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常任委員会で「意見交換の時間」設定

 ごく当たり前のことが市議会でひとつ実現しました。昨日の市議会総務常任委員会の場で「委員間の意見交換」の時間が設定されて、各委員が自分の意見を率直に出し合ったのです。今回、意見交換が行われたのは高田の西城スポーツ広場の売却をめぐってのもの。財務部では「不用財産」のひとつとして西城スポーツ広場の約半分の面積(2600㎡)を売却する方針を打ち出しましたが、審査の中では「高田の魂のある場所」「大きな銀杏の木は400年くらいの樹齢ではないか。歴史的にみても非常に価値がある場所であり、保存の必要がある」「市民の声を聞いていないのはおかしい」などと異論が続出しました。それで、栗田英明委員長は「意見交換の時間」をとることを提案、そして委員の合意のもとに約20分間、委員が意見を出し合いました。私は、「市が所有する財産のなかでこの物件が『不用財産』の扱いをされていること自体に抵抗感がある。市民の声をもっと聴くべきだ」とのべました。
 じつは先日、総務常任委員会のメンバーが集まって、委員会審査のあり方について話し合いを行っていたのです。そこでは、委員会改革の一環として「意見交換の時間」を設けることが委員長から提案されました。その場では、いろいろと意見は出ましたが、案件によってはそういう時間をとることについてほぼ合意ができていました。昨日、委員長が改めて委員の確認をとり、その時間が初めて実現されることになったというわけです。これまで委員会はもっぱら行政当局に質問するだけでした。たまに請願審査で質問が出て、委員同士でやりとりすることはありましたが。だから、昨日は上越市議会の歴史に残る日となりました。
 ところで、昨日は夜8時過ぎから強風が吹き荒れ、交通機関などに大きな影響を与えました。わが家では妻が職場の仲間との懇親会に参加していて、電車で帰る予定でしたが、強風のため直江津駅から動けず、私が車で迎えに行くことになりました。杉の葉や小枝が飛ぶなかで、ハンドルがとられそうになるほどの強風は久しぶりでした。昨晩、家に戻ったのは11時前。委員会審査と夜のバタバタですっかり疲れはて、この日記も書かずにバタンキュウでした。


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2009年03月14日 08:50に投稿されたページです。

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