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仔牛1頭出荷

 数日前、農協の営農担当者から連絡があり、「昨年生まれた仔牛、そろそろ市へ出した方がいいですよ」と言われました。議会で牛のことはエサをくれる、糞を出すくらいしか考えていなかったので、いつ出すかについては全く頭の中にありませんでした。この仔牛は昨年5月生まれ、この「見てある記」でも何度か紹介した牛です。生まれても母牛からおっぱいを飲ませてもらえず、父が初乳で作ったヨーグルト、粉ミルクで育てました。何とか生き続けてくれ、ホッとしているところへ今度は水害、牛舎から避難させる事態になりました。その牛が10ヵ月になったのです。肉付きはいまいちですが、明日の市でいくらになるか、気になるところです。
 この牛を育てたのは父ですので、出荷する前に父に一声かけました。「仔牛、きょう出すよ。見ないでいいかね」そう言ったら、「おお、いい」。もっと切ながると思っていましたが、あっさりと了解してくれました。父の頭にあるのは、この冬、牛舎で転倒した時に、この牛にのぼられて痛い目にあったことらしいのです。「もうひとつ(仔牛)は人なつこいでもな。出すのはでっけ方だろ?」この言葉で父の思いはだいたい分かりました。きょう、家畜商が大きい方の仔牛をもっていたことで、わが家の牛の頭数は3頭になりました。残りの牛も徐々に出し、数ヵ月後には完全に牛飼いをやめる予定です。
 さて、きょうは午前に近くの山でユキワリソウを見に行きました。落ち葉の下からスッと茎が出て、ピンク、シロ、紫の3色の花を咲かせていました。この花は毎年、数回は見に行きますが、最初に訪ねた時は、咲いているかどうかドキドキします。そして花と再会できた時の喜び、最高です。午後からは「くびき野地域問題研究会」主催の講演会でした。講演は、元高田高校教諭の高野武男さんによる「高田平野における活断層」、ながおか自治体研究所理事長・元県庁林政課課長・関裕吉さんによる「中越大地震から何を学ぶか」の2本。災害にたいする関心は高く、きょうも50人を超える人たちが集まっていました。


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2006年03月26日 00:00に投稿されたページです。

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