある人だとは思っていましたが、花もやっているとは驚きでした。


2008年06月01日

ササユリ、すでに開花

 うっかりしていました。私の大好きな野の花のひとつ、ササユリの開花がまだ先だと思い込んでいました。金曜日にある家で咲いているのを見て、きょう、里山のなかに入ってみたところ、ほとんど咲き終わっていたのです。昨年、ひとつの茎から3つの花を咲かせ、あでやかな姿を見せてくれたものは見当たりませんでした。それでも救いだったのは、ちょうど見ごろを迎えたものが何本かあったことです。もちろん、写真(画像)に撮ってきました。

 ササユリは今年、マスコミで大きくとりあげられました。糸魚川産ササユリの種が宇宙への旅をするというのです。ササユリの種は今年八月以降にロシアのロケットで打ち上げられ、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」で過ごすことになっています。帰還後、さまざまな分野で活用されることになるでしょう。このササユリが自生している場所は、本州では私たちの住む吉川区が北限と言われています。それだけに、また注目を浴びることになりそうです。

 きょうは山間部で市政レポートの配布活動でした。デジカメを持ちながら、ゆっくりと歩いて配布しました。カメラに収めた野の花は白いバイカウツギ、キオンなどです。紫色をしたコシジシモツケソウの花ももうすぐ開化です。一昨年、昨年とキオンとコシジシモツケソウの花が同じ場所で咲く姿を撮ろうと思ったのですが、私の都合と花の最盛期がかみ合わず、実現できませんでした。ねらっている場所は、上越市大島区です。急な岩肌が続いている場所で黄色と紫色の花が大規模に咲く姿は一度ごらんになるといいですよ。忘れることのできない風景として記憶されるはずです。


2008年05月31日

「ホウの葉」にのせた赤飯食べて昔話

 寒い一日でした。きょうは午前も午後も「しんぶん赤旗」日曜版の配達・集金でした。最初は長袖シャツだけで出かけたのですが、途中で引き返し、ジャンパーを羽織って動き回りました。明日から6月ですので、もうこんな寒さは卒業してほしいですね。でも、考えてみれば、昔もこの時期は寒くなることが多かったのかも知れません。手植えの時代、わが家の田植えは6月4日と決まっていました。田植えの日は必ずしも暖かい日だけではありませんでした。寒くてこごえている人たちのために、祖父・音治郎が畦元でたき火をしてくれた記憶が残っていますから。

 配達の途中、大潟区の朝日池総合農場の事務所に立ち寄らせてもらいました。丁度、これから赤飯を食べようかというタイミングでした。食べていかないかねと専務さんに誘われ、ご馳走になってきました。赤飯はホウノキの葉にのせてあります。私のところでは、「ホウの葉」と呼びますが、ホウの葉にのった赤飯は久しぶりでした。一緒に食べた人たちと、昔の田植えのことや「こびり」(小昼?)のことをたっぷり話しました。「苗を田んぼの中に投げ入れる役目を子どももやっていたが、よく、適度な間隔で投げ入れたもんだ」「苗運びは天秤棒でやった」「俺んとこはそいカゴだった」。そばにいた若い人たちも関心を持って聞いてくれたようです。

 夜、近くのセブンイレブンへ出かけ、注文しておいた本を取りに行ってきました。私が本を購入する場合、ほとんどは書店で買いますが、宅急便のブックサービスも活用してきました。後者については、自宅まで運んでもらい、代金プラス送料を払って受け取るのですが、今回初めて送料がただになる方法でやってみました。注文してから入手するまでの日数はブックサービスよりも2、3日余計にかかりますが、急がなければ安上がりです。今回は頸城区出身の法政大学教授・五十嵐仁さんの『労働政策』(日本経済評論社)を購入しました。


2008年05月30日

地域防災計画に原子力災害対策入る

 午前の早いうちに市政レポートを作成してしまう計画でしたが、HPの日記が復旧するまで落ち着かず、なかなか書き進むことが出来ませんでした。日記をベースにしてレポートの記事を書く。長年、このクセがついているため、日記が読めないと何も書けなくなってしまうのです。おもしろいものですね。今号では、27日の地域協議会初会合、21日の文教経済常任委員会で説明のあった酒蔵のこと、そして吉川小学校の運動会のことを書きました。明日、私のHPに掲載します。

 午後からは厚生常任委員会の所管事務調査でした。議題は地域防災計画と水防計画の見直しです。私たちの議員団では、これまで3年ほどの間に次々と発生した災害の教訓がどう生かされたかを中心にチェックしてきました。また、2月18日の厚生常任委員会における中間報告との関連やこれまでの議会での行政当局の約束が守られているかについても注目してきました。見直し案では、一般災害編の中ではありましたが、原子力防災について初めて記載されました。また、大きな市域をかかえる中で災害対策本部と現地災害対策本部の連携などを重視した記述となっています。全体として、大きな前進をしたと言ってよいでしょう。今後さらに知恵を出し合い、「進化する計画」(村山副市長)にしていくことが大切です。

 きょう、高崎市に住む従姉から何枚かの写真が送られてきました。そのうちの一枚は以前紹介したことのある伯父の出征時の写真(画像)です。従姉からの手紙で、この写真は昭和14年5月19日に撮影したものであること、また、伯父が海軍特別陸戦隊として上海へ行くことになったものであることなどがわかりました。写真に写っているのは一家6人ですが、伯父は昭和18年6月に戦死しています。この写真の中でまだ子どもだった従姉たちだけが健在です。一家は戦争によって、苦難の道を歩むことになりました。従姉からはホタルブクロの写真も送ってもらいました。もう、ホタルブクロが咲くころになったのですね。


2008年05月23日

花の匂い

 乗用車から降りた途端、甘い匂いに包まれました。足元にはたくさんの花が落ちています。そして頭上には……、やはりと思いました。ニセアカシアの木の枝が広がっていた(画像)のです。もちろん、白い花をいっぱいつけて。場所は大潟区の高速バス停車場入口付近です。いま、大潟区はあちこちでニセアカシアの花が咲いていますが、突然、こんな素敵な匂いを味わう場面に出合うと酔ってしまいます。この花はあと3日くらい持つかどうかというところでしょう。まもなく散るはずです。土手を駆け上がり、花を5房ほど採って車の中に入れました。こうすれば、2日間ほど甘い匂いを味わえるからです。

 このニセアカシアの匂いのことを妻に教えたところ、妻もまた花の匂いを味わってきた話をしてくれました。父の入院している病院から高速バスに乗るため歩いていたら、シロツメクサの匂いが漂ってきたというのです。シロツメクサというのは白いクローバーです。この花なら、わが家は牛飼いでしたから、よく知っているのですが、いい匂いがすることを知りませんでした。花が咲いているうちに、どんな匂いなのか確かめておきたいものです。きょうは気温が高くなり、25度を超えたところもあったようです。花が匂いを出すにはちょうど良かったのかも知れません。

 きょうは朝からパソコンとにらめっこでした。市政レポート作成で手間取ったのです。とくに裏面、「春よ来い」がなかなか書けませんでした。先日、伊勢崎市の伯母の葬儀などで聞いた話をもとに書こうとしたのですが、書きたいテーマにブレがあって、ぶらぶらしてしまう状態から抜け出せませんでした。ま、明日の朝までには、もう一回ゆっくり読みなおして、書き直しをすることになるでしょう。「しんぶん赤旗」読者の皆さんには、現段階での文章が載った市政レポートを折り込みましたので、日曜日の朝、新潟日報などの一般紙に折り込まれるものと比較してみていただけたらと思います。


2008年05月20日

伊勢崎の伯母の葬儀

 朝出る時はポツポツ、電車を降りた伊勢崎市では小雨、そして告別式や繰り上げ初七日法要が終わったときには晴れている。亡くなった伯母は91歳でした。父のキョウダイのなかでは一番上の姉で、よく稼ぐ人でした。農作業であろうが、家具店の商売であろうが一生懸命がんばってきた伯母にとっては最高の天気です。普通なら「ゆっくり休んでください」と言うところですが、これから鉢巻をしめてがんばろうとする伯母を見送る、そんな雰囲気がありました。

