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下見

 妻と一緒に大島区、さらに十日町市松之山温泉へと出かけてきました。大島区は板山です。昨日、相模原市から従兄がわが家にやってきて、母を励ましていってくれました。そのお礼として母が竹の子の煮物を作ったとかで、それを従兄の実家まで届けに行きました。幸い従兄夫婦がいて、楽しいおしゃべりをしてきました。従兄からは少年時代にわが家まで柿もぎに来て、「柿を背負って帰ろうとしたが、真っ暗になってしまい、たいへんだった。その当時の歩いたルートを知りたい」という話がありました。私もそうですが、少年時代の思い出は探りたくなるものなのでしょうか。板山の伯母は山の根曲がり竹の子の皮むきをしていました(画像)。とても元気でいいやんべです。
 
 松之山は下見です。じつは、柏崎の義父を温泉に招待し、温泉付きの部屋に泊まってもらおうという話を妻のキョウダイなどとしています。「普通の温泉では体力的に無理だから、宿泊する部屋に温泉風呂があるといいね」ということになり、調べたところ、松之山温泉にそういう部屋があることが分かりました。
 
 きょうは松之山温泉の駐車場に車を止め、そのホテルに行きました。ちょうどお客さんが帰って部屋の掃除をする時間帯でしたが、女将さんが気持ちよく案内してくださいました。インターネットで調べた時に感じた以上に落ち着いていて、くつろげるいい部屋だと思いました。部屋には露天風呂がついていて、そこからは芽吹いて間もない木々が見え、小さな川の流れもあります。小鳥たちの声も聞こえてきました。これなら満足してもらえるでしょう。
 
 連休中とあって、きょうは温泉も食堂もいっぱいでした。お昼を大山温泉でと思っていたのですが、ここも満席でした。結局、お昼過ぎにわが家に帰って食事をし、テレビを楽しみました。映画、「おしゃれ泥棒」は初めて観ました。衛星放送は時々いい番組をみせてくれますね。

 そうだ。ひとつ書き忘れました。きょうの「しんぶん赤旗」日刊紙の「本と話題」欄に学生時代からの友人、弁護士の毛利正道著『平和的生存権と生存権が繋がる日 イラク派兵違憲判決から』(合同出版。1500円)が載っていました。「憲法を学ぶ」と題して取り上がられた何冊かの中でトップで紹介されています。そこでは、同書について、「同判決(昨年4月、名古屋高等裁判所が、自衛隊のイラク派兵を憲法違反と断じた判決)の画期的意義を力強く解き明かします。政府見解にもとづいて違憲性を認定したことが、政府に衝撃を与えていること。平和的生存権について、裁判所に法的措置を請求できる「具体的権利性」をもつ場合があるとしたことが、今後の運動に大きな力となること…。弁護士としての裁判経験にもとづいた説明は説得力があります」と高く評価されています。毛利弁護士のこれまでの本もそうですが、切り口の良さと多くの講演できたえた分かりやすさがこの本でも発揮されています。まだお読みでない方はぜひお求めください。


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概要

2009年05月04日 23:46に投稿されたページです。

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