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初の全員協議会

 忙しい一日でした。午前中は臨時議会、全員協議会、消防事務組合の会議と連続しました。このうち、全員協議会は増員選挙後初めてでした。最近になって新幹線駅地区土地区画整理事業区域内で遺跡が見つかりましたが、それについての説明と今後の見通しについて報告がありました。遺跡名は釜蓋(かまぶた)遺跡といいます。弥生時代後期から古墳時代前期にかけて存続したとみられる環濠(かんごう)集落の遺跡で、国指定に値する貴重なものだとのことでした。
 この場所については昨日、須坂市からの帰り道に見学してきました。南方を望むと、すぐそばに吹上遺跡があり、その南西には斐太遺跡もあります。山があって、谷に流れる川が扇状地を形成し、その場やさらに下った平地に、農地やいまの集落があります。重要な遺跡が次々と出たことになりますが、きょうの説明を聞いて、いまから約2000年前、この地に人たちがどんな暮らしをしていたのか知りたくなりました。
 午後からは市政レポートを作成し、日曜版配達に出ました。レポートには、2年前に民主商工会などの働きかけでスタートした小規模修繕契約登録制度について書きました。市が発注する50万以下の小さな工事を中小業者の皆さんからもやってもらういい制度です。吉川区内の登録は今年からですが、登録者名を見ると、登録していない大工さんなどの職人さんの顔が浮かびました。この制度の周知が十分なされていないのか、関心がないのか、あるいは、改善すべき点があるのか気になります。
 夜の囲む会では、「吉川だけでなく、大出口川も増水し、堤防越えすれすれまでいった、河川内の泥上げをしっかりやってほしい」という発言があり、この問題をどう解決したらいいのか、活発な意見交換をしました。「災害が発生しないと行政は動かないのではないか」という不信の声もありました。小苗代と下中条間の街灯設置についても、強く要望されました。子どもだけでなく、大人でも不審者に声をかけられた事例がある危険ヶ所だ、との指摘がありました。朝の私からのメールで、この場所については総合事務所の担当がすでに動き始めていますので、今後の動きに注目したいと思います。


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概要

2005年11月11日 00:00に投稿されたページです。

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