 伯母の遺影は90歳に到達した時に市が敬老記念として贈ってくれたものを使っていました。目がしっかりしていて、顔の表情は働き者であった父親・音治郎とそっくりでした。4年前の6月に亡くなった伯母も普段は違うように見えたのですが、亡くなった時の顔はやはり親と同じでした。不思議なものですね。火葬場の控室で昼食をとった時、私の席の周辺には何組ものイトコ夫婦がいて、戦争時代にわが家に疎開したした頃の思い出話で賑やかでした。家の周りに池が二つあって、たしかグミの木があったはずだとか、下の水車のところで遊んだなどと、とても生き生きと語ります。そこでも音治郎じいさんが何回も出てきました。

 帰りの電車のなかではめずらしく眠りませんでした。伊勢崎の家で少し横にならせてもらったのがよかったようです。新幹線の座席の前に小冊子があります。内舘牧子のエッセーや秋田県小坂鉱山のまちづくりのことが紹介してあるものです。これを読みふけりました。ここでは近代建築やアカシアをたくさん植えて甘い香りのするまちづくりをしていることが書いてあって、ひき込まれました。アカシアの開花時期は私たちのところよりも10日以上遅いようです。毎年、アカシアの花の匂いを嗅いで、いい気分を味わっていますが、外に出て楽しみたくなりました。


2008年05月17日

研修会には電車に乗って

 昨日は高田から電車に乗って妙高高原へ。たまには電車もいいもんですね。ゆっくりと走るので、線路沿いの景色を楽しめます。以前、長野から直江津に来る途中、ニリンソウの群落を電車で見た記憶が残っていたのですが、その場所は中郷区内(旧中郷村)であることがわかりました。白い花を咲かせるニセアカシアはいまが満開です。新井や中郷など海岸部からかなり奥に入ったところでも咲いているのは新発見でした。ミツバチたちはここまでおっかけて来ているのでしょうか。

 さて、妙高高原で開催された北陸信越ブロックの党議員研修会、とてもいい研修会でした。井上哲参院議員の国会報告では、大連立の予行演習も行われているという指摘に注目しました。国民の変革を望む声をおかしな方向に持っていかせない努力を意識的にやらないといけませんね。柳浦党自治体局長の話では、「綱領を語り、日本の前途を語り合う大運動」を進めるうえでも、上越の頸城、吉川の取り組みが評価されていることを知り、うれしくなりました。埼玉県議の再選挙、上越市議選挙の選挙結果については、ニュージーランドの平和運動家のオブライエン氏からもお祝いのメッセージが日本の平和組織に届いていることが明らかにされました。各地の取り組みを聞いて、山口典久衆院比例候補を一回で当選させるために、「語る会」「集落懇談会」の取り組みをどうするか、私の支部でも新たな発展が求められていると感じました。

 妙高高原からの帰りも電車でした。偶然、柳浦局長と相馬エイ村上市議も一緒でした。柳浦局長のお連れ合いの実家は旧新井市内とのことで、お連れ合いのお母さんの顔を見ていくとのことでした。相馬さんとは選挙戦のことや昨年亡くなった桑名義夫さん(元新潟県農村労組書記長で、私の初の町議選挙で応援に来てくれた人。村上では、非常勤講師として絵画の指導をしていた)の思い出話をしました。桑名さんの個性あふれた四角い文字を思い出しましたが、小さな日記帳にびっしりと書く人だったといいます。いまから30年前の吉川町でのたたかいの記録を見せてほしく思いました。


2008年05月13日

久々にビラ配布

 朝から3集落で赤旗号外の配布をしました。ビラの中身は後期高齢者医療制度の廃止を訴えたものです。どこの家でも、「よかったね」と選挙結果を喜ぶ声を聞き、気持ちよく配布活動をすすめることができました。「おら、心配で眠らんねかった。もう共産党がどうのこうのという時代じゃないね。暮らしが一番」と言ってお茶をご馳走してくださったのはNさん、独り暮らしの方です。Nさんからは緊急通報システム、安否確認センサーを見せてもらいました。

 午後からは党県委員会川俣副委員長を講師に議員活動についての学習会を議員団でやりました。「地方議員全国会議」の報告をもとに、「議員活動論」を実践的に学ぼうと4人とも真剣でしたね。「そもそも党の議員の任務とは何か」「議員活動でぜひ頭においてほしい7つの提案」など2時間余りにわたって学習しました。川俣副委員長は福島富さんが県議だったころに県議団事務局にいた経験がある人です。「バクロの質問か、要求を具体的に前進させる質問か明確にする」「担当者からよく聞いて、答弁内容や行政の論理を事前に把握する。二の矢、三の矢を準備する」など福島元県議から学んだという質問準備の仕方や工夫の話は興味深いものでした。

 きょうは緑が美しい日でした。ビラ配布の時に偶然一緒になった社会福祉協議会の職員さんと田植えの時期の見事な景色について話をしたら、無性に風景写真を撮りたくなりました。お昼休みの時間帯に、大潟区と頸城区の田園地帯を車で走り、何枚かの気に入った写真を撮ることができました。「私の好きな風景」にそのうちの1枚を掲載しましたので、ご笑覧ください。


2008年04月11日

桜満開

 桜が満開になりました。ソメイヨシノはわが家の近くにあるもの、総合事務所脇、旧診療所脇すべて満開です。八重桜が咲き始めた家もあります。私の好きなしだれ桜は、旧吉川町役場そばのものが満開状態です。ほんとうは写真を載せたいところですが、残念ながら曇り空でした。写真じゃ、パッとしません。明日、明後日のうちに晴れてくれればいいのですが……。きょうは、市政レポートを作成したのち、会議や打ち合わせの連続でした。その結果、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出かけたのは午後2時半をまわりました。


2008年04月08日

今週の朝立ちは仲間が…

 朝立ちはいつもひとりでやってきました。きょうもそうだったのですが、今週は仲間が増えます。じつは、同じ場所で小中学校の先生が交通安全指導にあたられるのです。今朝は吉川小学校の白鳥校長さんと中学校のある先生が当番でした。白鳥先生とは昨日の入学式のことから始まって、過去の入学式の思い出話、冬場の通学道路の安全度の低さなどについてゆっくり話ができました。おかげで今朝は時間の経つのを忘れるくらいでした。明日はどんな先生が来られるか楽しみです。

 きょうは10時過ぎから父の入院している病院、市役所とまわりました。病院の方は看護師長さんから電話があり、父の病棟を変えるので出かけてきてほしいと要請されたのです。介護施設に入所できるまでのしばらく間、介護を主体にした病棟で暮らすことになりますが、お風呂は週に2回入れるとか。父も「そりゃいいやんべだ」と喜ぶことでしょう。市役所では生活相談やデータの整理をしました。ここのところ、市役所にはほとんど行っていないので、行った時はやることが次々と出てきてたいへんです。

 きょうは一日中、暖かい天気でした。こうして日記を書いていてもストーブが要りません。きょうの天気でソメイヨシノの開花が一気に進みました。午前に市役所へ向かう時と帰りの時では桜の木の色が違いましたね。ソメイヨシノは4分咲きくらいまで進んだのではないでしょうか。


2008年03月31日

退職者に辞令交付

 年度末。市役所では百数十人の人たちが定年などで職場を離れていきました。一人ひとり名前をあげられませんが、議員活動の中でお世話になった人も少なくありません。これからは、そうした人たちと会う機会があまりなくなると思うとさみしい気がします。辞令交付を受けた退職者のうち、数人と偶然出会い、挨拶をかわしました。「市長さんからご苦労さんでしたと言われて胸がいっぱいになった」「明日から役所に来ないでいいといっても何かピンとこない」などの言葉を聞きました。私の従兄も退職者の一人でした。市役所にもう少し早く行けば会えたかも知れません。市の職員としての最後の姿を見られなかったのは残念でした。みなさん、ほんとうにご苦労様でした。

 さて、きょうは県立吉川高校最後の日です。わが家と学校とは直線で500メートルあるかなしでしょう、これまで学校からはチャイムや校内放送が風に乗って聞こえてきました。時々、生徒たちの声が聞こえることもありました。これからはまったく聞こえなくなる、そう思うとさびしいですね。学校関係者の方々が夕方、集まるという情報も入ってきていますが、残念ながら私の方は病院でした。

