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妻の実家へ

 そこまでやらないだろうという思いがありました。首相が8月15日に靖国神社を参拝することです。国内世論は反対、中国、韓国などの反発も必至で、日本外交の今後のことを考えたら取り返しのつかないマイナスになる。それでもやるんだから普通の感覚ではありません。「いつやっても批判するんだから」と記者のインタビューに平然と答える小泉首相の様子を見ながら、なぜかもうひとりの政治家の顔が浮かびました。北朝鮮の金正日総書記です。きょうの朝からのテレビ報道を見ながら、日本の戦後は終わっていないどころか、危ない方向へ突き進もうとしていることを感じました。
 きょうは親戚の挨拶回りでした。吉川区内で4軒回った後、妻とともに柿崎区の峠を越えて妻の実家へ出かけてきました。海岸沿いの国道が混んでいるので、お盆には、この山道をいつも利用してきました。きょうは例年よりもたくさんの乗用車とすれちがいましたが、この県道の草刈りがほとんどやられていないのにはびっくりでした。道に草がはみ出し、危険がいっぱい。こんなのは結婚してから初めてです。財政危機下の泉田県政の一端を見た思いがしました。県民のいのち・安全対策を後回しにして野球場建設を優先する県政は改めてほしいものです。
 妻の実家には川崎市に住む義姉夫婦とその子どもなども来ていて、久しぶりに再会しました。きょうは35度近い猛烈な暑さだったこともあり、ビールがうまかったですね。妻の実家では、ある新聞を読みました。じつはお盆前に、吉川区内の戦争体験に興味を示していたマスコミ関係者がいました。その人は吉川町時代に教育委員会が編集して出版した「戦争体験集」に関心を持っていて、体験談を書いた何人かを取材していました。その関係の記事が載っていないかと思ったのです。残念ながら、さかのぼっての確認はできませんでした。一日中、いやなニュースが流れる中、救いだったのは峠から柏崎方面を見たときの美しい景色です。田んぼの稲が黄色くなりはじめ、青空には力強い白雲がある。いつか「私の好きな風景」に載せたいと思います。


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概要

2006年08月15日 00:00に投稿されたページです。

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