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川谷冬まつりとサイの神と

 久しぶりにブルが出動しました。本格的な雪となったのは午前10時頃からです。空から雪がどんどん落ちてきて、あたりは暗くなりました。車を走行するにはライトが必要になるほどでした。そんな中を川谷地区へと車を進めました。11時開会の川谷冬まつりに参加するためです。
 川谷冬まつりに参加するのはこれで4回目ですが、会場の体育館に入って、あれっと思いました。昨年よりも地元の人が少ないのです。シズエさんは関東へ行っているし、基さんは亡くなっている。林のとうちゃんも来ていない。高齢化が一段と進んで体力が落ちたことなどから参加できない人が増えてきているのです。
 それでも今回も祭りは盛り上がりました。伝統の餅つきは三本づきです。三人でトントントンとつく音が体育館に響きました(音声はこちらをクリックしてください)。参加者の中で今年も大活躍だったのは法政大学の学生さんやOBの人たちです。準備から会場設営、その他、来賓のお茶出しまで手伝い、地元参加者の減った分を十分補ってくれました。うれしかったのは、学生の山岸さんが法政大学総長からもらったという表彰状を披露してくれたことです(画像)。同じ大学の堀内さんとともに表彰してもらったのは、川谷地区の一軒一軒を訪ねてまとめた論文だそうです。この披露の際、パッと立って二人の仕事をほめたのは木浦市長でした。市長が「こういうことこそ、地元の新聞に書いてほしい。また、ここへ帰ってきてもらいたい」とのべると、みんなニコニコでした。
 冬まつりは三部構成。餅つきと祝賀会のあとは雪上運動会、そしてサイの神と続きました。私は探し物競争でお茶と缶ビールをゲットしました。サイの神は今年も大きなものができ、記念撮影(画像)をしました。きょうは風もなく、点火したあとはゆっくりとまっすぐに燃え上がってくれました。
 私は川谷地区のサイの神に点火後まもなく、地元・代石町内会のサイの神へと急ぎました。こちらは午後3時が点火でした。昨年秋に刈り取ったカヤはわが家の牛舎内にしまってあったので、よく乾いています。勢いがあって、とてもいい燃え方をしてくれました。ボンボンという竹の割れる音もよく出ましたね(音声はこちらをクリックしてください)。みんなで酒を飲み、餅やスルメを焼いて楽しみました(画像)。最後は燃えカスで恒例となった墨塗りです。私の顔も真っ黒くされてしまいました。でもこれで、今年は健康でいられるでしょう。


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2009年01月11日 23:35に投稿されたページです。

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