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県内初の福祉有償運送、吉川区でスタート

 きょうはいろいろありました。きょうもかな。まずはNPO法人よしかわたすけあいのニュースから。同法人の事務所で午前、「福祉有償運送認証」の報告会及び走行式が行なわれました。私も、議会でこの問題をとりあげた経過もあって、来賓として招かれました。新潟県内で福祉有償運送認証書が出た第1号ということで、きょうはマスコミ関係者がずいぶんたくさん来ていましたね。上越市全域を福祉有償運送の特区にするという当初の方針から言えば物足りなく感ずる人もあるかもしれませんが、福祉車両でない乗用車などを使って要介護者などを低料金で運ぶNPO法人の取り組みを一部とはいえ可能にしたのは貴重な第一歩です。その第一歩を踏み出したところが吉川区のNPO法人であることをうれしく思います。よしかわたすけあいが福祉有償運送で対象とする人は53人。これから1ヶ月ほどの間に市内の5つのNPO法人も続くはずです。走行式では、「福祉有償運送車両」というステッカーを貼った車がスタートした時、涙を浮かべていたお年寄りが何人もいました。
 午後からは党議員団会議でした。党県委員会では、党創立記念日の15日からの3日間を集中行動期間に設定しましたが、宣伝と党勢拡大でどうがんばるか、佐渡汽船の小木直江津航路問題にどう対応するか、自治基本問題特別委員会にどう臨むかなどを話し合いました。このうち小木直江津航路問題については、上越市議団だけで方針を決めるのはいかがなものかということになり、県委員会とも相談した結果、佐渡市など関係議員団や党県委員会とも一緒になって、今月の18日に協議することになりました。
 議員団会議が終わってからは夕方まで、議員控え室で1冊の本を読み始めました。きょう、全国の書店に並ぶと宣伝されていた『こちら北国、山の中』(三上亜希子著、小学館)です。この本は、私が毎日訪問しているブログの1つ、「農家の嫁の事件簿」の中から日記、イラストなどを精選してまとめたもの。よしかわたすけあいの式が終わってから市役所に行く途中、本屋に立ち寄り購入してきました。三上さんのブログは、初めて見た時に一目ぼれしてしまいました。農家の暮らしや作業のひとコマひとコマを新鮮な目で見ていて、文章も読み手のところに気持ちよく、スッと伝わってくるのです。私も長年牛を飼っていたので、本に出てくる仔牛の誕生秘話や救命牛舎24時、サイロ詰め作業などの話はいろいろ思い出すところがあって、胸が熱くなりました。本当に良く観察してあり、文もイラストも写真も最高。おそらく、今晩のうちに読み終わってしまうでしょう。
 夜は党支部会議。同じ時間帯に、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」(上越市高田編第2回)が放映されることもあって、同番組のビデオをとってもらい、会議終了後に観ました。今回のゲストである噺家の昇太さんが、中学生時代に会ったという市内の思い出の女性は誰かと思ったら、何と土橋防災局長の妹さんでした。土橋局長と同じく、やさしさが顔ににじみ出ている素敵な女性でした。きょうの放送では、旧清水市との交流が子どもたちの心にしっかり残っていて、カップル誕生にもつながったケースもあることが明らかになりました。姉妹都市などとの交流の基本は人間と人間の心の交流です。今回の放送では、そのことを改めて確認できました。


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2006年07月03日 00:00に投稿されたページです。

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