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上越市の「介護労働実態調査」まとまる

 一般質問で介護労働者問題をとりあげ、市長から「介護労働安定センターが実施されました実態調査項目を参考にしながら、介護保険法で指定された市内の介護サービス事業所を対象とした実態調査の実施について前向きに検討させていただきたい」と約束してもらったのは一昨年の12月議会でした。その調査結果報告がきょうの厚生常任委員会でありました。
 事業者の調査対象は77事業者、労働者調査の対象は96事業所の288人。介護職員の正社員で離職した人の勤務年数は、「採用後1年未満」が31.9%、「採用後1年以上3年未満」が45.7%。介護労働者の平均月収は18万8500円でした。「仕事の内容のわりに賃金が低い」と回答した人は全国平均よりも10%ほど高い58.2%にもなりました。
 馬場介護保険課長が調査結果の概要について報告しましたが、財団法人介護労働安定センターによる全国調査の結果との比較数値が言われるたびに傍聴している議員席から「ウワーッ」という声があがりました。馬場課長は、「調査結果を分析して取りくむべき課題を整理していきたい」としています。調査結果は市政レポート等でお知らせしますので、しばらくお待ちください。


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2009年03月10日 23:20に投稿されたページです。

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