 きょうは午後から天気が崩れました。夕方、雷が鳴り、あられも降って車のフロントも道路も一時白くなりました。まだスノータイヤを履いていて良かったです。


2008年03月30日

桜も開花間近

 訪問活動をしていて気がついたのですが、ある家のソメイヨシノの花が赤いつぼみになっていました。そこのご主人によると、毎年12日頃に咲くのだそうですが、今年はそれ以前に咲くでしょう、とのことでした。車でさっと通るだけでは見えないけれど、ゆっくり目を向けると草木も緑色になりつつあることがわかります。1月中旬に緑色の葉を見せ始めたアジサイは、その後、じっとがまんの時期を過ごし、先週あたりから再び、芽を広げ始めました。いよいよ春です。


2008年03月22日

人も野の花もいい気分

 穏やかな天気になりました。この時期のお天道様のぬくもりは何ともいえぬ心地よさを感じさせます。こういう気分を味わっているのは、私たち人間だけではないようで、野の花たちもそうらしい。きょうは一斉に花を開いていました。「しんぶん赤旗」日曜版の配達の途中、農道上に咲くオオイヌノフグリとヒメオドリコソウ(画像)がとてもかわいいので、写真に収めました。天気は明日もよさそうです。お昼休みの時間帯に近くの里山でキクザキイチゲなどの花とデートしてこようと思っています。

 配達がほぼ終わって家に戻ったら、留守電が入っていました。「雪割草のいいのが、明日、見頃を迎えます。写真を撮りに来ませんか」というお誘いでした。きょうも、明日も新聞配達以外の時間帯は議会報告会の日程がびっしりですので、お昼前にちょっとだけおじゃましてきました。ここのお宅では、雪割草をたくさん栽培されていて、白、ピンク、赤、紫などの花が見事に咲いていました。気に入った花の中から「夕鶴」(画像)と名付けられたものを掲載しましたので、ご覧ください。雪割草の中には匂いをだすもの、葉を楽しむものもあります。もう一度、訪ねる時間をつくることができればいいのですが。

 昨日の私の一般質問を傍聴していてくださった方々の中に私のことを知っていてくださる方が何人かおられたことがきょうになってわかりました。私が質問することを知らなかった人もあったようで、「偶然、橋爪さんの質問と重なった。運が良かった」と言ってくださいました。「テレビで見るのとも迫力が全く違う。市長の緊張した様子とか、議場の雰囲気とかは傍聴しないとわからない」とも。テレビを見ていてくださった方の中には、「橋爪さんいま、テレビでやってるよ」と何人かに連絡を入れてくださった方もありました。ありがとうございました。


2008年03月15日

キクザキイチゲもすでに開花

 マンサクの開花が昨年よりも20日遅れたことで、キクザキイチゲも20日くらい延びるだろうと勝手に思い込んでいました。昨年の開花は3日でしたが、昨晩、ある人から、「うちの庭ではもう咲いているよ」と教えてもらいました。きょうの午前、「しんぶん赤旗」日曜版の配達の途中、地元の代石神社のキクザキイチゲの群落ですでに開花していることを確認しました。あいにくの曇り空、花は閉じたままでしたが、姿から見て、数日前に開花したものと思われます。

 庭の雪消えに伴い、わが家の雪割草はほとんど全部が姿をあらわしたようです。きょうは白い雪割草の写真(画像)を撮りました。こちらも花は閉じたままですが、晴れの日にはちゃんと開いてくれるはずです。キクザキイチゲも雪割草も私の大好きな春の花、わが家の山林がある尾神ではどうなっているか、見に行きたくなりました。とはいっても、今年は例年になく多忙な3月となっています。議会に選挙準備に父の入院と3つも重なりました。尾神の山に入れるのはおそらく、4月下旬の市議選が終わってからになるでしょう。それまで、がまん、がまん。

 春がぐんと近づいたことは野の花以外でも確認できます。今朝、区内のドライバーの皆さんに朝の挨拶をしている時のことです。足元をみると、土が盛り上がって、「土の血管」が浮き出た感じになっていました。もう、お分かりでしょう、モグラが活動を始めたのです。そしてもうひとつ、白から灰色に衣替えをした野ウサギにも出合いました。暖かくなって、動物たちの動きも活発になってきましたね。


2008年02月16日

支えあいの地域づくり

 「ふるさと」という言葉が懐かしさを伴って心に響くのは、そこが自分の生まれ育った場所であるからです。でも、それだけではありません。自分の記憶の中に忘れられない支えあいの体験があり、それが気持ちをやさしくしてくれることも大きいと思うのです。私の場合、「もらい風呂」がそのひとつでした。水や燃料を節約するために、近所の人が風呂を沸かした時は入らさせてもらったのです。私が子どもだった頃、こういう「支えあい」はたくさんありました。

 こうした「支えあい」がいつの間にか忘れられ、何十年も経ちました。その復活の取り組みがいま注目されています。きょう、吉川区のコミュニティプラザで聞いた新潟市の河田珪子さんの講演は、高齢化が一段と進むこれからの時代、どう生きていくかを考える上でとても勉強になりました。体が思うように動かなくなった時、買い物に行けない、役所にも行けない、自分の家の新聞すら取りに出られない。「何なにができない」ことが当たり前になっていくなかで、誰かの助けが必要になってくる。その時、隣近所の人に手を貸してと頼める関係ができているかどうか。これが地域でずっと暮らせるようにするために大事だというのです。

 講演の中で認知症の要介護者をかかえる家族の苦労が何度も語られました。家族がみんなクタクタになって介護している。隣近所の人に手を貸してと頼める関係をつくるためには日頃が大事。まず「あいさつ」をしよう。隣近所でありがたかったことを出し合ってみよう。パンツをはかせるのに手助けがいる時に、頼めるようになればしめたもの。在宅介護をやっていくには、介護保険などによる公的な支援だけでなく、「支えあいの地域づくり」も欠かせないことを浮き彫りにしたいいお話でした。

 きょうは雪がたくさん降りました。と言っても20センチくらいですが、今年の降り方の中では多い方です。夕方には小型除雪機を出動させました。この冬、2回目です。市政レポート1334号と「春よ来い」第93回、「プレゼント」を掲載しました。ご笑覧ください。


2008年02月06日

オオイヌノフグリ開花

 まさかと思いました。田んぼのそばで尾神岳の写真を撮った後で、畦を見たら、紫色の花が目に入ってきたからです。花は明らかにオオイヌノフグリ(画像)でした。まだ2月6日です。いくら暖冬少雪とはいえ、これから雪が降ることもあるはずなのに、小さな花を咲かせている。信じられませんでしたが、ものすごくうれしかったですね。夢中で何枚もの写真を撮りました。

 きょうは3月末を思わせるような天気でした。青い空があまりにもきれいなので、少ない雪の中を歩き回ってみました。牛舎の脇にはウサギの足跡、タヌキの足跡がたくさんありました。青空へ向かってすっと伸びているわが家の榛の木(画像)、下から見上げたところ、枝の先っぽにたくさんの実がついているのを発見しました。実がまだついているのも驚きでした。冬になれば、さっさと落ちるものと思っていたからです。

 トップページの尾神岳の写真、きょう撮影したものと入れ替えました。


2008年02月03日

きょうは節分

 きょうは節分、いろんなところでこの日を意識した取り組みがされているのにはびっくりでした。まず病院、父の病室のロッカーに小さな紙が貼ってありました。なんだろうと見ると、「病気は外、元気は内、早いご回復をお祈りしています。栄養科」とあります。そしてその紙には鬼の絵も描かれていました。こういう取り組みは保育園や学校だけかと思ったら、こういうところでもやるんですね。

 街頭宣伝でも節分を味わいました。きょうは寒くて、雪がちらついていましたので、出てくる人はほとんどなかったのですが、あるご夫婦が宣伝カーを止めて、紙に包んだものを手渡してくださいました。中身は巻き寿司です。私の子ども時代には節分に巻き寿司を食べる風習はなかったのですが、最近、じわりと浸透してきているようです。いただいた巻き寿司の中身は豪華でした。ニンジン、しいたけ、かに、それに私の大好きなイクラも入っていました。うまかったですよ。

