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Kさんの葬儀/小林古径内覧会/子育て支援データ

 きょうは4日に亡くなったKさんの葬儀でした。どこでもそうですが、葬儀に参列された顔ぶれを見て、初めて知ることがあります。Kさんは日農の活動を一生懸命やってこられた方ですが、活動仲間だと思っていた人が親戚でもあった、こんな「新事実」を発見しました。私とKさんとの付き合いは農業委員をご一緒させてもらったことが始まりでした。時々、ご自宅も訪れるようになり、花のことや竹細工のことなども教えてもらったものです。野草であるトウキやダイモンジソウの開花時期はKさんの庭にあるものでいつも判断していました。このホームページでは「竹細工を楽しむ夫婦」で登場してもらっています。Kさん、ありがとうございました。
 午後からは、小林古径記念美術館で明日から9月3日まで開かれる企画展「古径と模写…古典絵画との対話」の内覧会に出席しました。学芸員から今回の企画について説明してもらいましたが、古径のようなすぐれた画家もしっかり模写をやって作品を制作していることがよくわかりました。模写は集中力を要するもので、古径は、本を読むような感覚で古典絵画と対話しながら技術を会得していったとのこと。興味深かったのは、古径作品のひとつ、竹取物語の夜這については、源氏物語絵巻の夕霧が嫉妬している場面の構図のとり方などが影響を与えているという話でした。きょうの内覧会では、遅くまで残っていたら、村山陽さんや小林新二さんの解説も聴くことができました。幸運でした。
 夜は吉川区地域協議会の傍聴でした。子育て支援の協議の場では、合併前の14市町村が取り組んでいた次世代育成支援に関するニーズ調査の旧吉川町データが公開されました。すでに新上越市ではこうしたデータを活用して次世代育成支援計画をたてていますが、個別の旧町村分のデータを見るのは初めてでした。子どもが病気で保育所を休んだ時にどうしたかという質問に、「父親または母親が仕事を休んだ」と答えた人が58%もいる。町に対して充実を図ってほしい子育て支援はとの質問には、「保育所にかかわる費用負担の軽減」が61%でトップ、2番目は子連れでも出かけやすく楽しめる場所」が58%。先日、元教員の方から、子どもの遊び場の確保について注文されましたが、この問題でもちゃんと調査データがありました。「雨の日に遊べる場所がない」66%、「近くに遊び場がない」45%、なるほどと思いましたね。協議会では、今晩明らかにされたデータをもとに各委員が問題提起をして次回も議論していくということでした。


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2006年07月06日 00:00に投稿されたページです。

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