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上流域と下流域に住む者が手を取り合って集会

 昨日は風呂に入ってそのまま寝てしまいました。寝ていた時間は8時間以上。通常、5時間から6時間の睡眠なのに、よく寝たものです。

 昨日は中学校の創立30周年記念運動会に参加した後、10数人の市議とともに長野県信濃町で開かれた「信濃町・上越地域合同産廃処分場反対集会」に出てきました。

 関川の上流付近で民間業者が計画している廃棄物最終処分場の問題は、信濃町が山形大学の川辺教授に依頼した地質調査結果が出て以降、反対運動がいままで以上に高まってきています。昨日の集会は、上越地域農業水産団体連絡協議会と信濃町産廃処分場対策連絡協議会が共催したものです。これまで別々に運動してきたものがひとつの流れになり、関川の上流域の人たちと下流域の人たちが心を一つにして反対集会を開催したのです。9月5日は歴史に残る日となりました。

 代表者挨拶の中で上越地域農業水産団体連絡協議会の太田会長は、「先日の山口県の鉄砲水のような災害が発生すれば下流域に汚染物質が流れていくことは必至。我々は将来に禍根を残す負の遺産をつくりたくない」とのべました。また、地元信濃町の松木町長は、「私自身も体に新潟の血が50%流れている。万が一、最終処分場の土地が崩れた場合、新潟のコメにも魚にも影響を与えることになる。そうならないよう、上流域の責任を果たしていく」(画像)と決意を語りました。

 集会には300人近い人たちが参加しましたが、報道陣も大勢でした。現地調査でお世話になった信濃町の人たちを探したのですが、残念ながら再会はなりませんでした。そのかわり、吉川区から参加した3人の人たちと会うことができました。遠い場所で、同郷の人たちと会うのはいいものです。


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2009年09月06日 11:55に投稿されたページです。

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