 市政レポート1332号、「春よ来い」の第92回「花になる」を掲載しました。ご笑覧ください。


2008年01月25日

長岡市議の細井さんもプロジェクター使って…

 昨日、きょうと荒れています。この間、暖冬だと書いた後にこの天候です。地吹雪も発生して、道路はアイスバーン、車はどこでものろのろ運転でした。こういう日に高田や直江津に出かけるのはためらいがちになりますが、午後から、父の入院している病院、そして妻の職場へと車を走らせました。朝立ちのため、いつもよりも1時間以上早く起き、睡眠時間はこれまでになく短くなっています。夕方、あくびばかりしていたら、妻が高田から家までの運転を代わってくれました。

 きょうは市政レポートの作成をした後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金に出ました。「その後、お父さん、どんなだね」という話だけでなく、朝立ち(街頭からの朝の挨拶)のことを心配し、激励してくださる方が増えてきました。スタートしてから1週間以上経って、挨拶をしているところを見た人だけでなく、見ていない人のところまで話が伝わり始めたようです。「こんがな荒れごとの日は風邪ひかんようにしてくんないや。まだ、これからなんだすけ」「がんばりすぎないようにね」。こうした言葉が耳に残っていたので、夕方、キンカンを買ってきました。

 夜、長岡市議の細井良雄さんのブログを見たら、プロジェクターを使って集落懇談会を始めたとありました。しかも、私の経験を参考にして取り組んだと書いてあります。うれしいですね。細井さんは、話のうまさは私よりも数段上の人です、映像を使ったときに、どんなしゃべりになっているのか見たくなりました。ブログには「器械の扱いに慣れていなかったのでちょっと手間取りましたが、下手にしゃべるより現場の写真は雄弁で内容がよく伝わったと思います」とありました。こちらもがんばらなくては。


2008年01月23日

鉢植えの福寿草

 1年で最も寒い時期のはずなのに雪が降らないで雨が降る。ここ数日は暖かいですね。ある家を訪問したら、玄関先の鉢の中で福寿草が咲いていました。部屋の中にでも置いてあったのでしょうか、春を告げる花とはいえ、とても早い。どうあれ、今年初めて見る福寿草です。黄色の花がまぶしいくらい美しく感じられました。この調子なら、来月には雪割草の開花があるかもしれません。1年に1度は自然の中で咲く雪割草を見ないと気が済まない私です。早目に咲いてくれれば、選挙年であっても見に行けるかも。

 きょうは訪問活動の後、雑用をこなし、その後、父の所へ行ってきました。病院へは毎日行くのですが、ここ2日間ほど体温が38度を超えていて、あまり元気がありません。片方の肺に痰がたまりやすく、父の体位はそれを意識して数時間ごとに変えてもらっています。きょう訪ねた時は、右肺を下にして体を90度起こした姿勢でいました。枕を抱いて寝ている恰好は、まるで子どものようです。「じいちゃん、また来るからね」と言っても、きょうは白いグローブを上げませんでした。


2008年01月15日

旧上越市地域への地域自治区導入、4月は無理と判断

 午前は吉川区にいることができるので、こちらにいる時にやっておくべきことをやろうと張り切りました。ところが、エクセル2007などOfficeのソフトを使いこなせなくて悪戦苦闘、とうとうやるべきことをまったくやれずにお昼になってしましました。でも、自分で苦しんだおかげで、少しは使えるようになりました。ま、こういうパソコンやソフトなどはもともと苦手ですので、一歩前進です。

 きょうの市議会は自治基本問題調査特別委員会でした。テーマは地域自治区の設置をどうするか。なかでも注目は、合併前の上越市の地域自治区をどうするかでした。市が示した基本は、合併前の上越市の区域については速やかな設置をめざすこととし、議会と議論を行った上で、市民への説明を行う。2月に臨時議会を開催し、13の地域自治区を地方自治法に基づく一般制度に移行するため、「上越市地域自治区の設置に関する条例」案を上程する、でした。

 市はこれまで、合併前上越市の区域については4月に地域自治区の導入をめざし、2度にわたる地域説明会やパブリックコメントを実施してきました。説明会についての新聞報道を見る限り、市民からの理解を得るにはまだ時間がかかるなとは思っていました。今回の4月導入は無理との判断はやむを得ないでしょう。委員会では、「まだ、この段階でふらふらしているなら、トップは何をしていたかということになる」(山岸議長)との発言もありましたが、市長がぶれているとは思いたくありません。市民合意を得るためにもう少し時間をほしい、と理解したいものです。

 きょうはお昼ごろから、冬晴れというのでしょうか、おだやかな、いい天気になりました。雪に覆われた尾神岳も一段とやさしく、きれいに見えました。もちろん、写真も撮りました。ホームページのトップ写真をごらんください。


2008年01月14日

アイスバーン

 昨日からグーンと冷えて今朝は凍りました。新聞配達をするため車を走らせたのですが、道路の路面は真っ白、凍ったところに雪が5センチほど積もっていました。以前は、こういったときに、スキーの長距離をやっている選手の人と出会ったものです。こちらはスキーの練習をするようにはいきません。カーブのところでは間違ってもブレーキを踏めない、下り坂はスピードを落として緊張した運転をしました。きょうは雪が降り続き、午後になってブルも出動しました。

 きょうは成人の日だそうです。選挙準備で動いてくれている人たちに言われて初めて気が付く私が遅れているのか、成人の日を毎年動かすことを決めた人たちがいけないのか。ひと昔前までは成人式と言えば、1月15日、さいの神もこの日の夜と決まっていました。休日を増やすために3連休を生み出すようにしたことはいいことには違いありませんが、小正月を楽しみにしていたドキドキ気分を喪失させる連休だけは変えてほしいものです。ちなみに、来年の成人の日は1月12日ですって。


2007年12月15日

自力で立とうとしない人間の重さ

 また雪になりました。山間部では午前から降り始め、尾神では10センチ近くまで積りました。この調子で降り続けると、明日の朝はブルドーザーが出動するでしょう。こうした天気でしたので、普段は「しんぶん赤旗」日曜版の配達は、平場からはじめて山間部で終わるようにしているのですが、きょうは逆にしました。午後の方がたくさん降ったので、この判断は正解だったと思います。途中、専徳寺の近くで風景写真(画像)を撮りました。写真は午前10時頃のものです。

 10日くらい前から、父の具合が悪い方へまた一段上がりました。全く歩けなくなったのでポータブルのトイレを使っているのですが、そこで立つことができなくなったのです。気合いを入れても、自力で立とうという意欲はなく、ベタッと座ったままです。今朝、日刊紙の配達中に長女から携帯電話があり、出ると、父がトイレに30分も座ったままで、パンツをはかせることができないことができない、手助けしてくれという内容でした。父を抱きかかえて、自力で立とうとしない人間の重さを初めて知りました。人間が石になったようなものです。

 市政レポート1324号、ようやく掲載できました。1325号も同時掲載です。トップページからお入りください。


2007年11月21日

平場も雪模様

 尾神岳に雪が降った翌日だというのに、もう平場に雪が降りました。朝、新聞配達に出た時は大潟区の路面はシャーベット状態でした。こういう路面を車で走るのは久しぶりです。やはり、緊張しますね。きょうは午後からカミナリが落ちたそうです。そのおかげで、またもやパソコン通信が出来なくなりました。

 市議会の方は、きょうは、政治倫理検討委員会、月例議員懇談会、勉強会と続きました。このうち勉強会は、「産業構造の変化と考え方」と題する日通総合研究所の井出高吉さんの講演でした。いまは第三次産業革命の時代だ、日本企業は10年遅れている、そして時代を動かすキーワードのトップに「デジタル情報技術の大進歩」を持ってくる。話に出てくる言葉も内容も新鮮でしたね。井出さんは上越市出身、ものすごく頭の言い方だと思いました。


2007年11月20日

犬もコート

 寒いのは1日だけで、あとはまた、暖かくなる。少なくとも、寒さという点では大したことがない日となるだろう。つい、そのように思ってしまいます。ところが、きょうからまた寒いのです。妻は職場はまだ暖房が入らないといって、厚着をして出かけました。こちらはそう寒さを感じない場所での仕事となりますから、普通の格好をして役所に向かいました。それでも、車の中は狭い空間とはいえ、寒いのでずっと暖房を入れっぱなしでした。

