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連休中に読みたい本

 2冊の本をこのほど入手しました。1冊は『赤倉ホテルのおばあちゃん』(古海法雲著・法藏館)、もう1冊は『山からの伝言』(最上一平著・新日本出版社)です。
 2冊とも今回の連休中に読みたいと思っていたのですが、古海さんの本は一気に読了しました。古海さんは先日の「宗教人と日本共産党との懇談会」の呼びかけ人のひとりです。壇づとめにこられた専徳寺の住職から、「古海さんは多方面で活躍されていて、上越では有名人ですよ」という話もお聴きしていました。あるところでこの本を見かけ、パラパラとめくり始めたところ、吉川区尾神岳(おかみだけ)の麓で明治16年3月に発生した雪崩事故のことが書かれていたのでびっくり。買い求めてすぐに読み始めました。伊藤ショウという一人の女性の歩みを通じて浄土真宗の教えについてわかりやすく書いてあるだけでなく、上越市や妙高市のいくつかのお寺が登場してきて、親鸞上陸の地であるこの上越がぐっと身近に感じられるようになりました。
 最上一平の本は『ぬくい山のきつね』(新日本出版社)が私が出合った最初の本です。私と心の波長がピタリ合う児童文学作家だと知り、新刊を楽しみにしていました。『山からの伝言』は今年の3月に出たばかりの本です。私が少年時代に経験した小正月などの行事や遊びが次々と出てきます。小正月の「成る木ぜめ」(柿や栗など実の成る木をナタなどで傷をつけ、いっぱい実をつけるよう祈る行事)など山形県でもあったんですね。まだ半分くらいしか読んでいませんが、先を越されたなと思いました。じつは私も同じようなことを子供向けの本にしたいと思っていたからです。じっくり読んで、私なりに伝えたいこととどこまで重なっているのか、探ってみたいと思っています。
 きょうは憲法記念日、党地区委員会の大型宣伝カーを借りて、上野公悦議員とともに頸城区、吉川区で街宣活動をしました。「憲法を守れ、暮らしに生かそう」と訴えましたが、田畑で働く人たちが次々と大きくてをふってくださるので、元気が出ます。


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概要

2009年05月03日 23:50に投稿されたページです。

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