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送別

 年をとり、一人では住めなくなった。それで遠くへ嫁いでいる子どものところで世話になることになった。子どもの頃から仲良くお付き合いをさせてもらっていたHさんが、そう言って挨拶にこられたのは、つい先だってのことでした。そのHさんが出発するのは明後日とのこと。きょうは、まずHさんのところへ行ってきました。そしたら、知り合いの人が4人もきていて、みんなでお茶飲みをしました。みんな、しばらくは会えないだろうと思っているんですね。
 午後からは妻の実家へ行きました。中学時代の同級会があるというので妻を送り、ついでに骨休みをしてきました。軽トラに乗っていたので、ちょっぴり義父の仕事の手伝いをして、あとはゆっくり本を読みました。連休中に読みたい本は2冊、1つは岸本葉子のエッセイ集、もう1冊は奥村宏の『判断力』。何とか読了できそうです。ところで、義父は予定した以上に仕事ができたと大喜びでした。年をとると、「婿殿」や孫が顔を見せるだけでもうれしいようです。まして、自分の仕事を手伝ってもらえるとなれば……「最高の気分」なのでしょう。
 「春よ来い」第16回に「ウド」を掲載しました。また「春に咲く野の花」に「ヤブジラミ」を追加しました。ご覧ください。


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2004年05月02日 00:00に投稿されたページです。

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