 帰りは妻と一緒です。異なる服装をしているものですから、車に乗るとすぐに妻から「暑すぎる」とクレーム。ところが、こちらは暖房なしではいられません。暖房を入れて、窓を少し開けるという対応をしました。妻の話では、朝の電車には盲導犬が乗っていて、その犬もコートを着せてもらっていたといいます。夕方には、ごろごろとカミナリが鳴り始めました。いよいよ、平場でも降雪があるのかも知れません。明日は完全に冬の格好かな。

 きょうは、昨日に続いて議員団会議をやりました。午後からは、食料・農業・農村議員連盟主催の農業講演会でした。講師は北陸農政局の局長さん。「食料をめぐる情勢」についてがテーマです。政府が参院選結果にびっくりして新たに打ち出した米の緊急対策や品目横断的経営安定対策の見直しの中身についての最新情報をたっぷり聞かせていただけるかと思ったのですが、人口がどうなったとか、コメ以外の食べものの自給率がどうだとかなど、データの説明が中心でした。


2007年11月19日

尾神岳に初雪

 朝、尾神岳を見たら上の方に雪がかぶっていました(画像)。昨晩、降ったのでしょうね。きょうは一日中、市役所で議員団会議でした。いよいよ、12月議会の準備です。提案理由の説明を読み、総括質疑、委員会質疑をどうするか検討しました。通園バス制度統一の条例、文化会館の指定管理者指定、直江津図書館、第5次総合計画などが中心となりそうです。明日も議員団会議をやります。


2007年11月17日

車のフロントガラス凍る

 昨晩、いやに寒いなと思ったら、外に出して駐車している軽乗用車のフロントガラスが凍っていました。これだけ寒くなってくれば、次は雪です。予報では明日、明後日あたりがあやしい。尾神岳に雪が舞い降りるかもしれません。

 きょうは朝から「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。途中、遊ランドで行われた澁澤寿一さんの「山からみるこれからの暮らし」と題した講演を聴きました。澁澤さんは澁澤栄一の子孫に当たる人、目のあたりがそっくりでした。同氏は、「昭和35年から40年頃にかけて世界中で石油に依存した社会になり、村の共同体が崩壊し始めた」と指摘しつつ、そうしたなかでも人間的な暮らしを維持しようと努力しているいくつかの集落を画像を使って紹介しました。集落のたまり場となっている雑貨店の大きな役割、家の切り盛りを30代のうちにまかせている例、木を使って地域循環を実現しているところなど興味深い取り組みに注目しました。最後に、「地域づくりは同じ夢を見ることが大事、集落の全員が夢に向かって歩き始めることが大事」と語りました。

 川谷地区で新聞配達、市政レポート配布をしたついでに兜巾山、尾神岳の紅葉を見てきました(兜巾山の画像)。背の高い木の紅葉から背の低い木の紅葉へと移っていて、赤や黄色が入りまじった風景は最高でした。もっと時間があれば、ブナ林にも入りたかったです。

市政レポートNO1320号、1321号アップしました。ご笑覧ください。


2007年11月02日

一升瓶で小豆を保管

 この時期になると、暖かいだけでうれしくなります。朝からずっと「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。さわやかな小春日和で、気分は上々でした。今回は、配達員を手伝ってくださっている方が風邪をひいたということで、その人の受け持ち区域も配達しました。おかげで、普段会えない人とも対話できました。会うと、必ずといってよいほどきかれたのが私の手の具合です。先月19日の診断で手術はしないことになりましたが、補助具は今年いっぱいつけているようにという指示でした。そういったことを説明したりしながらの対話ですから、配達は時間がかかりました。

 きょうも何軒かでお茶をご馳走になりましたが、漬物などの工夫に目が向きます。白菜の酢漬け、タクワンの青海苔巻きなど美味しくいただいてきました。きょう、もっとも気に入ったのは漬物ではなく、小豆の保管方法です。ある家では、一升瓶とペットボトルが居間に置いてありました。そのなかには小豆がきれいな色をしたまま入っていました。このやり方だと、まず虫がつかないんだそうです。しかも長持ちする。なるほどと感心して、写真も撮らせてもらいました。


2007年10月31日

うれしい反応

 朝晩の冷え込みが強くなって、紅葉も一気に進んだように感じます。わが家の周辺もカラフルになってきました。特に、山芋の葉の黄色とヤマウルシの赤が一緒に作り出す景色は見事です。こうした中、民家や周辺にある園芸種のキク(画像)も最盛期を迎えています。きょうは、ある家から赤や黄色、ピンクなどのキクをたくさんもらってきました。この家では小さな花のキクだけで0.5アールほど作って、楽しんでおられました。いいもんですね。

 きょうは市政レポートに関してうれしい反応を耳にすることができました。最新号の裏面に書いた「いもご」を読んで、「いもご入りご飯」を炊いてみたという人がいたのです。しかも2人も。その内のひとりは自分の家の周りにある自然の「いもご」をとってきて、少々の塩と酒も入れて炊いてみたと言います。最近、改めて確認したのは、同じ「いもご」でも畑でつくる自然薯の「いもご」よりも自然にある「いもご」の方が色つやが合って、美味しそうだということです。わが家でも今朝は「いもご入りご飯」(画像は私が炊いた「いもご入りご飯」)を炊きました。今秋に入って3度目になります。


2007年10月24日

大学院生と尾神岳へ

 きょうは京都から大学院生のMさんがやってきました。目的は上越市の地域自治区と地域協議会について、編入された自治体の議員はどうみているかをききたいということでした。空は真っ青。紅葉は進みつつある。こういう時に建物の中でじっとしているのはごめんです。できるだけ青い空の近くまで行きたい。山に入りたい。上越市がこういう仕組みをつくったかを目で見て考えるには絶好の場所があるよと、尾神岳へ誘いました。

 尾神岳はヤマウルシやカエデなどが紅葉し、ナナカマドが赤い実をキラキラ輝かせていました(画像はここ)。もう1週間も経てば、紅葉は最もいい時期を迎えるなと感じてきました。2人で展望台まで上がり、そこから上越全体の説明をしました。973平方キロの面積というのはどれくらいか、新上越市は中山間地をたくさんかかえた市であることなどを目で確認してもらいました。昨日、合併前の上越市の議員から理論面で教えてもらったというMさんですが、「こういうフィールドワークもいいですね。地域自治区と地域協議会をつくった理由が分かりました」と語っていました。

 Mさんはわが家の末っ子よりも若く23歳。親子ほど離れた歳でいながら、山に入れば、私と同じことを考えていたのには驚きました。アキノキリンソウ、オヤマボクチ、ノコンギク、ツルリンドウなどを教えると、きれいだと言ってはデジカメに撮っていました。また、「いもご」(ムカゴ)にも強い関心を示し、「これは美味い。酒のつまみにぴったりですね」。私も、尾神岳に登って話をしたおかげで、「いもご」やサルナシの実をたくさん採ることができました。明日か明後日は今年2回目の「いもご入りご飯」を炊くことになるでしょう。


2007年10月23日

生活相談、そして本

 生活相談が続きました。朝からいくつかの相談に手を打ってホッとしていたところ、近くに来たということでTさんが顔を出してくれました。最近、生活相談で議員控え室を訪れてくださる吉川区の方はありますが、その他のことで訪ねてくださるのは本当に久しぶりです。要介護の親を抱えた時ならではの悩み、福祉施設と利用者の特徴などについてたくさん教えてもらいました。私の父もかなり進行しており、他人事ではありません。母の体のことを考えると、父には申し訳ないけれど、いずれは特養ホーム、あるいは老健施設入所を考えなければならないのです。

 新しく出た本について、お年寄りからも何人も注文をもらい、自宅に届け始めています。夕方、そのうちのひとりの人を訪ねたら、やはり、『春よ来い』の続編だと思っておられました。これは専門書ですとも言えず、本を手にとって見ていただいたところ、「わー、うれしい。これ、分場の写真(旧源小学校水源分校の航空写真)かね」と喜んでもらえました。私のルポが載っていて、見たことのある風景や人が載っている、それだけで買ってくださるなんてありがたいことです。この方からは、遠くのキョウダイ、友人にも見せたいと3冊も購入してもらいました。

 今晩は十三夜、お月さんがよく見えました。高い木の上で鳴いていたアオマツムシはもういなくなって、低い草むらで「ギー、ギー」という虫の鳴き声だけが聞こえてきました。3年前の今ごろは町役場で余震におびえていました。中越地震から3年しか経っていないのに、中越沖地震がやってきて、激しい揺れの恐怖はなかなか消えてくれません。3年前も今年も10月23日は寒くて冷たい日。私の部屋もそろりとストーブを入れないと、パソコンにも向かえなくなりそうです。


