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総務常任委員協議会

 きょうは議会役職改選前の「最後の」総務常任委員協議会でした。カッコをつけたのは、22日の臨時市議会までに、総務常任委員会に関係する何かがあれば開催される可能性があるからです。今回は、市の総合交通計画基本計画(案)、市役所分庁舎問題、高田駅前マンションの1、2階フロア購入に関しての協議がおこなわれました。
 一番熱の入った協議がされたのは、市の総合交通計画基本計画(案)についてでした。この計画では、合併して大きな市域となったなかで、市民の移動をどう確保するかが基本的な課題です。今回は中間報告ということでしたが、「郊外に住む者にとっては、公共施設、病院などを結ぶ交通網が重要になってくるが、いまのバス路線とはズレがある」「市の政策はさまよっている。自動車やめてバスに乗れと言ってもなかなかそうはならない。移動できない人をどう支えていくのかなど目線をしっかりつくり、どうしてもこれだけはということに限定した計画にすべきだ」などの意見が相次ぎました。
 注目された分庁舎整備についてでしたが、こちらの方は、財政の角度や庁舎機能の分散化などの視点から活発な展開となった前回の議論がかなり行政に影響を与えたようです。市としての今後の考え方については、「既存施設の有効活用を図り、現時点においては新たな分庁舎整備を行わない。今後、具体的に必要となってくる各種機能の拡充にあたっては、議会と協議しながら進めていく」と報告がありました。落着くべきところに落着いた感じがします。
 午後からは党議員団会議がありました。その後、にいがた県民教育研究所の方々が市役所にこられ、「子どもの安全をどう守るか」をテーマにした調査活動をされたので、ご一緒させていただきました。新潟日報などでも報じられた大町小学校の安全マップづくりについて、学校教育課長とともに、現場の先生が丁寧に説明してくださいました。危険箇所は「入りやすくて、見えにくい」など、子どもたちが実際に取り組んできた事例報告はとても分かりやすく、新鮮でした。


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概要

2006年05月10日 00:00に投稿されたページです。

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