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1時間26分の間に小泉首相は何をしていたか

 日が照っていなくても暑い、そう思った一日でした。午前の厚生常任委員協議会、午後の月例議員定例会を除き、ずっと外で日曜版配達をしましたが、タオルを手放すことができませんでした。でも、やはりお盆が過ぎたのですね。さすがに夜の気温は低くなりました。それに虫たちの鳴き声が耳に入るようになりました。じっと耳を澄ませば、3種類くらいの鳴き声が聞こえます。
 さて、きょうは日本共産党の総選挙全国決起集会でした。党中央委員会での集会を全国の党組織が衛星テレビでみて、総決起する。新しい型の決起集会です。夕方の6時半から2時間半、志位委員長、不破議長の報告を聞きました。会場となった地区委員会事務所には50人を超える仲間たちが駆けつけていました。衛星テレビを使って、中央委員会総会などの様子を事務所でみることは、これまでも何回かやられてきましたが、こんなに集まったのは初めてということです。かくいう私も事務所で衛星テレビをみるのは初めてでした。会場にはスイカとナシが用意されていました。仲間と一緒に生中継をみるというのはなかなかいいものですね。
 選挙を左右するのは何といっても論戦です。きょうの決起集会では、志位委員長が郵政問題、「小泉改革」、庶民大増税、憲法の4つにしぼって総選挙の政治論戦について語りました。委員長も話していましたが、今回ほど日本共産党と他党の違いが目に見える選挙はありません。訴えやすいと思いました。不破議長の報告では戦後政治史の中で小泉政治を検証し、新しい政治の展望を明らかにしました。自民党が創立されて今年で丁度50年なのだそうですが、最も深刻な危機を迎えているのが今です。自民党政治の行き詰まりがどこまできているのか、くっきり浮かび上がった報告でした。
 不破議長の話は、いつも心に残るものがあります。きょうも、「近隣と信頼関係を結べない国は遠い国とも関係を持てない」とか、「小泉首相はよく『官から民へ』と言うが、この民は民間大企業の『民』だ」「マニフェストという言葉を遡るとマルクスの『共産党宣言』にたどり着く」などといった話になるほどと感心しました。びっくりしたのは、衆議院を解散した8日の話でした。解散したのは午後7時4分、小泉首相が解散後初めて記者会見したのが同日の午後8時30分でした。この1時間26分の間に首相は何をしていたか。ホテル・ニューオータニで財界幹部と夕飯を食べながら総選挙支援の相談をしていたというのです。小泉首相の正体、ここにあり。
 「春よ来い」第56回をアップしました。今回は「夏まつり」です。ご覧ください。


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概要

2005年08月19日 00:00に投稿されたページです。

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