2007年10月21日

「ホーセの見てある記」1500回

 昨日は「にいがた自治体学校」でした。長岡市小国で午後から開催され、1日目だけ参加してきました。基調講演の1つは京大の岡田教授による新潟県経済の今後についてでした。本日発売された『山村集落再生の可能性』(自治体研究社)の執筆者の1人でもありますが、ハードスケジュールの中で新潟県の経済データを集め分析しての講演には圧倒されました。新潟県の遅れがくっきりと出たデータは今後、市町村経済の分析にも使えるものがいくつもありました。米価暴落の背景、今後の闘いの方向を示した新潟県農民連の町田拡会長の報告も良かったです。

 夜は法末集落にある「やまびこ」という宿泊施設で懇親会をやり、ここに泊まってきました。県内の議員との交流も良かったですが、ここで出された料理が気に入りました。とくに良かったのは、「いもご」の天ぷらです。この中にはアケビもちょっと入れ、隠し味にする。美味しかったです。それとおにぎりが最高でした。海抜300メートルの天水田で作った新米の味は忘れることが出来ません。おにぎりには、「ごま」がついたものと、「ウワミズザクラ」の実を漬けたものがのっているのがありました。「ウワミズザクラ」の実は初めて食べました。

 この日記は、このHPに掲載したものだけで1500回になりました。それ以前にも1年以上書いていたのですが、HPの容量の関係で以前に削除してしまいました。これまで愛読してくださったみなさんに感謝します。次は2000回をめざします。


2007年10月19日

「いもご」入りご飯

 昨日の敬老会が終わってから、家の近くで少し山遊びをしました。お酒をいただいたので、車の運転はできませんし、本を読むほどの集中力もない。そんなことで、1時間ほどブラブラしました。リンドウ、アキノキリンソウ、ノコンギクがとてもいい感じで咲いていました。もちろん、カメラにおさめました。それと、うれしかったのは「いもご」(ムカゴ)をたくさんとれたことです。昨晩のうちに、よく洗い、水を切っておきました。

 毎朝のご飯炊きは私の仕事です。今朝は楽しみでしたね。今年最初の「いもごご飯」を炊くのですから。コメはいつもより一合少なくして、その代わりに「いもご」を入れました。昨年、妻から、「いもごはあらかじめゆでておいた方が、いがらっぽさもなくなっていいいよ」と教えてもらったのに、ゆでないでコメと一緒にしました。でも、炊きあがりは悪くなかったです。美味しい「いもご」入りご飯に炊きあがりました。来月中旬に郷土料理のイベントがあるのですが、この味をアピールしたくなりました。

 さて、きょうは午前が曇りで午後からは秋雨になりました。市政レポートを早朝に作成して印刷し、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、葬式、地域協議会、無尽と続きました。最後はまた酒を飲んだので、巨人ー中日戦を観戦したのですが、どちらが勝ったのか。ぐっすりと寝てしまいました。明日は長岡市小国町で「にいがた自治体学校」です。京大の岡田教授とひと月半ぶりに再会します。会場では、『山村集落再生の可能性』を初めて手にすることになりますが、楽しみです。


2007年10月17日

うれしかった高橋村長の推薦の言葉

 朝、「いもご」はないかと家の周りをブラブラしていて、いいものを見つけました。アケビです。紫色の実は3個ついており、その真ん中のものはすでに口が開いていました。実は透き通っていて、じつに美味しそうです。口の中に入れて、種と実を分離させ、種をブッと飛ばしました。私が食べたのは1個だけ、残りの2個は友人のお連れ合いにあげることにしました。実はまだしっかりと締まっていましたから、おそらく、当分の間は飾りにしかならないでしょうが。

 きょうは7月の末に受けた人間ドッグの成績報告書を持って、大潟区の医院に行ってきました。9月議会が終わったら、直ちに行こうと思っていたのですが、とうとう、きょうまで延ばしてしまいました。報告書では、胃体部の硬化、胆のう症の疑いがあると記載されていました。お医者さんによれば、太っている割には血圧、血糖値とも正常だとのことでした。胃カメラと腹部エコーによる検査を予約してきました。来週の木曜日です。

 家に戻ったら、自治体研究社からメールが来ていました。20日に出る本、『山村集落再生の可能性』のカバー写真です。なかなかいい本に仕上がりました。本の帯には長野県栄村の高橋彦芳村長の推薦の言葉が書かれています。「住民はみんなここから離れたくないと訴えている。集落こそ自然と人間、人間と人間の豊かな関係性を秘めている土地であるという思いに共感する。経済優先の数値論で山里の崩壊を顧みない現在の動向に腹が立つ。今、住んでいる所で住み続けたいということは、人間の基本的な権利だ。本書は居住福祉の新しい展開の重要性を示唆している」。この言葉は、私を含め、本を執筆した人たちの思いとピタリです。とてもうれしくなりました。


2007年10月15日

「いもご」の季節

 この間から気になっているのは山芋(自然薯)です。忙しくて掘ってはいられないのですが、長年のクセなのか、この時期になるとどうしても山芋の葉の色の変化を追うようになっています。まだ、全体としては緑色なのですが、先週の終わりごろから、一部で黄色の葉を目にするようになりました。このペースなら、来週は山芋がある山々はかなり黄色くなるはずです。

 山芋を掘ってはいられないけれど食べたい。その思いで、きょうは、以前、売って頂いたことのあるFさんの家を訪ねました。毎年、秋になると、山芋掘りに精を出し、玄関先にはどっさりと積む人です。愛用のバイクもあり、玄関の戸も開いていたので、「いなったかね」と声をかけたら、出てこられたのは、Fさんの妹さんでした。「あら、おまんかね。とうちゃんはね」と訊くと、入院中とのことでした。病気が進行して、食も極めて細くなってしまった、この冬を越せるかどうかもわからない、と言われ、びっくりしてしまいました。

 帰り道、道端にある山芋のツルを確認して車を降り、「いもご」をさがしました。「いもご」というのは正式名称は「むかご」と言うのだそうです。山芋の葉の付け根にできる球芽で、大きなものになると小指の頭ほどのものがあります。小さくてもバカにできません。これには山芋の香りとコクが詰まっていてとても美味しいのです。ここ数年、私はこの「いもご」をご飯を炊く時に一握り入れています。これがまた、うまい。一秋に、3回くらいはいただいています。近々、1回目の「いもごご飯」を食べたいと思います。


2007年10月13日

紅葉始まる

 秋は確実に深まっています。一昨日、北海道の北部で初雪が降ったということが報じられたら、何となく、寒くなってきたから不思議です。きょうは車を走らせていたら、サクラだかアメリカハナミズキだかハッキリわかりませんが、葉の色が赤くなりはじめているのに気付きました。この朝晩の急な冷え方で木の葉も草も色を変えて行きます。昨年は蔦(つた)の紅葉が気に入って何枚か写真に撮りました。今年の秋はどんな紅葉と出会えるのでしょうか。

 


2007年10月12日

金木犀

 市政レポート作成が手間取りました。じつは昨日、「春よ来い」の次回分を書くために取材してきたのです。7ヶ月間入院された人の感動的な話を伺ってきました。約1時間の取材で、当初書きたいと思っていたテーマとは別のことでひきつけられるエピソードがあることがわかりました。それも2つもある。昨晩から、何を書こうかと迷いが続き、とうとうしぼりきることが出来ませんでした。ぜいたくな悩みです。考えた結論は、「全部書く」でした。これから1年ほどの間に何回かに分けて書けばいいのです。そこに到達するまでちょっと時間がかかりすぎましたね。

 もっとも市政レポートの方は、前号からの一般質問の続きです。質問項目が多かったこともあって、表だけでなく、裏面も半分以上使いました。レポートは市政の出来事の方が優先ですので、「春よ来い」は次号にしました。出来上がってから、「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。ある家の前で車を降りた途端、とてもいい匂いが漂ってきました。金木犀です。風のぐあいでしょうか、それとも先週は開花していなかったのかも。金木犀の素敵な匂いは夕方の配達でも何軒かの家でかぐことができました。しかも、暗くなった時は、車のライトで照らすと、花の色が黄金色になります。こちらも良かったです。

 午後からは自治基本問題調査特別委員会でした。自治基本条例づくり市民会議のみなさんの素案について議会各派の意見を出し合い、委員会として集約して出そうということでしたが、会議ではうまく整理が出来ず、22日にもう一度やることにしました。前文の中に新市建設計画の基本理念だけでなく将来都市像も入れたらどうか、市民の権利は法に書いてあることも含め全部書き出した方がいい、などたくさんの意見が出てきたので、集約が大変です。今回、各派から出たものには、法務上の整理で済むものがかなりあります。これらと分離して議論しないともう1回でも終わらないでしょう。きょう、議論になった前文は、制定の趣旨など基本的なところをおさえた上で、上越市らしさを出す、読みやすく、声を出して出して読むと素敵な感じがするものにしたいですね。


2007年10月10日

新米

 朝、コメをとぐのは私の役目。指を怪我していなければ、この他に食器洗いも加わります。今朝は、先週、ある方からいただいた新米をとぎ、家族には内緒にしておきました。寝坊して朝飯を食べる余裕の無かった妻は弁当にご飯を入れ、「いつもより白いね」と言いました。家族の中で一番早く朝食をとり、出かけるのは次男です。「きょうのご飯、やわらくて美味しいね」と言っていたそうです。妻を駅まで送って行く時に、「きょうのご飯は新米だよ」と教えたら、やっぱりそうだったの、とうなづいていました。毎年、新米を初めて食べる時には、その美味しさに感動します。おかず無し、ご飯だけでも口の中にジワッとしたうまさが広がりますね。

 きょうは2ヶ月に1回まわってくる資源ごみの当番でした。その回収場所のすぐそばに一本の柿の木があります。直径30センチくらいの太さで甘柿、ここ数年の間に大きく生長し、りっぱな柿の木になりました。きょうは、その木の所有者がごみを持ってきた時に、食べてもいいと言われたので、3個ほどその場でご馳走になりました。ごまがたくさん入っていて、甘さは十分ありました。今年の秋に柿を食べたのは2度目です。少年時代、柿の甘さを味わって成長した人間にとっては、忘れられない味です。そろりと柿の王様、「村屋柿」が最高に美味しい時期になります。また、食べたくなりました。


2007年09月30日

久々にジャンパーを着て

 いよいよ、きょうで9月も終わり。あの猛暑はどこへ行ったのか、今朝は久しぶりにジャンパーを着ました。「しんぶん赤旗」の配達の時には暖房も入れました。日中とえ、多少は気温が上がったのでしょうが、ジャンパーを脱ぐわけにはいきませんでした。9月半ばころまで聞こえていたセミの鳴き声もまったくしなくなりました。夜も9時半を過ぎると、おそらくコオロギかなんかでしょう、静かに鳴いています。上越市役所は、クールビズはきょうまでです。10月1日から、議場では普段の服装で、と先週の各派代表者会議で言われた時は、こんなに暑いのに何でか、と抵抗感がありました。でも、この涼しさならば、明日は半袖姿ではいられないでしょう。

 きょうは夕方まで一日中、家にいました。まずは『山村集落再生の可能性』の初校のチェックです。これまでの経験から一字一句しっかり読み、漢字はどこかに必ず間違いがあるはずと、疑いの目で点検しました。「部屋を暖める」とすべきところを「部屋を温める」という間違いや、人名で、明らかに私の入力ミスが数ヶ所ありました。勝手な思い込み、パソコンの「勝手な判断」がありました。うっかりできないものです。このほか、次回の「春よ来い」の原稿書き、父の介護をしました。父はベッド生活が続き、足はすっかり細くなってしまいました。しわしわで、筋力はどんどん落ちています。きょうはトイレ行きがうまくいかず、大変な目にあいました。パンツを履き替えさせるにも、母と2人がかりでした。

 市政レポートNO1314号をアップしました。ご笑覧ください。


2007年09月25日

長野市議選全員当選が一面記事に

 今朝の「しんぶん赤旗」日刊紙一面に、長野市議選で日本共産党の候補者6人全員当選という記事と写真が掲載されていました。全員当選は、昨日、長野市役所のHPで確認していたのですが、写真は初めて見ました。写真に写っていたのは、現職の永井さんに代わって立候補した旧豊野町在住の佐藤久美子さんでした。彼女は旧安塚町の出身で、私が初めて町議に立候補した時にアナウンサーをやってくれた人です。もう何十年も会っていないのに、若々しいのに驚きました。良かった、良かった。次の長野市議会との交流会が楽しみです。

 3日ずつ開催されていた常任委員会はきょうが最終日でした。私の方は、生活相談と委員会傍聴、それに原稿書きの3つをこなそうというのですから、大忙しでした。生活相談はどんなに忙しくても、困った時に相談者がやってこられます。きょうも医療や介護問題での相談でしたが、具体的な事例にぶつかると、とても勉強になります。本の原稿書きの方は、議員団の仲間から一次原稿を見てもらったおかげで助かりました。杉本議員からは、「上越市の集落調査の特徴をもっと早い段階で読者に分かってもらった方がいいのでは」というアドバイスをもらい、原稿の最初の部分を思い切って書き直しました。樋口議員からはアドバイスはもらわなかったものの、私のルポを読み、くすくす笑っている彼女の姿を確認しましたので、「これなら、読んでもらえる」と確信しました。

 今晩は十五夜です。市役所から妻を職場まで迎えに行き、帰りは一緒。「きょうは十五夜なんだよ」と言われたので、月を見ると真ん丸ではありませんでした。少し欠けていても十五夜なんですね。お月さんは、時々、雲隠れしましたが、いいもんです。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、きょうは、車の窓を開けると涼しくなりました。妻の職場から家まで車で約40分かかります。普段、家ではあまり話をしないので、この時間帯が大事な夫婦の会話の時間です。


2007年09月24日

収穫の秋も終盤

 生活相談と取材・原稿書きの一日でした。9月の3連休の2度目。平場での稲刈りは大規模農家を除いてほぼ終わったようです。昨日ときょうはコンバインを洗ったり、ごみを取ったりしている光景をいくつか見ました。こうした光景に出会うと、収穫の秋も終盤だなと思います。山間部の農家で稲刈りの状況を聞いたら、今年はカモシカにやられたという言葉が返ってきました。獣害は昨年より広がりつつあります。米価下落問題はどこの農家も深刻に受けとめていますね。

 自治体研究社の『山村集落再生の可能性』の原稿書きの方も終盤です。本当は明日が締め切りですが、上越市の集落調査に関する追加分については、もう少し待ってもらえることになりました。あと一日書けば何とかなるでしょう。ただ、今週の議会の日程の中でいつその時間をとるかが問題です。明日の総務常任委員会の時か、それとも夜、少しずつ書くか。どちらを選択するにせよ、パソコンとのにらめっこはしばらく続きます。


2007年09月19日

春日山駅の近くでハサがけイネ

 妻が日中、車を使うというので、朝、妻の勤務先から高田駅まで久しぶりに歩きました。午前8時47分の電車で市役所まで行こうというわけです。急ぎ足で駅まで歩くと、電車は15分遅れ。とたんに、汗が噴出してきました。電車からは普段見ることのできない風景が目に入り、満足しました。特に春日山駅の近くで、ハサ掛けのイネがあるのにはびっくりでした。電車が止まってくれれば、デジカメでいい写真が撮れたのに残念です。

 きょうは、建設企業常任委員会3日目。一日中審議を傍聴しました。中越沖地震の後だけに、地震関係の説明や質問がはじまると、どうしても注目します。一般会計補正予算で木造住宅耐震診断支援事業では25件分の診断支援費用が追加されました。1件あたり5万円の補助です。これで足りるのかなと思うのですが、まだ個人住宅の耐震化を求める意識が低いのかも知れません。

 本城議員が水道事業会計決算で、「(決算の)数字で見ると石綿管更新計画よりも3キロメートルくらい前倒しになってあったと思われるが、今後も18年度決算を上回るペースでやっていけるか」と問い、新井議員も水道事業会計補正予算審議で「断水が長期化した柏崎市での経験からも学び、水道のブロック化などが必要ではないか」と質問していました。こうした質問を聞きながら、ガス・水道というライフラインの耐震化についてもっと勉強しなければと思いました。


2007年09月18日

昨日の続き。中学時代の友人と尾神岳で遊ぶ

 昨日のことで書き忘れたことがあります。中学時代の友人が東京からやってきたので、約3時間、尾神岳で楽しいひと時を過ごしたことです。この友人とは、毎年、お盆に一緒の時間をつくるのですが、必ず尾神岳に登っておしゃべりをして楽しんでいます。今回は見晴らし荘でソバを食べ、報尽碑、パラグライダーのスタート地点、大出口泉水周辺を散策しました。

 今回、彼はお連れ合いと一緒。それに地元の同級生も。修繕工事が終わったばかりの報尽碑を初めて訪れた同級生夫婦は、明治16年3月12日の雪崩事故に深い関心を示し、碑に手を合わせました。帰りに、雪崩の現場ではツリフネソウとジャコウソウが美しい花を咲かせていたので、お連れ合いにツリフネソウを一輪プレゼントしたところ、それから野の花が次々と目に入ったようです。ツリガネニンジンも少し咲いていました。ミズヒキ、キンミズヒキ、ゲンノショウコもたくさんあったので、東京へ持って行って植えたいと、こいでいました。最後にキツリフネを見つけた時は、みんな大喜びでした。尾神岳へ行くと、どうしても野の花三昧となってしまいます。

 パラグライダーの基地では感動的な場面に出会いました。ひとりの青年がパラグライダースクールの山本校長と一緒に初飛行する様子(画像)を見ることができたのです。吹上げてくる風が強くなってくるのを待って、迷わず「走れ!」という号令の中、スッと飛び立って行きました。私のすぐそばにいた若い女性と小さな子どもがその様子をうれしそうに見ていたので、「いまのは、お父さん?」と尋ねたら、「そうなんです」。「初めての飛行なんでしょ?」と続けたら、「はい!」。若い夫婦と子どもは高田からやってきたのだそうです。

 きょうはうれしいことが1つありました。地元の上越タイムス紙に高田ロータリーアクトクラブのみなさんが「郷土本を図書館に寄贈」という記事が載っていて、その写真の中に私の『春よ来い』(同時代社)の姿も見えたのです。ありがたいですね。さて市議会は、建設企業常任委員会2日目でした。この委員会は、「本城委員会」という言葉があるほど本城文夫議員の発言が多いのが特徴の1つです。これまでの委員会で市側がどういう答弁をしてきたかをふまえて、住宅問題などで次々質問を繰り出す。私の場合、ややもすると、過去に何を質問してきたかを忘れて質問をしてしまうケースがあるだけに、勉強になります。きょうは、若手の渡邉、松野議員も地元問題を中心に発言をしていました。


2007年09月13日

コシヒカリと米山

 きょうは予定を変更して吉川区にとどまり、『山里再生』(自治体研究社より刊行予定)の原稿書きに精を出しました。400字詰原稿用紙で換算すれば10数枚は書いたことになるでしょう。私の場合、ひたすら書き続けるためにはコーヒーが必要です。朝から晩までに6杯くらいは飲んだのではないかな。書いてみて思ったのは、記録の大切さです。「消えた集落」という章で半入沢のことを書いたのですが、「町政レポート」で記録しておいたおかげで、19年前の悲劇(火事など)についてありありと思い出すことができ、原稿にすることができました。第一稿提出締め切りまであと1日。今晩どれだけ書けるかで間に合うかどうかが決まります。
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 原稿書きの途中、気分転換をしました。デジカメを持って、吉川区、柿崎区内を30分ほどまわったのです。少しもやがかかっていたので、風景写真はいまひとつという感じでしたが、風景は昼間いる時でないと撮ることができません。尾神岳や米山の写真を何枚か撮りました。稲刈りの方は五百万石、コシイブキが終わって、コシヒカリの刈り取りに入る直前です。田んぼで実った稲がとてもきれいでしたので、「コシヒカリと米山」などのセットで写真を撮りました。このうちの1枚を掲載します。これは柿崎区上直海の田んぼで撮ったものです。きょうは、この他にシロバナサクラタデの花も写真に撮ることができました。これは、いつ見ても美しい。


2007年09月10日

同じ3日目でも

 きょうは文教経済委員会3日目。これが3日連続で行われるか、間に休みが入るかは質問に影響を与えます。連続した時はどうしても疲れが出てしまいます。今回は間に土日が入った。そのおかげで、すっきりした気分で質問ができました。もっとも、いい質問になるかどうかは、どれだけ質問を準備してきたかで基本的に決まります。

 農林水産部関係の議案で注目した1つは、担い手農地集積高度化促進事業分担金徴収条例です。同事業は地域で策定した面的集積促進プランに基づき、一定の要件を満たす農用地の面的集積をした団体に対して交付金を出すものです。稲作が盛んな自治体はすべて取り組むものと思っていたら、県内では、現在、上越市など7つの市町村だけでした。しかも、昨年12月までに同じように面的集積をやった団体とのバランスを考慮して交付金を受ける団体から分担金を徴収するのは上越市が最初ということです。こうした情報はきょうの委員会まで知りませんでした。新たな事業に取り組む場合は、他の市町村の取り組みについても調べておく、その必要性を改めて感じた議案でした。

 産業観光部関係の決算。商工会への補助金見直し問題、観光ホームページのあり方、佐渡汽船小木直江津航路をめぐって質問や注文をしました。観光ホームページについては、私のHPをどう充実させるかを考えている時だけに強い関心がありました。昨日、久々に見た上越観光コンベンション協会のHPや市の観光HPについて感じたことを率直に語り、充実を求めました。上越市観光の魅力をクローズアップすること、ライブの導入、訪れたお客さんの感動を紹介するなど、いくつかの提案は、ぜひ検討していただきたいものです。

 委員会が終わったら午後6時を過ぎていました。9月も半ばになり、陽が早く沈みます。暗い帰り道、車の窓ガラスを閉めておいてもアオマツムシの大合唱が聞こえてきます。季節のギヤチェンジはすっかり終わったようですね。


 


2007年08月31日

季節の変わり目か

 8月もきょうで終わり。きょうの日中は雨が何度も降り、肌寒さを感じました。それでいながら、雨が上がるとミンミンゼミが鳴く。夏から秋へと変わろうとしているんですね。こういうのを季節の変わり目というのでしょうか。夜もずいぶん涼しくなりました。このつぎにクーラーのスイッチを入れるのは、来年になるのかも知れません。窓の外では虫たちが鳴いています。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達でフル回転でした。左手親指を固定しているものですから、「どうしなったね」と声をかけられます。皆さんから、「早く治してくんない」「体に気をつけて」と何回言われたことか。このように心配してもらえるのはとてもうれしく思います。

 明日、明後日と自治体学校(横浜市で開催)で勉強してきます。地方制度改革、議会改革など、いまのうちにしっかり学んでおきたいのです。知っている研究者、議員仲間と再会できるのも楽しみです。パソコンを持って行きませんので、この日記は休みます。

 市政レポート1310号アップしました。ご笑覧ください。


2007年08月26日

セミから虫へ

 わが家の周りには林がありますので、ハルゼミからはじまってミンミンまでずっと楽しめます。きょうは、ミンミンゼミの鳴き声が賑やかな日でした。このミンミンもそろそろ終盤になってきました。数日前からは、夜になると虫たちの鳴き声が聞こえるようになってきました。セミから虫へ。昆虫たちの大合唱がはじまると、いよいよ、穫り入れのシーズンです。

 きょうは朝から、「しんぶん赤旗」の配達、市政レポート配布、生活相談、焼肉の集いと続きました。頸城区の焼肉の集いは相変わらず元気がいい。炭火で焼いた肉、タマネギ、秋刀魚、トウモロコシなどをたっぷりご馳走になりました。昨日と2日連続で飲んではいけないと自粛し、きょうはウーロン茶だけにしておきました。

 これなら夜はだいぶ原稿書きできるなと思っていたのですが、テレビで藤沢周平の「蝉しぐれ」をやっていたので、つい観てしまいました。人間の心の動きと蝉の鳴き声がマッチしていたように思います。最後の方のヒグラシのカナカナという鳴き声がなんともいえませんでしたね。


小さな町の幸せ通信